
『ブロークン』
“THE BROKEN” (2008・イギリス=フランス) 1h28
製作・監督・脚本 : ショーン・エリス
出演 : レナ・へディ、リチャード・ジェンキンス、メルヴィル・プポー、アシエル・ニューマン、ミシェル・ダンカン
鏡の中から何者かがやってくる。
結末について激しくネタバレしています。
長編映画デビュー作の『フローズン・タイム』が予想外に面白かったショーン・エリス監督の新作。
デビュー作やデビューして間もなくの1作だけが面白い。という監督さんが数多くいる中でショーン・エリス監督はどうだろう?とやや心配気味に観ました。
思わせぶりな上に思わせぶりを被せる演出。その思わせぶりをラストまで引っ張る。
映像はカッコイイのですが、あまりに思わせぶりすぎて90分を切る短い映画ながら途中で集中力が切れそうになりました。
事の真相にはやっとという感じでたどり着きますが、その真相はなかなか面白かった。
鏡の中の何者かの侵略は静かに、しかし確実に進行ていたのだった。
というSFホラーな真相。
問題なのはそれだけしかない事。
何者かの正体や目的が分からない。SFホラーとしては有りだと思いますが、それらを描かず結末に持っていくまで伸ばしに伸ばし引っ張りに引っ張りますから思わせぶりだけが目に付いてしまう。
恐らく30分ぐらいの短編でコンパクトにまとめたらかなり面白い話しだと思います。
メルヴィル・プポー。
プポー。
その名前がやけに印象に残っている役者さん。
出演作は多分『キッドナッパー』ぐらいしか観ていません。
リチャード・ジェンキンス。
「ジェンキンスさん」と、さん付けで呼びたくなってしまいますが、あの御方とは何の血縁関係も無いはず。
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残念ながらDVDスルーのこの映画ではジョン・C・ライリーのお父さん役だそうです。