「エリジウム」

第9地区が面白かったから
「エリジウム」楽しみにしてた。

マット・デイモンとジョディ・フォスターという
超ドＡ級の俳優をどんなふうに使うのかと。

感想は、
第9地区を
ちょっと大作っぽくしちゃったというか。
結局はＢ級の香りプンプンの
“大作”だったな～。

考えてみれば
「第9地区」のこともそう覚えているわけではないシウ。
（ＤＶＤ持ってるんだから見ればいいじゃん。）

全編観客を煙に巻く感じ。

悪役と思いきや、どうなの？って感じになって
凶悪と思った人があっけなく・・・。
マックスがそこまで“生”にこだわったのはなぜなのか・・・
しかしその割にあっさり・・だし。
そこにもう少し意味づけが無いと
やっぱり観客は納得いかない。

テーマは地球ラブ、なんだろうか。
スラムと化した地球だけど
遠くエリジウムから見ると美しいまま。
スラムの描き方はさすがにすごくて
本当にこんな所に生きているのは嫌だなと落ち着かなくさせる。

監督、
スラムを好き放題描きたかったのかな～。
スラムを描くのにハマっているんだろうか。

エリジウムの住人の顔にレリーフみたいなのがあったのが気になった。
その点もほったらかしだけど。
ただし、
最近長すぎなのでは？っていう作品が多いから
この位乱暴に展開していくのも良いかな。


車が日本車っぽいと思っていたら、ＧＴ－Ｒだったのね。