桃色のハートビーム

先日シウの両親、弟、妹、そしてその家族がシウの住む田舎に来た。
ってことを何度も書いているんだけど・・・

妹のとこの末っ子、
３歳の女子。

同じ敷地内に住んでいる
一族の帝王であるおじい様に
唯一命令できる存在として、
お姫様のように家族に君臨している。
（マジ、性格強いんだよね。）

ところが最近幼児教室に行っていて、
そこでは先生が大好きなものだから
なかなか良い子にしているらしい。

そんな幼児教室で姪が教わってきたこと。

黒いハートと
桃色のハート。

意地悪したり、悪口言ったりすると
人の心は黒い色になってしまう。
逆に優しい気持ちをもったり、
良い事をすると、
桃色のハートになるっていう話しらしい。

ということで
彼女に
「桃色のハートビームやって！」
と言うと、
びっくりするような無理やりな作り笑顔を見せる。
本当に無理やりなんだよね。
反対に
「黒いハートビームは？」
と言うと、
ものすごいしかめっ面を見せてくれるの。
こっちは通常仕様って感じなんだけど。

遊びに行った公園でも
暗い草むらみたいな所を指差して
「あそこにも悪者が隠れているから、
　桃色のハートビームをあびせてやっつけるんだ！」
って言うと、マジでやるんだよ。

それを面白がって嫌がられるほどやらせていたシウ。
なんだか今でも目に焼きついてしまっているほど
可愛らしい姪なんでした。


そりゃそうと、
飲んだくれの男チーム（シウ弟、シウ妹夫、シウ彼）は
夕食会の後、
オネーチャンの居る店にそそくさとお出かけして行ったよ。

ある意味
心の中を桃色でいっぱいにして。