
2024年4月16日(火)
建設中のダムを見てみたいと思っていたのだが、もたもたしているうちに堤体盛立も表面遮水壁打設もほぼ終わって 来年3月完成らしい。
6月から試験湛水開始とのことなので、ぎりぎり OK(?) そんなことで やって来たのが利根川水系南摩川に建設中の「南摩ダム」。
堤高86.5m/堤頂長359mの ちょっと珍しいコンクリート表面遮水壁型ロックフィルダムです。


思川開発事業(南摩ダム)について
思川開発事業は、思川の支川南摩川に南摩ダムを建設し、洪水調節を行うとともに、思川支川の黒川、大芦川と南摩ダムを導水路で結び、
水を融通しつつ効率的に水資源開発を行う事業です。
現在、令和6年度の完成へ向け、独立行政法人水資源機構による思川開発事業関連の工事が進められています。
朝6時に家を出て、圏央道から東北自動車道と乗り 継ぎ南摩ダムの工事現場に着いたのが8時30分ごろ。
だいたいのダムは 番地の付かない山の中のことが多く、さらに建設中の場合 古いナビでは 目的地が設定できません。
そこで Googleマップのお世話になり、「上南摩自治公民館」を目的地として設定。迷うことなく辿り着くことが出来ました。
めでたし、めでたし。




早速 ダム展望台の駐車場に入ろうとすると、警備員さんが ✖ のジャスチャー。なんじゃっと思い話を伺うと、展望台は9時からとのこと。
それならばと、上流へ向かい時間調整。これはこれで、採石場やら導水路(?)の工事現場などが見れて面白かったです。


そして、展望台からの眺めは ↓↓↓ こんな感じ。 ここが水に沈むのかと思うと感無量です。完成したらもう一度来なきゃ。






もちろん、下流側へもまわってみたのですが、工事中で堤体へは近づけません。
なんとか 洪水吐とロックフィルの一部が確認できたので "良し" としましょう。 ダム下が どのように整備されるのかも楽しみです。


一通りの見学で ほぼ満足。思川開発建設所で記念のダムカード頂き...


次の目的「川俣ダム」へ。 でも、これが、2時間近く掛けてやって来たのに冬季閉鎖中。 これには参りました。

明日は 冬季閉鎖が解除されるとの お話でしたが、どうしよう(?)


では、では、
< 栃木県でダムめぐり(②鬼怒川上流4ダム)へ続く... >



6月からは試験湛水が始まりますが、自己流域が少ないため場合によってはサーチャージに到達するのに相当の時間がかかるのでは?という見方もあります。
湛水開始前には空っぽの湖面を見学できるイベントも用意されているようです。
見学会で 工事現場をまじかに見ると、さらにスケール感が違ってきたりするのでしょうね(?)
ただ、南摩川の小ささには ちょっと驚きです。つい ♪春の小川は さらさらいくよ... と口ずさんでしまうぐらい。
黒川や大芦川から導水するようですが、はたして ほんとうにダムが必要なのか少々疑問だったりしますけど。
当然SiphonTVについても水資源の監修を受けての公開です。
一方で、その他内部見学については参加者全員への関与は物理的に困難です。
そこで現場内の写真は一般公開禁止という条件での見学会になっています。
水資源とすれば、詳細を知りたい方は水資源が発信する各種情報を見るか、SiphonTVを見てほしいということなんでしょう。
話が変わりますが、私も7期からマイスターに任命していただき月一ペースでミニ見学会をやっています。
来週26日GW前の金曜になりますが、ダム部に投稿した新宮川ダムの内部見学を予約しています。
ここは構内完全立ち禁でダム下から見学でいるのみです。
まだ全面越流が続いてる中での見学です。
もしご興味があるならフェイスブックのメッセンジャーで結構なのでご一報ください。
これからも 的外れな質問をするかもしれませんが、よろしくお願い致します。