

*キャンバス、油彩
*作品サイズ:17,8×13,8cm
*額サイズ:37,2×33,5cm
☆抽象画の可能性を、独自の視点・手法で
模索し表現し続けた、津高和一の油彩画
です。
平成7年、阪神・淡路大震災にて被災、
西宮の住居が倒壊し、惜しくも亡くなりましたが、
直前まで、大好きな多数の猫に囲まれながら、
制作に励んでおられたそうです。
この作品は小品ながら、画家が多用した
黒・赤・青色と〇・△・□を組み合わせて
おり、津高ワールドのエッセンスが凝縮
していると言えます。
画家の他の作品もそうですが、抽象画としては
非常に分かりやすく、明快なメッセージを
感じる事ができます。それは海と山に囲まれた、
風光明媚で先進的な地・西宮で生まれ育ったことも
少なからず起因しているでしょう。