湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

クッキー「セツコ」とゴールドなパンフ:映画『マザーウォーター』

2010-11-08 23:23:42 | 本/映画/音楽/番組
先週、映画『マザーウォーター』を観にいった。

バタバタした日常をふりきるように出かけたのだけれど
背中にバタバタをひきずっていたのか、ついてびっくり、
上映中の作品名に『マザーウォーター』が、ない。

おどろいて確認してみると
なるほど確かに、上映館は違う映画館だった。
あわてて本来の上映館へ移動する。

さいわい、映画の前に軽食でもと早めにでていたので、
上映には間にあった。ただ、もはや軽食をとっている余裕はなし。
でもでもでも、フードスタイリストに飯島奈美さんをかかえ
食を大事にする『かもめ食堂』チームの映画を空腹で観るなんて、無謀すぎる。

ポップコーンつまみながら『マザーウォーター』っていうのも、どうよ?
とは思うけれど背に腹はかえられぬ、せめてビールはエビスにしよう…。

と、すこし無念も噛みしめつつビールを選んでいると、脇に
マザーウォータークッキーなる特大クッキーが並んでいた。
みれば、飯島奈美さんプリゼンツ、らしい。

もちろん、ポップコーン改め、こちらをセレクト。
映画の登場人物にあわせ3種類、かたちも味も材料も異なるので
みていて楽しい。

おからいりの「ハツミ」クッキーに惹かれたけれど
今回はビールと一緒だから、チーズ味の「セツコ」クッキーにしてみる。



このクッキーとビールのおかげで
空腹でつらい思いをすることもなく、心ゆくまで映画を堪能できた。
食べる暇もなく駆けつける観客へのこまやかな配慮に愛を感じて
なんだかちょっと、嬉しい。

ところで、『マザーウォーター』は
映画本編はいうまでもなく、パンフレットも、かなりすごい。



うえの写真はあいにくピンボケだけど、実際はまばゆいゴールドだし、
表紙をひらけば、



映画のメインコピーが、水の流れに添うようにさりげなくも、ピリリ。
写真家・田尾沙織さんによるスチール写真の数々も
ひかりが実にきれいで、印象的。

『マザーウォーター』の撮影はすべて、
実際に営業している京都のお店をかりて行われたと聞く。
パンフレットには、それらのお店をふくむ撮影場所の紹介あり、
書きおろしのテーマソングを歌っておられる大貫妙子さんと
音楽を担当された金子隆博さんのインタビューあり、
英語字幕の台本までありと、盛りだくさんの豪華版。



ぜひ、ご自分の目でお確かめください。
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