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『導火線/FLASH POINT』

2025-06-02 17:35:32 | 映画
『導火線/FLASH POINT』 2007年、香港、1時間27分。を観た。
中国への香港返還前夜の1997年。香港警察マー刑事は犯罪人逮捕のための数々の暴力行為が問題視され警察音楽隊へ異動させられる。音楽隊での活動も熱心に行っていたマー刑事に兼ねてから追っていたベトナム人移民三兄弟逮捕の絶好の機会が訪れ現場復帰を命じられる。

シネマート新宿にて。近々日本での上映権利が切れるとの事で取り敢えず最終上映になるみたい。
思えば製作された2007年から3年か4年経ってから日本ではディスク化されて、全く知らない作品だったけどたまたまレンタル店の新作コーナーで見かけてたまたま借りて観たのが初めてだった。その後都内では今は無きシネマート六本木で劇場公開を果たして劇場公開作品となり、取り敢えずの最終上映はシネマート新宿にて。音響にこだわりの有るシネマート新宿ならではなのかクライマックスでの音圧がビシビシと来た。

今やドニーさんの数ある代表作の内の一本にまでなったのではないだろうか。それに加えて『トワイライト・ウォーリアーズ/九龍城砦』で新たなファン激増のルイス・クーの出演作品という事でも注目を集めている様で8割近く埋まっていたと思われる客席には女性客が多かった。本作のルイス・クーの不死身っぷりは恐らく有る『トワイライト・ウォーリアーズ』の続編でももしかしてと思わせる。香港映画ならもしかしてが実際に起こりそうだし。気功の人も。

クライマックスの激闘を観るために本作を観ていると言える。警察署内でのドニーさんとルイス・クーのやり取りも面白くて良かったけど、そういう所を観るともう少しソフトな香港版『あぶない刑事』になった可能性も有ったのかなあと思うがドニーさんの怒りのハードアクション全開を突き進む。
銃撃戦からタイマン勝負へと続くアクションシーンはやはり見応えが有る。銃撃戦ではマー刑事はたまたまだけどライフルを手に取るが、たぶん映画内とかにおいてライフルはスナイプの場面で一撃必中として使われる事が多いんじゃないだろうか。マシンガンは数撃ちゃ当たるみたいな感じでショットガンもそこまで狙いは正確な感じはしなくて、ハンドガンも遠距離での正確さという点ではライフルには及ばずといった感じ。動き回るアクションも込みでの銃撃戦でライフルはなかなか選ばれないと思うがそれを敢えて手に取らせてライフルならではの銃撃シーンのカッコ良さをを見せてくれる。
追記、軍隊モノだとライフルをメインとして使われるか。追記終わり。
ドニーさんとコリン・チョウのタイマン勝負は質、量(時間)共に最高。これでもかという位に見せてくれて(実際には3分とかそれくらいなのかも)、それでいて質は全く落ちない。始まりから既に凄いのにそこからどんどん上がっていく。


映画館に置いてあったチラシ

入場特典のチラシ

製作20周年で7月に上映される『SPL/狼よ静かに死ね』のチラシ

今月リバイバル公開『殺しの分け前/ポイント・ブランク』のチラシ

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