中国電力と海上保安庁がヒドイ。
危ないから航法指導をすると、海保は
台船に抗議中の祝島の船の船長を巡視船に呼びつけた。
威を借るように、今日の中国電力は
「航路をどきなさい、妨害するな」と輪をかけて乱暴。
「私たちの生活を妨害しないでください。
28年じゃまだ足りませんか。
帰ってください。もう来ないでください」
目の前の田ノ浦に中電が計画する上関(かみのせき)原発を
計画浮上から28年ものあいだ拒みつづけ、
漁業補償金の受けとりも拒否した祝島の島人のひとりはそう叫んだ。
(今日の現場の状況は以下のUstreamから視聴可能:
http://www.ustream.tv/channel/kaminoseki-umi
ちなみに、
(中電の)台船=作業船=作業台船=光洋号=第三光洋号。
黒色のゴムボートは海上保安庁の船)
海保がかかげる「安全確保」は確かに大事だ。
だが、「台船は航行中です、航路に入らないで」と
祝島側ばかりに言うのはいかがなものか。
海上保安官のひとりによれば
疑問や苦情や抗議は海上保安本部へ言ってくれ、
とのこと。
おかしいと思ったことには
モノをいわないと、
「株式会社日本」がこの奇跡の海を、
ひいてはそれに生かされている存在たる私たちを、
壊すにまかせる結果となってしまう。
それに甘んじることは、
この国がいつかきた道をくりかえすことにつながる
と思うのは杞憂だろうか。
よかったら、ぜひあなたも、声を届けてください。
第六管区海上保安本部 ご意見・お問い合わせ先:
http://www.kaiho.mlit.go.jp/06kanku/introduction/access/index.html
082-251-5111 FAX:082-251-5224
海上保安本部 意見・質問先:
http://www.kaiho.mlit.go.jp/shitugi/index.html
03-3591-6361(代表)
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