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X-MEN:フューチャー&パスト

2014-07-21 20:35:01 | 英数字の映画

X-Men:Days of Future Past

『X-MEN:フューチャー&パスト』
"X-MEN: DAYS OF FUTURE PAST" (2014・アメリカ・2h12)
製作・監督 : ブライアン・シンガー
出演 : ヒュー・ジャックマン、ジェニファー・ローレンス、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ニコラス・ホルト、ピーター・ディンクレイジ






ミュータント、人類の滅亡が迫っている世界。その原因は過去に有った。滅亡の危機から脱するためには過去を変えるしかなかった。



本編が始まる前、20世紀フォックスのファンファーレの最後が変わっていたように思えたけどあれはX-MEN仕様という事なのだろうか。



過去の作品ではエロチックな役割を担った脇キャラに過ぎなかったミスティークをオスカー女優であるジェニファー・ローレンスが演じている事も有ってもっと話の中心に関わってくる最重要キャラクターにしたいという思惑を感じた。
エンドロールのおまけ映像が今回は全く意味不明だったけど、あれもミスティークに関係する事だったりするのか。ミスティークの起源についての作品がスピンオフで作られるのかも。それとも『アメイジング・スパイダーマン2』の時みたいに全く関係のない映画の映像だったりするのだろうか。

ミスティークを重要キャラにするためには過去のシリーズが邪魔で、だけどリブートしてそのものを無かった事にする方法を取らず今回の過去を変えてしまうという荒業を使った。
それが過去の作品へのリスペクトへとつながり本作が感動作になったのはミラクルに近い気がする。

しかし今回の荒業で影響を一番受けるのは『ウルヴァリン』シリーズだったりするのではないかと思う。本作によってシリーズ2作品で描かれた大半の事は無い事になってしまったわけだし。そういう事では無いのか。よく分からない。
過去2作を無かった事にして3作目が新たに好きなように作れるので好都合だったりして。



ミュータントの新キャラの能力を表現する映像が『SPEC』の一十一(ニノマエジュウイチ)にそっくりだった。


WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~

2014-07-16 17:12:50 | 英数字の映画

WOOD JOB!~神去なあなあ日常~オリジナル・サウンドトラック

『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』
(2014・日本・1h56)
監督・脚本 : 矢口史靖
出演 : 染谷将太、長澤まさみ、伊藤英明、優香、光石研、西田尚美







大学進学に失敗し恋人にもフラれた若者は成り行き任せで林業に就職する。



これまでの矢口監督の作品は登場人物(主に主人公)と同じ目線で描かれていたように思うけど、本作では同じ目線で描かれる所も有りつつ、温かく見守る目線が有る気がしてそこがとても良かった。

祭りのクライマックスの強引さはこれまでと変わらずといった所で、その変わらない所が有るのも嬉しかった。

他に変わったのは主人公の名字が鈴木じゃない事と竹中直人さんが出演していない事。



優香ちゃんがありのままに夫婦生活を営んでいる主婦役。その直接的描写が無かったのが残念と言えば残念だがその事を妄想させるのもある意味エロい。


GF*BF

2014-07-16 17:06:11 | 英数字の映画


桂綸[金美]、張孝全、鳳小岳、張書豪主演ラブストーリー★お取り寄せ★リージョン3!!「DVD/女朋友。男朋友 GF*BF ※香港版」


『GF*BF』
"女朋友。男朋友』 (2012・台湾・1h45)
監督・脚本 : ヤン・ヤーチェ
出演 : グイ・ルンメイ、ジョセフ・チャン、リディア・ヴォーン








高校時代から30年間、女一人と男二人の関係はその時々によって変化する。



ネタバレ有。



30年間の台湾の歴史、社会情勢が背景にあり、そこらへんに詳しければ登場人物の心情がもっと理解できたのかもしれない。
あんまり理解できなかった。



一人には死が訪れるけどそこで感動を押し付けてこない分別がとても良かった。実は生きていたっていうのを期待したけどそれは無く。
物語としてはああいう場合やっぱり死なせなきゃいけないんだろうけど。


THE NEXT GENERATION パトレイバー/第2章

2014-07-07 20:27:02 | 英数字の映画

【チラシ2種付映画パンフレット】 『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第2章』 監督:押井守.出演:真野恵里菜.福士誠治.太田莉菜



『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第2章』
(2014・日本)
総監督 : 押井守
出演 : 真野恵里菜、福士誠治、太田莉菜、堀本能礼、田尻茂一、しおつかこうへい、千葉繁、筧利夫





『エピソード2 98式再起動せよ』 (0h48)
監督 : 辻本貴則
出演 : 岩松了
二足で自立する事すらままならない98式を上層部の思惑により5日後までに立ち上げなければならなくなった特車二課。

『エピソード3 鉄拳アキラ』 (0h48)
監督 : 湯浅弘章
出演 : 竹中直人、高橋名人
対戦格闘ゲームの猛者に惨敗を喫した明は勝つための極意を見極めるため猛特訓し再戦に臨む。



エピソード2の終わり方だとこの後に続くエピソードに無理が生じるけど、そこら辺の事はあまり深く考えない方がいいのだろう。

今までの所ではシリーズ全体としてはややまとまりが無いようにも思えるけど、一見バラバラなピースが最後の長編劇場版で一つの形にまとまったら面白い。

エピソード2、3とも様々な薀蓄や人生の教訓、社会の真実などが織り込まれていて押井作品っぽいなあと感じる。


8月の家族たち

2014-07-01 20:34:25 | 英数字の映画

August: Osage County

『8月の家族たち』
"AUGUST: OSAGE COUNTY" (2013・アメリカ・2h01)
監督 : ジョン・ウェルズ
出演 : メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ、ジュリエット・ルイス、ジュリアンヌ・ニコルソン、サム・シェパード






ある日突然家長が行方不明になった。それはその一家の崩壊の始まりだった。



ネタバレ有。



一家を含めた一族のほとんどが自己主張の強い人たちで。その様を終始見せつけられるのには腹立ってくるけど、映画を観終えて得るものは少なからず有った。
自己主張する事も大切ではあるけど、他人を思いやる気持ちとかも大切で。自己主張ばかりしていたら人間関係は悪くなって最後にはそのつけが自分自身に返ってくると。



多分あの一家の家族としての再生は無いんだろうと思う。寄れば互いを傷つけ合いそして最後には崩壊する宿命にある一家。
家長がいた事で危ういバランスを保っていたのかもしれないがその家長も決して聖人君子ではなかったという。
やっぱりどうあっても崩壊するのが宿命。


LIFE!

2014-05-22 20:19:32 | 英数字の映画

The Secret Life of Walter Mitty (Original Motion Picture Soundtrack)

『LIFE!』
"THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY” (2013・アメリカ・1h54)
製作・監督・出演 : ベン・スティラー
出演 : クリステン・ウィグ、ショーン・ペン、シャーリー・マクレーン、キャスリン・ハーン、アダム・スコット、パットン・オズワルド






引っ込み思案で妄想壁のある男が外の世界へと足を踏み出す。



コメディ、ロマンチックコメディとしては面白かった。ただ、本作が伝えたいメッセージは映画なんか観てないで現実の世界をもっと知ろうよ。という事だろうと思うが、それを映画で言っちゃうのが凄いと言うかダメなんじゃないかと思う。
もしかしたら作っている方は全く気付いていないのかも。いいこと言ってんなー俺ら。とか思ってんのかも。さすがズーランダー。

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ロマコメとして、主人公がヘリに飛び乗る前にヒロインがアコギ奏でながらの登場が素敵なシーンだった。



世界に出て大自然の中に身を委ねよう!と言いつつ、でもケータイは必需品。とする所がやっぱりハリウッド的なのか、ズーランダーなのか。

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ショーン・ペン監督作『イントゥ・ザ・ワイルド』では文明を拒否し自然の中で生きてゆく決意をした若者の姿が描かれていたけど、本作とはその結末が両極端と言っていいものだと思う。
そのショーン・ペンを本作にキャスティングしたのは何か意図があっての事なのだろうか。

しかし、ショーン・ペンしわくちゃだった。特殊メイク?



シャーリー・マクレーンは相変わらず可愛らしいおばあちゃんだった。



1分34秒に出てくる人がアル・パチーノに似てる。本人かと思ったけど本人ではないみたい。



LEGO(R)ムービー

2014-05-07 20:28:29 | 英数字の映画

Lego Movie

『LEGO(R)ムービー』
"THE LEGO MOVIE” (2014・アメリカ・1h40)
監督・原案・脚本 : フィル・ロード/クリストファー・ミラー  アニメーション共同監督 : クリス・マッケイ
声の出演 : クリス・プラット、ウィル・フェレル、エリザベス・バンクス、リーアム・ニーソン、モーガン・フリーマン






ブロック玩具映画。



ブロック玩具が画面を占めるのでなんだかガチャガチャしていて落ち着かなかった。3D効果も特に感じられず。
幼少時にブロック玩具で遊んだ記憶がないのでブロック玩具に何の思い入れも無く。高額なブロック玩具の無い家庭に育った我が身を呪うべきなのかもしれません。



ハン・ソロのキャラクターが出てきて、声はハリソン・フォードなのだろうか?と思ったけど別の人だった。

ウィル・フェレルがハリソン・フォードの物真似してる。似てる。


ケヴィン・スペイシーがアル・パチーノの目の前でアル・パチーノの物真似してる。似てる。
ケヴィン・スペイシーは他にもクリストファー・ウォーケンとか物真似レパートリーがたくさん有るみたい。


誰だか分からないけどニコラス・ケイジの物真似。めちゃくちゃ似てる。


RG&奴姉さんのバービーボーイズの物真似。面白い。



ROOM237

2014-02-20 21:26:54 | 英数字の映画


『ROOM237』
"ROOM 237” (2012・アメリカ・1h43)
監督 : ロドニー・アッシャー



スタンリー・キューブリック監督作品『シャイニング』には多くのメッセージが隠されていたとする人たちの主張。



『シャイニング』を事細かく深読みする人たちがその事について事細かく説明する。
レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画やエジプトのピラミッドなどにも多くのメッセージが秘められているという人たちがいて。『シャイニング』もまたそれらと並び立つほどの歴史に残る文化的遺産である。という事にしたいのかも。

『シャイニング』を何十回も観た人たちによる深読みなので、多分1回しか観ていなくて尚且つ内容もあまり憶えていない者にはついていける内容では無かった。途中でウトウトしてしまった。
せっかくだから『シャイニング』とセットで上映したらよかったのでは。

中にはエロ深読みも有ったが、あのエロ深読みは勿体ぶって映像をコマ送りで見せた結果がああいう事で馬鹿馬鹿しくて面白かった。

深読みメンバーの人たちが一切顔を見せないのが段々不気味に思えてくる。


BUDDHA2 手塚治虫のブッダ‐終わりなき旅‐

2014-02-20 21:21:22 | 英数字の映画


『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ‐終わりなき旅‐』
(2014・日本・1h25)
監督 : 小村敏明
声の出演 : 吉岡秀隆、吉永小百合、沢城みゆき、藤原啓治、松山ケンイチ、水樹奈々



シッダールタが悟りを開きブッダとなる。



ブッダの悟りとは人間の肯定のように思えた。どんな人間にもこの世に生まれてきた事には何らかの意味が有るよと。
その悟りを開くのにブッダに特別な能力が有ったからではなく、自分の目で見て感じた事によりその境地に達したとする所が胡散臭さを感じさせない。
そういう運命が定められていたという事ではあるが。

2500年前のお話しという所にも信じちゃってもいいのかなあと思える所なのかも。現代のブッダとか現代のイエス・キリストだとか言われると途端に胡散臭さしか感じない。
でも今、現代のブッダとか頑なに言い続けていたら2500年後には信じちゃう人もいるのかも。



『仁義なき戦い』システムで前作とは別の役を演じている方がいてちょっと混乱する。



エンドロールで主役の吉岡さんの名前が4番目だか5番目に出ていた。主役の名前を一番最初に出さないって失礼なような気がするが。そういう序列にこだわる事は無い。とか仏教の教えに有るんだろうか。有るのならそれは理にかなってる。

吉岡さん役に合ってて良かった。



3部作構想での奇跡の2作目。スポンサーが気前がいいのか。
今回もお客さんはあまり入っていないようなので3部作構想を見事に完結させる事は出来るのでしょうか。それはスポンサーさんのみが知る。


MUD‐マッド‐

2014-02-06 20:07:39 | 英数字の映画

MUD

『MUD‐マッド‐』
"MUD” (2012・アメリカ・2h10)
監督・脚本 : ジェフ・ニコルズ
出演 : マシュー・マコノヒー、タイ・シェリダン、ジェイコブ・ロフランド、リース・ウィザースプーン、サム・シェパード、マイケル・シャノン







川っぺりに住む少年は川の下流の小島に身を隠していた怪しげな男と知り合いになる。



ネタバレ有。



少年の成長記。成長を促す事になるのがマッドという男。
その存在は良い大人としてのお手本では無く反面教師であったのだろう。少年はマッドの生き方に憧れマッドの様になりたいと願っていたけど間近で見て人生の軌道修正をする。



良い雰囲気の映画だなあと思っていたけどあの銃撃戦はあそこまで派手にする必要は有ったのだろうか。雰囲気ぶち壊しになった様な。そもそも銃撃戦自体が要らなかったのではと思える。



マイケル・シャノンが出ている割には活躍が少ないと思ったけど、銃撃戦の末川底に沈んだマッドを拾い上げたのがマイケル・シャノンだったのだろうか。



主人公の少年の友達が良かった。色んな場面でちゃっかりしていて。


FLU 運命の36時間

2014-01-13 17:28:38 | 英数字の映画


『FLU 運命の36時間』
(2013・韓国・2h01)
監督・脚本 : キム・ソンス
出演 : チャン・ヒョク、スエ、パク・ミナ、ユ・ヘジン



韓国で起きるウィルスの爆発感染。政府は感染被害の拡大を防ぐための処置を行うが感染者たちの治療方法は不明のままだった。



初めの方の韓国映画に見られがちな無邪気なノリに失望しかけたけど、ウィルス感染が次第に拡大してゆく辺りからそのノリが影を潜め期待以上のパニック映画になった。
しかし、パニックの一難去ってまた一難っぷりが半端無く、またその原因が人々のエゴ丸出しでやりたい放題の結果だったりする所が自業自得で自分たちで事態を悪化させた挙句自分たちを苦しめているだけのように思えてしまい冷めてしまった。
次から次へと押し寄せるパニックイベントに疲れた後でのエンドロールでのおまけは例の無邪気なノリであったけどホッとした。ありがとう無邪気なノリとさえ思った。



邦題の『運命の36時間』からタイムリミットサスペンスかと思ったが、リーアム・ニーソン主演の『96時間』同様その時間が生命が保証される期限という意味だった。



競技場、高速道路の遠景のスケール感のデカさが素晴らしかった。CGなのかと思ったけどCGだとしても良く出来ているし実景だったとしたらとんでもなく手間とお金が掛かっている。実景とCGの合成なのか。


47RONIN

2014-01-13 14:39:09 | 英数字の映画

47 Ronin

『47RONIN』
"47RONIN” (2013・アメリカ・2h01)
監督 : カール・リンシュ
出演 : キアヌ・リーヴス、真田広之、柴咲コウ、浅野忠信、菊地凜子、田中泯、赤西仁、ケイリー=ヒロユキ・タガワ






徳川将軍を頂点とする独裁国家の中で各藩の殿に仕える武士たちは自分たちの殿と徳川将軍に絶対の忠誠を誓っていた。



忠臣蔵に着想を得た日本が舞台のヒロイックファンタジー映画。
江戸時代の日本描写は日本人が見たら変な所は有るけど、それでも日本について勉強していると言うか敬意を払った上で欧米人受けする、理解しやすいようなファンタジー化がなされているように思えた。という風に好意的に思いたいのと、それはちょっと甘過ぎるのかなあと思う所が自分の中でせめぎ合っていたけど、中盤辺りの出島でのアクションシーンでアクションスター、デューク真田のキレキレのアクションを見てそういった事はどうでもよくなって単純にアクションファンタジー作品として観れた。

アクションファンタジーとしては酷くは無かったけど、面白いかといったらそんなに面白くは無かった。デューク真田のアクションをもっと見せてくれたらかなり違ったかと思うが。



物語の結末は武士社会を美化し過ぎであまり気持ちのいいものでは無かった。この映画が元々が武士を美化するのが最大の目的の作品ではあるのだろうけど。
でも独裁国家の洗脳社会とも言えなくも無く。江戸時代終わって本当に良かったなあと思った。明治維新万歳と。幕末の志士の皆さんに感謝。という事で次は幕末を舞台にしたファンタジーを作ってみたらいいんじゃないだろうか。キアヌ・リーブスは坂本龍馬役で。



ユニバーサルのロゴが日本の所まで回ったのは初めてだろうか?


REDリターンズ

2014-01-03 20:24:17 | 英数字の映画

【映画パンフレット】 『REDリターンズ』 出演:ブルース・ウィリス.ジョン・マルコヴィッチ

『REDリターンズ』
"RED 2” (2013・アメリカ・1h56)
監督 : ディーン・パリソット
出演 : ブルース・ウィリス、メアリー=ルイーズ・パーカー、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、アンソニー・ホプキンス、イ・ビョンホン、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ブライアン・コックス、ニール・マクドノー、デヴィッド・シューリス






過去の任務によって核のテロリストと見なされ国家から命を狙われる主人公一行がその疑いを晴らすため世界を駆け巡る。



新宿ミラノ1にて。



アメリカでの興行成績はあまりよろしくは無かったみたいだけど面白かったと思う。
思うに年齢層高めに向けた『ワイルド・スピード』シリーズの線を狙った所その層には受け入れられず。若い層からも見放されたのではないか。と分析してみる。

『ワイルド・スピード』化を推し進めたが故に前作に有ったオリジナリティが失われてしまったという事も言えなくもないけれど、でもキャラクターの面白さはちゃんと引き継がれていて、特にはメアリー・ルイーズ・パーカーが前作同様にチャーミングで、ジョン・マルコヴィッチも違う意味でチャーミングなので良かった。

前作の主要キャラの1人カール・アーバンが出ていないのは残念。そこら辺は新キャラのイ・ビョンホンがきっちりとカバーしてくれたとは思う。



一つ残念なのは核爆弾爆発映画となってしまった。『ダークナイト・ライジング』『パシフィック・リム』と最近多いような気がする。

ジャック・ライアンシリーズ最新作『エージェント・ライアン』の日本の予告を見ると『トータル・フィアーズ』が無い事みたいになっているけど、あんまり触れちゃいけない事になってんのかなあとか思ったり。




THE ICEMAN 氷の処刑人

2014-01-03 19:41:22 | 英数字の映画

ポスタ- アクリフォトスタンド入り A4 THE ICEMAN 氷の処刑人 光沢プリント

『THE ICEMAN 氷の処刑人』
"THE ICEMAN” (2012・アメリカ・1h46)
製作・監督・脚本 : アリエル・ヴロメン
出演 : マイケル・シャノン、ウィノナ・ライダー、レイ・リオッタ、クリス・エヴァンス、ロバート・ダヴィ、デヴィッド・シュワイマー、ジェームズ・フランコ、スティーヴン・ドーフ







自分の中の狂気を隠しながら家庭を築いた男はその狂気を見抜かれ組織の殺し屋としてスカウトされる。天職である殺し屋稼業で家族を養い、家族では良き夫良き父親であったがその幸せな日々は永遠には続かなかった。



凶暴さと善良さ、相反する性質を持った主人公を演じたマイケル・シャノンが存在感たっぷりで良かった。
ちょっと前ならこういったひと癖もふた癖も有る役はデ・ニーロが見事に演じてオスカー候補に。という流れが確実に有ったけど、今やデ・ニーロは『マラヴィータ』でステレオタイプのマフィアの元ボスを演じていたりで、デ・ニーロの時代はもう(とっくに?)終わってしまったのかもしれないなあと本作のマイケル・シャノンを見て思った。



バイオレンスを盛り込んだファミリーの映画という事が共通するので本作と『マラヴィータ』をつい較べてしまう。本作の前日に『マラヴィータ』を観たという事も大いに関係有りで。
本作は攻めている印象。観客に媚を売っていないというか。一方で『マラヴィータ』ははっきり言ってウケ狙い。観客にウケる事を何よりも最優先。それはそれでエンターテイメント映画として正しい在り方なのだろうけど、デ・ニーロ主演作品としては本当に寂しい限りだなあと本作とは全く関係の無い事をしみじみと思ってしまう。



関係ないついでにデ・ニーロとスタローンのボクシングコメディ『リベンジ・マッチ』(2014年4月公開)。ジェイク・ラモッタVSロッキー・バルボアのドリームマッチと言えなくもないけど、けど正直やって欲しくなかった(特にデ・ニーロには)という所も有りでなんとも複雑な。


★枚数限定ポスター★■折れ跡あり■ [映画ポスター] リベンジ・マッチ (GRUDGE MATCH) [ADV-DS]




2ガンズ

2013-12-04 19:03:18 | 英数字の映画

2 Guns [DVD] [Import]

『2ガンズ』
"2 GUNS” (2013・アメリカ・1h49)
監督 : バルタザール・コルマウクル
出演 : デンゼル・ワシントン、マーク・ウォールバーグ、ポーラ・パットン、ビル・パクストン、エドワード・ジェームズ・オルモス、ジェームズ・マースデン、フレッド・ウォード







メキシコの麻薬組織を壊滅させるため組織の大金が管理されている銀行を襲った潜入捜査官。しかしその大金にはCIAが絡んでいたため事態は予想外の方向へと向かうのだった。



ネタバレ有。



デンゼル・ワシントンとマーク・ウォールバーグのコンビとしての相性は良いように思えたけど、残念ながら作品としてバディ・ムービーとしてはそんなに面白くは無かった。
偽りのコンビから本物のコンビが誕生する物語だからまだその相性の良さが十分に発揮されなかったような。
シリーズ化されたらもっと面白くなりそうな気がする。
ただ、シリーズ化されたとしてポーラ・パットンの登場がもう無いのが残念過ぎる。でもはっきりとああいう事になったとは描かれてはいないので復活も有り得るかも。



作品としては今イチだったけどポーラ・パットンのトップレスを見せてくれたコルマウクル監督のお仕事は最大限に評価。アカデミー賞監督賞級のお仕事。



エドワード・ジェームズ・オルモスがアインシュタインに似てるというのは意外過ぎる発見。あれは現場でのアドリブなんじゃないだろうか。



新宿ミラノ1にて。