THANK YOU SO MUCH
★we were on a break★
「そして父になる」

物語後半で、さして意味もなく、福山さんがギターを持ちます。
これはファンに向けてのサービスショット?
それと、先行上映の時だけなのかもしれないですが、冒頭、カンヌ映画祭で賞賛を浴びている映像を見せられます。
あれは興ざめ。
これから始まる映画が“名作”だと押しつけがましいし、美しく着飾った俳優としての姿をまず見せられると、これから始まる映画のリアリティがだいぶ失われます。
これはフジの手口か?
以下、ネタバレ。
私が思っていたのとはまったく違う展開でした。
というのも、6年間育てたのだから、もう子どもは交換せずとも良いのでは?と思ったから。
二組の両親で二人の子どもに関わって行く、そんな育て方で良いのではと思う。
“血”だとかなんだとか、今さら?って気もするし。
結局親目線だから“交換”なんていう選択肢が当然みたいになってしまうんだろうな。
それと、マンネリ感を感じたのは、父親の在り方。
リリー父は子どもにとって良い父、仕事人間の福山父は子どもにとって悪い父、みたいな描かれ方。
確かに子どもが小さいうちはリリー父は良いかもしれないけど、
子どもはいつまでも一緒に凧を上げてればいい“子ども”じゃない。
成長の過程では福山父のような父を必要とする時もあるだろう。
とはいえ、“父になる”というタイトルは、
福山父が初めて、幼い息子の側に立って物事を考えられたという点について、
それでこそ“父親”である、という思いが込められているのかも。
全般に福山父は父としてダメで未熟、のような描き方がおかしいよね。
仕事を頑張る父というのは長らく“日本の父”であったのに。
と思っていたら、がんばる父の性格は息子に受け継がれていた、という展開が良かった。
福山父に育てられた男の子の方がおっとりしていて弱いようだけど、
結局はリリー父に育てられた腕白君よりも心は頑張る子だったのか・・・というところが感動でした。
育ての親に似るんだな~としみじみ。
なんとなく違和感を感じた部分が多くて、今一つ入れ込めなかったけど、
俳優たちの演技はとても良かったです。
特に子役。それぞれにけな気でかわいらしかった。
リリー家の子が福山似で福山家の子が真木よう子似なんだけど
福山家の子がリリー似の子役だったら面白かったかも。
「俺に似てない・・・」って、
そりゃそうだろうとも。
そういえば、デス妻でも子どもの交換、ありましたね~。
なんの考える余地も無く、そのまま同じ子を育て続ける、という設定でした。
移民の問題が無ければ、お互いに行き来する、っていう感じだったよね。
日米で“常識”が正反対なんでしょうか。
だいたい突然一人っ子になるのも、
突然3人兄弟の長男になるのも
子どもにとってはしんどいはず。
シウは3人姉弟妹の一番上だったので
小さい頃には常に「一人っ子だったら良かったのに・・・」と思ったりしてましたけど。
でもそういう思いをするという経験も、兄弟がいてこそかもね。
どちらにも良い点悪い点はあります。
これはファンに向けてのサービスショット?
それと、先行上映の時だけなのかもしれないですが、冒頭、カンヌ映画祭で賞賛を浴びている映像を見せられます。
あれは興ざめ。
これから始まる映画が“名作”だと押しつけがましいし、美しく着飾った俳優としての姿をまず見せられると、これから始まる映画のリアリティがだいぶ失われます。
これはフジの手口か?
以下、ネタバレ。
私が思っていたのとはまったく違う展開でした。
というのも、6年間育てたのだから、もう子どもは交換せずとも良いのでは?と思ったから。
二組の両親で二人の子どもに関わって行く、そんな育て方で良いのではと思う。
“血”だとかなんだとか、今さら?って気もするし。
結局親目線だから“交換”なんていう選択肢が当然みたいになってしまうんだろうな。
それと、マンネリ感を感じたのは、父親の在り方。
リリー父は子どもにとって良い父、仕事人間の福山父は子どもにとって悪い父、みたいな描かれ方。
確かに子どもが小さいうちはリリー父は良いかもしれないけど、
子どもはいつまでも一緒に凧を上げてればいい“子ども”じゃない。
成長の過程では福山父のような父を必要とする時もあるだろう。
とはいえ、“父になる”というタイトルは、
福山父が初めて、幼い息子の側に立って物事を考えられたという点について、
それでこそ“父親”である、という思いが込められているのかも。
全般に福山父は父としてダメで未熟、のような描き方がおかしいよね。
仕事を頑張る父というのは長らく“日本の父”であったのに。
と思っていたら、がんばる父の性格は息子に受け継がれていた、という展開が良かった。
福山父に育てられた男の子の方がおっとりしていて弱いようだけど、
結局はリリー父に育てられた腕白君よりも心は頑張る子だったのか・・・というところが感動でした。
育ての親に似るんだな~としみじみ。
なんとなく違和感を感じた部分が多くて、今一つ入れ込めなかったけど、
俳優たちの演技はとても良かったです。
特に子役。それぞれにけな気でかわいらしかった。
リリー家の子が福山似で福山家の子が真木よう子似なんだけど
福山家の子がリリー似の子役だったら面白かったかも。
「俺に似てない・・・」って、
そりゃそうだろうとも。
そういえば、デス妻でも子どもの交換、ありましたね~。
なんの考える余地も無く、そのまま同じ子を育て続ける、という設定でした。
移民の問題が無ければ、お互いに行き来する、っていう感じだったよね。
日米で“常識”が正反対なんでしょうか。
だいたい突然一人っ子になるのも、
突然3人兄弟の長男になるのも
子どもにとってはしんどいはず。
シウは3人姉弟妹の一番上だったので
小さい頃には常に「一人っ子だったら良かったのに・・・」と思ったりしてましたけど。
でもそういう思いをするという経験も、兄弟がいてこそかもね。
どちらにも良い点悪い点はあります。
コメント ( 2 )
« 「欲望のバー... | 「エリジウム」 » |
これは、私、見ちゃったら素直に感動しちゃいました。
この答えの出ない問題提起の形
台詞が自然に心にしみる進行
久しぶりに映画を見たせいか
妙に良かったです。
って、来年、初孫が生まれるそんな時期だったからかも。
気になる場所が人によって違うだろうし、
“参加型”というのか・・・。
最後まで決着を曖昧にする感じがヨーロッパでは好まれるかもしれないですね。