s*mile!

徒然なるささやかな日常

出雲旅行-出西窯編

2009-06-16 12:37:01 | travel
叔父が生前、酒の呑み方でお世話になった
出西窯さんへ行ってきました。
敷地の片隅に分骨していただいているので
そこにお参りをするためです。

かなり長い事伺ってなかったので
途中道に迷ったりしながら到着。
作業場等を案内して頂きながら
叔父の話を色々聞かせて頂く。

(作業場で眠る猫。ふわふわだけど足は粘土だらけ)

登り窯もみせてもらう。
すげーおおきい!なんじゃーこりゃー!
と大興奮の妻と妹。
窯の番号が旧漢字なのも素敵(写真)

その後、売り場へ移動して
お茶をいただきながら更に思い出話。
セルフなんですが、使われている器は
もちろんすべて出西窯のもの…素敵…。


叔父の話を聞くのは不思議な感じ。
父が高校生の頃亡くなってしまったので
会ったことも写真を見た事もないのに
話だけはたくさん聞いていて
会ったことあるような気がしちゃう。
生きていたら一緒にお酒飲みたい!
人が言うには、父は叔父に似ているらしい。
…うん、酒好きなんだね☆
(付則:顔とか雰囲気とか似てるそうです)

しこたまお話を伺った後は
わくわくしながらのお買い物!
建物内に溢れるうつわの数々。
テンション上がる妻と妹。

(ずらりっ!)

お目当てはもちろん土瓶!
小さい頃から、お茶は出西釜さんの
丸紋で淹れていたので、
他の土瓶は考えられないっ!!
結婚してからずっと欲しくて、
でもちゃんと自分の目で選びたかったので、
よ~うやく念願叶っての購入となりました。

土瓶は草色の珍しい色目のもの。
この色は毎年、外から注文があって
いくつか焼いて余った物が店頭に並ぶとか。
なので数がすごく少ないそうで
ラッキーな出会いでした。
揃いの湯飲みもあったので即決。
あと白い片口は最後の一つだったのと
大きさがちょうどよかったので。
お皿は、お土産に。と、くださったもの。
すっごく使い勝手の良い器です。
ありがとうございました。大事にします!

(戦利品披露!)


出雲旅行-出雲探索編

2009-06-15 13:29:54 | travel
早朝出発し、いざ出雲へ。
メンバーは両親、妹夫婦、妻。
えー…夫は今回も仕事のため留守番です。

道中の色々は携帯日記で見ていたくとして
出雲に着くなり、出雲そばを求めて
出雲大社方面へ走る一行。
出雲大社の駐車場に車を入れ、
なんとなくここでいいか。
とテキトーに店に入るテキトーな一行。
割子そば3種をいただく。美味。

(美味しかった…)

腹ごなしに出雲大社へお参りへ(写真)
現在、出雲大社の本殿は改修中(平成の大遷宮)で
すっぽりと建物に覆われていて見れず。
平成25年には終了するそうなので、
また…その時にでも…(´;ω;`)

この後、真の目的地である
出西窯さんへ向かいましたが
そのお話は別記事で。

その真の目的地でホテルの話になり
○○ホテルに泊まるんですよ~と父が言ったら
一瞬凍り付く出西窯の方々。
「駅前に新しいホテルあるのに…」
「まだディープなトコロをお選びに…」
なんだか不安になる事を口々に仰る。
え、ちょwww大丈夫なんすかwww
と不安になりながらホテルに着いてみると、
数年前に改装したらしく、超きれいで一同安堵。
各自一休みして、夕飯を食べるために
予約しておいたお寿司屋さんへ向かう。

父と妹が前日にHPを見て、
一目で決めた、というので
理由を聞いてみたら
「『当店のおすすめ』の所に
 料理長の顔写真が掲載されていて
 それが超いい笑顔だったから。」

という訳分からん理由だった。
や、ちょっと分かる気がするけど…。

店に入って料理長みて納得。
すげーいい笑顔で、すげーいいキャラだった。
お料理も美味しくて満足でした!

(江戸前寿司でしたよ)

近くのバーを出西窯さんから紹介されたのですが
お休みなのか時間が早かったのか閉まっていたので
昔来た時に立ち寄ったスナック…?おでん屋…?
よくわかんないけど、西出釜のうつわを使って
お料理をだしてくれるお店へ。
そして、どういう流れかよく分からないけど
常連さんがカラオケを歌い出したら
酔っぱらった母の闘争本能に火がついて
何故か妻が歌うハメに。
「うちの子だって負けてないわよッッ!!」
って、お母さん、意味が分かりません。
そして何故か妹まで闘争本能に火がついて
「お姉ちゃんが歌わなくて誰が歌うのッッッ!!」
妹よ…別に姉でなくてもいいのでは…?

…アンタらさすがA型同士ですね。
スイッチの入る場所がよく似てらっしゃる…。
こうなった二人には勝てるはずもなく、
姉は静かにマイクを握った次第です。
その間、父は常連さんと酒を酌み交わし
義弟は気配を消しておでんをつついていました。

良い具合に素敵に酔っぱらった両親を店に残し
支払いを済ませ、子供らは一足先にホテルに戻る。
一応、女将さんにホテルの場所と、
携帯番号を伝えて、両親の事をお願いする。

その後、さらに酔っぱらった母が
華麗にホテルに舞い戻り、
「あの常連さんさーいい人!!
 いい娘さんですねーとか言ってくれて。
 うふっ、そうでしょーって言ってやったわよ!」
とべらべらと喋りながらテキトーに着替えて
ばったりとベッドに倒れ込んで高いびき。

今日も幸せそうでなによりです…( ´-`)


翌日は二日酔いにもならず元気な母の希望で
県立古代出雲博物館へ。
(むしろ私が二日酔い。ビールは合わないわー…)
熱弁を振るう母から、イマイチ良さが伝わらないが
とにもかくにも博物館へ向かう。
いつもそうなんですが、母が旅先で薦める場所は
思いがけずよい場所が多いんですね(北海道でもあった)
行くまで一行は不安に満ちているのですが
中にはいると「おおー!」と驚き
出る頃には「良かったですなぁ」と
満足してそこを後にするのです。
今回も例に漏れず、非常に面白い場所でした。
これは本当にオススメなので是非っ!!

(出雲大社境内遺跡出土の宇豆柱)