2020年9月21日(日)
明け方は寒くて、シュラフの上にジャケットを掛けて寝ました。 久々に温度計を出してみると7℃!
人吉の標高が高いからなのか 季節が進んだのか? なんだか ずいぶん長い間 放浪をしている気分になってしまいました。
まずは、昨日偵察した段搭林道へ。 当然、道に間違うこともなく8時ちょっと過ぎには林道突入。
最初は、汗をかかない爽やかなフラットダートだったのだが、情報通り5~6km地点から小規模な崩落が出現。
2ヶ所まではクリアーしたが、バイクが通った痕跡がまったくなく この先の状況も分からないので、ここで撤退。
そして、R221のループ橋付近で見つけた梶原林道から段搭林道を目指すことに。
この林道も最初は汗をかかない爽やかな雰囲気で、方向的にも崩落していた箇所の先に出そうな感じです。
しか~し、同じく5~6km先の峠を越えた辺りから夏草に覆われたガレガレの道へ変貌し、段搭林道へと繋がらると思われる道は通行止。
この道、最近 誰も入っていないのかと思っていたら、このロープを張るために人が来てたんですね。
残念というより、正直な話し ホットしてしまいました。
それならばと、分岐を逆方向へ数km進むと、突然場違いな立派な舗装道へぶち当たり、その先には不気味な門が!
もしや怪しげな新興宗教の本部? と近づくと 大きな警報音がなり「立ち入り禁止です」とスピーカーから大きな声。
とりあえず写真を撮ろうとカメラにてをやると、今度は「撮影禁止です」とのこと。
どこから見てるの(?) 手元まで分かるってことは、かなり高性能な監視カメラを使っている模様。
これは、新興宗教の本部よりヤバそうなので、すぐに退散。
< そんなことで写真はありません >
この舗装道路を少し下ると、防衛省(海上自衛隊)の設備であることの立て看板があり、やっと状況を理解。
2013年版ツーリングマップルには この施設のことは載っていなくて驚きました。
興味がある方は「えびの送信所」で検索してみてください。 こんなヤバそうな門が突然現れたら驚くでしょう。
ちなみに、Wikipediaによると ここは潜水艦向け超長波(VLF)の送信所で海上自衛隊の施設とのこと。
アンテナ支柱は高さ約160mから約270mの4基2列の計8基で、アンテナワイヤーの長さは日本最大。 って、超長波通信施設は ここだけらしいので当然ですけどね。
ちなみに、潜水艦との通信にVLFを使う理由は 海面下数十mなら電波が届くから。 でも、潜水艦側から送信することは出来ないらしい。
< よかとこ九州☆林道物見遊山2020秋(⑦クルソン林道)へ続く... >
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