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ウェア ‐破滅‐

2014-01-03 10:26:01 | ア行の映画


『ウェア ‐破滅‐』
"WER” (2013・アメリカ・1h32)
監督・脚本 : ウィリアム・ブレント・ベル
出演 : A・J・クック、サイモン・クォーターマン、ブライアン・スコット・オコナー、セバスチャン・ロッシェ、ヴィク・サハイ



家族3人が何者かに襲われる。遺体の損傷から凶暴な野生生物によるものと思われたが警察は一人の男を逮捕した。弁護を担当する女性はその男の無実を信じていたがある夜に驚愕の事実が発覚する。



ヒューマントラストシネマ渋谷 遺伝子震撼!!映画まつり第3幕
http://idenshi-shakefes.com/

予告を見て3作品の中で一番期待していたけど期待通りとはいかなかった。最後の方で睡魔との戦いをこちらが繰り広げていたために映画への集中力が切れてしまったのが原因かもしれない。ちゃんと集中して観ていればもうちょっと面白く思えたのかも。



本作が映画初出演らしいオオカミ男を演じるブライアン・スコット・オコナーがデカくて存在感が有って良かった。『007』に新ジョーズとしてオファーも有りそうな。

ジョーズを演じていたリチャード・キールは2014年にドイツで公開予定の"Our Robot Overlords”でその姿が見られるよう。
http://www.imdb.com/title/tt2145829/
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この映画まつりは3作品ともPOV作品なのかと思っていたけど、本作は他の2作品と違ってPOV的な映像、演出を所々で用いるという感じだった。



ヒューマントラストシネマ渋谷にしては珍しく3作品とも上映期間が3週間と比較的ゆったりめでそれはいい事だなあと思っていたけど、あまりお客さんが入らなかったのかそれとも何か事情があったのか本作だけは2週間で打ち切りとなってしまった。


いとしきエブリデイ

2013-12-20 21:06:18 | ア行の映画


『いとしきエブリデイ』
"EVERYDAY” (2012・イギリス・1h30)
監督・脚本 : マイケル・ウィンターボトム
出演 : ジョン・シム、シャーリー・ヘンダーソン、ステファニー・カーク、ロバート・カーク、ショーン・カーク、カトリーナ・カーク



両親と4人の子供の6人家族。父親が服役する事になり家族は離れ離れになった。それぞれの場所の生活の中、時間は確実に流れてゆく。



4人の子供は実際の兄弟姉妹(両親は俳優が演じている)で、その子供たちの5年間の成長を写し撮った実験的作品。
想像だけど、刑務所内と外とで離れて暮らす家族という基本の設定だけが有って、5年間の内にどういう風に話しが変わってもいいように枝葉を付け足していった結果、話がまとまらずに家族の絆という安易にも思えてしまう所に半ば強引に着地させたのではないだろうか。
それとも本作はまだ序章に過ぎず、これからも撮影は続けて一つの家族のヒストリーを描き続ける作品になるのだろうか。

もしそうだとしてその際に問題になるのは子供たちのやる気ではないかと思う。本作でも最初の内は撮影という事をあまり理解していない様で自然な姿が見られたけど、終わりの方になってくるとこの事に関して興味も無いしやる気も無いんじゃないだろうかと思えてくる所も有った。



子供たちの成長を描くのがメインかと思っていたけど一家の話しで。そうなると大人たちの生々しい事情も描かれていて、子供たちが自分たちの出演作を観る際にどう思うのかが気になった。と言うか子供たちに観せていいものなのかどうなのか。


エビデンス‐全滅‐

2013-11-24 20:08:54 | ア行の映画

EVIDENCE

『エビデンス‐全滅‐』
"EVIDENCE” (2013・アメリカ・1h34)
監督 : オラトゥンデ・オスンサンミ
出演 : ケイトリン・ステイシー、トーレイ・デヴィート、ノーラン・ジェラード・ファンク、スティーヴン・モイヤー、ラダ・ミッチェル







映画監督と女優を目指す女性二人が他数名と共に車でラスベガスへ向かう途中何者かに襲われる。その様子は監督を目指す女性が撮影していた映像によって記録されていた。犯人の手掛かりを掴むため警察はその映像を徹底的に調べ上げる。



POVに一工夫を加えたアイデア勝ちな映画。

面白かったし良く出来ていたと思うがどこかテレビドラマっぽい感じがした。テレビドラマをあまり見ないのでどこをどうテレビドラマっぽく思ったのかはよく分かっていない。




ヒューマントラストシネマ渋谷 遺伝子震撼!!映画まつり第1幕
http://idenshi-shakefes.com/


エリジウム

2013-11-10 07:18:32 | ア行の映画

エリジウム ビジュアルガイド (ShoPro Books)

『エリジウム』
“ELYSIUM” (2013・アメリカ・1h49)
製作・監督・脚本 : ニール・ブロムカンプ
出演 : マット・デイモン、ジョディ・フォスター、シャールト・コブリー、アリシー・ブラガ、ウィリアム・フィクトナー、ディエゴ・ルナ、ワグネル・モウラ






貧富による超格差社会となった未来。富裕層はスペースコローニー・エリジウムに居住ししていた。エリジウムに侵入を試みる地球市民だったがエリジウムはエリジウム市民以外の者を拒絶するためにはあらゆる手段を行使するのだった。



面白かった。話し的にはそこまで感動話にしなくてもいいんじゃないかとも思ったけど。
とりあえずメカデザインがカッコいい。実物なのかCGなのかはよく分かってないが実景に自然と馴染んでいて本当にそこに有るかの様、宙に浮かんでいるかの様に見えるのが素晴らしかった。

ギミックも満載で。バリアー的なものとかその仕組みはどういうものかは分からなかったけどとりあえずカッコいい。

エリジウムの大気生成の仕組みはどうなっているんだろう。



そう言えばCCB出てたけどRomanticが止まらないは歌ってなかった。

ゴールデン☆ベスト C-C-Bシングル全曲集








民間協力局 CIVIL COOPERATION BUREAU
http://www.elysium-movie.jp/microsite/civilcooperationbureau/index.php


ウォーム・ボディーズ

2013-11-08 17:34:10 | ア行の映画

ウォーム・ボディーズ   映画パンフレット 監督 ジョナサン・レビン キャスト ニコラス・ホルト、テリーサ・パーマー、ジョン・マルコヴィッチ

『ウォーム・ボディーズ』
“WARM BODIES” (2013・アメリカ・1h38)
監督・脚本 : ジョナサン・レヴィン
出演 : ニコラス・ホルト、テリーサ・パーマー、ジョン・マルコヴィッチ、ロブ・コードリー







人間とゾンビが敵対している未来。ゾンビの青年が人間の女の子に恋した事により青年のみならずゾンビ全体にまで変化をもたらすのだった。



もっとキラキラなポップな感じでゾンビの青年と人間の女の子の恋愛が綴られるのかと勝手に思っていたけどそんなにキラキラポップでは無かった。
別にキラキラポップをどうしても観たかったわけではないけど、ラブストーリーであるのだからもっと振り切った感じのキラキラポップでも良かったのかなあとは思う。



『ワールド・ウォーZ』同様ゾンビ問題について一応の決着が見られる。メジャー資本が入ると何らかの決着をしなければいけないのかも。
だからと言ってそれがゾンビ映画に反しているとは言えないのだろうと思う。ゾンビ映画は何でも有りなのだから。メジャーだろうがマイナーだろうが自主映画だろうがそこにゾンビがいればそれは間違いなくゾンビ映画で後は全て自由。それこそがゾンビ映画の良さだろうと思う。


イップ・マン 最終章

2013-10-16 19:09:35 | ア行の映画


楽天優勝セール参加中♪メール便送料無料♪■予約■SALE OFF!新品北米版DVD!【イップ・マン 最終章】 IP MAN: The Final Fight!


『イップ・マン 最終章』
“葉問 終極一戦” (2013・香港・1h40)
監督 : ハーマン・ヤオ
出演 : アンソニー・ウォン、アニタ・ユン、チョウ・チュウチュウ、ジリアン・チョン、ホン・ヤンヤン、エリック・ツァン








イップ・マンが香港に居を移し、多くの弟子にカンフーを教え、様々な出来事が起こり晩年を迎える。



クライマックスのバトルシーンが素晴らしかった。さすが香港カンフーアクションと思わせる観ていて気持ちのいいアクションだった。
正直な所そこに至るまではそんなに面白くなくクライマックスの爽快感だけで観て良かったと思えた。そこら辺『ローン・レンジャー』とよく似ている。



これでイップ・マン関係の映画はドニー・イェン版2本、デニス・トー版、トニー・レオン版(『グランド・マスター』)と本作で計5本観ているが、5本も観ているのにイップ・マンについての知識は驚くほど身に付いていないのは何故なのでしょう。


あの頃、君を追いかけた

2013-10-08 20:06:06 | ア行の映画

あの頃、君を追いかけた(那些年,我們一起追的女孩) 台湾映画OST (韓国版)

『あの頃、君を追いかけた』
“那些年,我們一起追的女孩” (2011・台湾・1h50)
監督・原作・脚本 : ギデンズ・コー
出演 : クー・チェンドン、ミシェル・チェン、スティーヴン・ハオ、ジュアン・ハオチュエン、イエン・ションユー、ツァイ・チャンシエン、フー・チアウェイ





携帯電話普及以前の台湾の男子高校生たちの憧れのマドンナをめぐっての青春ストーリー。



俺たちの青春って素敵やん。という映画。青春自慢はあまり好きではない。
最後のフラッシュバックは青春を思い返す世代が見れば何かしら思う所は有るはず。

男の場合青春=センズリ史となるのは当然。しかし本作の授業中の行為には引いた。



出番は短かったけど英語教師役の人が美人だった。李維維。
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映画の中では多分笑顔は無かったけど笑うと当然可愛い。
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ウルヴァリン:SAMURAI

2013-10-02 20:49:37 | ア行の映画

ポスタ- A4 パターンF ウルヴァリン SAMURAI 光沢プリント

『ウルヴァリン:SAMURAI』
“THE WOLVERINE” (2013・アメリカ・2h05)
監督 : ジェームズ・マンゴールド
出演 : ヒュー・ジャックマン、TAO、福島リラ、真田広之、ファムケ・ヤンセン








日本に呼ばれて帰ってきた2年後、ウルヴァリンは意外な人物に空港で出会う。



『ファイナルデシジョン』とX-メンの新作の間をつなぐ作品だった。
アクションヒーローモノとしてはかなりぬるかった。ぬるま湯だった。
『ウルヴァリン:NURUMAYU』



日本人が日本語の演技があまり上手くなかったりするのはやっぱり日本語が分からない人が演出しているからなのだろうか。OKを出す人がいい演技なのかよくない演技なのかが分かってない。
『パシフィック・リム』の時も同じだったのでは。
でもワイルド・スピードTOKYO編の時の柴田さんは良かったからそういう事でもないのかも。
『シバタリエ:UWABAKI』



新宿ミラノ1にて。


アップサイドダウン 重力の恋人

2013-09-19 20:18:36 | ア行の映画

Upside Down [Italian Edition]

『アップサイドダウン 重力の恋人』
“UPSIDE DOWN” (2012・カナダ=フランス・1h49)
監督・脚本 : フアン・ソラナス
出演 : ジム・スタージェス、キルスティン・ダンスト、ティモシー・スポール








非情に接近した二つの惑星にはそれぞれの重力が働いていた。惑星間の行き来は可能であるものの片方の星に生まれついた者は片方の星で生きる事は不可能とされていたが、ある日別々の星に住む少年と少女が出会った事により二つの星の運命が変わろうとしていた。



話しとしてはものすごくシンプルなめでたしめでたしなおとぎ話で、なんだったら5分10分で済んじゃいそうな話しを長編映画として膨らまそうとしたけど今イチ膨らみきらなかったという印象。



映像は美麗。



ティモシー・スポールが珍しくいい人の役だった。

奥様とティモシー。
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息子とティモシー。
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息子さんのレイフ・スポールも役者さんで『ライフ・オブ・パイ』でパイにインタビューしていた人。お父さんには似ていないようでいて、でも笑った時の口元を見るとああティモシー・スポールの息子さんだなあと思える。
息子と嫁さん(巨乳)。
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家族とティモシー。
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エンド・オブ・ウォッチ

2013-08-23 16:30:24 | ア行の映画

End of Watch

『エンド・オブ・ウォッチ』
“END OF WATCH” (2012・アメリカ・1h49)
製作・監督・脚本 : デヴィッド・エアー
出演 : ジェイク・ギレンホール、マイケル・ペーニャ、アナ・ケンドリック、ナタリー・マルティネス







ロサンゼルスで最も危険とされる地区。二人の警察官が巨大麻薬シンジケートのアジトを発見した事により危険度は最高潮にまで達した。



映像が主観と客観が入り乱れるので誰目線で描かれているのかが分からず最初戸惑った。
『第9地区』の最初の方でも同じような事が有り。『第9地区』は最初だけで後は客観になるのだけどそれが尾を引いて作品全体を否定的に思ってしまった。
今回はその経験が生かされたのか、主観と客観の境目の無いそういう手法の映画だと考えられたので次第に慣れてきた。
その見慣れない手法のためが物語的にもいつ何時何が起こるか予測できない緊迫感を生み出していたように思う。

主観と客観の境目が無いという事はドキュメンタリーとフィクションの境目を無くす意味があるんじゃないだろうか。
その手法は新しい映画だなあと思った。思い返せば『第9地区』もそんな映画だったような気がしてきた。



ジェイク・ギレンホールとアナ・ケンドリックのダンスシーンが良かった。ジェイク・ギレンホールの上手過ぎず下手過ぎずな感じが絶妙で良かった。


アイアン・フィスト

2013-08-18 08:40:20 | ア行の映画

THE MAN WITH THE IRON FISTS O.S.T

『アイアン・フィスト』
“THE MAN WITH THE IRON FISTS” (2012・アメリカ・1h35)
監督・脚本・音楽・出演 : RZA
出演 : ラッセル・クロウ、ジェイミー・チャン、バイロン・マン、ルーシー・リュー、リック・ユー、デヴィッド・バウティスタ、ダニエル・ウー





アメリカで奴隷から解放された男が漂流し流れ着いた中国の寺で修業した後村の鍛冶屋となる。愛する女性と新天地へ向かう約束を交わしていたが金塊輸送の一行が通る事で村に災いがもたらされた時、男の両腕に鉄の拳が装着されるのだった。



面白かった。『パシフィック・リム』でギレルモ・デル・トロ監督が怪獣映画とロボットアニメに最大級のオマージュを捧げたように本作ではRZA監督が愛するカンフー映画に敬意をこめて自分なりの作品に仕上げた。
(なんかキアヌ・リーヴスが初監督作で太極拳の映画を撮ったらしいけど、キアヌ・リーヴスと太極拳が今の所全くつながらない。その不思議さがキアヌ・リーヴスらしいけど。)

個人的には観た後の満足感という点では本作の方が高かった。それは期待値が低かったからなのかもしれないが。
バイオレンス満載の復讐劇でありながら本作の経絡秘孔とか黒髪アジアンビューティたちのお色気とかあれやこれやを思い出すと笑顔になっている。

RZA監督の愛する香港カンフー映画が恐らく『片腕ドラゴン』とか辺りなんだろうけど、そこら辺を観た事が無いのでRZA監督の敬愛の度合いが本当の所は分かっていない。逆に分かっていないからこの映画を単純に楽しめたのかも。



ラッシーが良かった。チャーミングかつカッコいい。ごく一部の限られたものしか到達できないとされているチャーミングかつカッコいい。そこに本作で到達してしまったのが良いのか悪いのか。本作だからこそ到達できたのかもしれない。



RZAの読み方はアールズィーエー?勝手にアールザと読んでいる。リッザ、レザが正しいらしい。

「アールザさんw、東洋の神秘信じ過ぎwww」って噂話してたらアールザさんすぐ後ろにいてボコボコにシバかれる。とかを妄想。

アールザさん、この後チンギス・ハーンの映画を撮るとかいう話しが有るらしい。IMDB調べ。
チンギス・ハーンのアクション映画だろうか?その映画にもタランティーノは協力するのだろうか?アールザさんがチンギス・ハーン?

アールザさんw、東洋の神秘過大評価し過ぎwww
アールザさんw、東洋の神秘に憧れ持ち過ぎwww
アールザさんw、東洋の神秘に疑いの目持たなさ過ぎwww
アールザさんw、東洋の神秘に未来への希望託し過ぎwww
って言ってその都度アールザさんに鉄の拳でゴイィィィンってシバかれて頭にデッカいたんこぶ作る。
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アールザさん
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ラッシーとアールザさん
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アールザさん
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ラッシー
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アザラシ
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池袋シネマ・ロサにて。


オーガストウォーズ

2013-08-13 22:26:28 | ア行の映画


『オーガストウォーズ』
“AVGUSO.VOSMOGO” (2012・ロシア・2h12)
製作・監督・脚本 : ジャニック・フェイジエフ
出演 : スヴェトラーナ・イワノーワ、マクシム・マトヴェーエフ、ユゴール・ベロエフ、アルチョム・ファディエフ



2008年8月、ロシアとグルジアの間で起こった紛争によって引き裂かれた母と子。母は危険を顧みず子の元に向かうため戦火の真っ只中を突き進む。



実際に起きた戦争にロボットが登場して。とかなんとかいう予備知識で観た所、子供の想像の中のロボットが映像として映し出されるだけだったので厳密にはロボット映画では無かった。
ロボット描写は『トランスフォーマー』をかなり研究したのではないかと思われる。

良く出来た戦争映画ではあった。そこにロボットは必要だったのか必要ではなかったのか。個人的には必要なかったと思うけど、あくまでロシア側から描かれた戦争のロシア側の正当性を主張するために子供(の空想であるロボット)を利用するために必要だったのではないだろうか。



日本での公開においては正真正銘のロボット映画であると思われる『パシフィック・リム』の公開に便乗しちゃえ。という目論見も無くは無いのだろうけど、実際の所は『パシフィック・リム』と言うより悲惨な現実である戦争と子供の空想がシンクロする『パンズ・ラビリンス』に近い気がする。



戦闘シーンの迫力は『プライベート・ライアン』級。ロシア映画侮れないなあと思った。

戦闘中に「RPGーっ!」って兵士が叫ぶシーンが戦争映画の定番になりつつあるような。ここ最近よく見る気がするけど以前から有っただろうか。
その意味は「ロール・プレイング・ゲーム」では無いんだろうなあとは薄っすらとは分かっていて、でウィキペディアで調べたら兵器の略称だった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/RPG_(%E5%85%B5%E5%99%A8)


オゾンビ

2013-08-12 09:03:02 | ア行の映画

オゾンビ [DVD]

『オゾンビ』
“OSOMBIE” (2012・アメリカ・1h34)
製作・監督 : ジョン・ライド
出演 : コリー・セヴィエール、イヴ・マロウ、ジェイソン・ウェイド、ダニエル・チャクラン








ゾンビであふれるアフガン砂漠。兵士たちはゾンビ抹殺のミッションについていたがその中に死んだはずのウサマ・ビンラディンがいるという怪情報が流れてきた。



かなりデリケートかと思われる問題をゾンビを介する事によって解決してみせる。アルカイダ(ゾンビ)なんか徹底的にぶっ殺せばいいんだと。
その考え方は本気なんじゃないかと思えてしまうけど、そこはゾンビ映画なのでかろうじてジョークで収まっている。のだろうか?



女優さん二人が美人。



O“Z”OMBIEじゃなくてO“S”OMBIEなのは何故なんだろう。



銃撃シーンは後半の方が良かった。ゾンビが撃たれる際の出血がCG処理でそれは正直ショボかった。
しかしそもそもゾンビに血は流れているんだろうか。心臓は止まっているはずだから血液は手足の末端にうっ血するのかもしれない。だから頭部を撃ってもそれほど出血はしなくて、ショボかったのはそういうちゃんとした理由があるのかも。



池袋シネマロサにて。
『真夏の方程式』の時に初めて座席指定だった。窓口で座席を決める際に空席状況をこちらにちゃんと見せてくれる。それはとても正しいサービスだと思う。あのシネコンやあのシネコンにも是非見習ってもらいたい所。てかなんであのシネコンやあのシネコンは見せないのか、見せたくないのかが分からない。


偽りの人生

2013-08-10 15:28:54 | ア行の映画
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『偽りの人生』
“TODOS TENEMOS UN PLAN” (2012・アルゼンチン=スペイン=ドイツ・1h57)
監督・脚本 : アナ・ビターバーグ  製作・出演 : ヴィゴ・モーテンセン
出演 : ソフィア・ガラ・カスティリオーネ、ダニエル・ファネゴ、ソレダ・ビジャミル



双子の兄弟。弟は都会で医師となり兄は地元で養蜂業を営んでいた。弟は現在の生活に満たされずある事がきっかけで兄に成りすまし別の人生を生きる事を選んだ。しかし兄には裏の仕事に手を染める別の顔が有った。



弟が随分と無茶すんなあと思った。それがサスペンスを生み出すというより呆れる無茶。その無茶を最後まで押し通した結果はいたって想定内に収まる。

思うにシリアスドラマよりもコメディに適している話なのでは。

見どころはヴィゴ・モーテンセンの二役と流暢(なように思える)スペイン語だろうか。実際スペイン語もペラペラらしい。

どこの国が舞台だか最後まで全く分からないまま観ていた。スペインなのかなあと思ったらアルゼンチンだった。


悪魔のいけにえ 悪魔のいけにえ2 悪魔のいけにえ3/レザーフェイス逆襲

2013-07-26 17:27:04 | ア行の映画
『飛びだす悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』を観る前に『悪魔のいけにえ』を観た事が無かったので観てみた。

The Texas Chain Saw Massacre [VHS] [Import]

『悪魔のいけにえ』
“THE TEXAS CHAIN SAW MASSACRE” (1974・アメリカ・1h24)
製作・監督・脚本・音楽 : トビー・フーパー
出演 : マリリン・バーンズ、ポール・A・バーテイン、アレン・ダンジガー、ウィリアム・ヴェイル、テリー・マクミン、ガンナー・ハンセン、エド・ニール、ジム・シードウ





1973年、テキサス。殺人鬼のテリトリーに迂闊に入り込んでしまった5人の若者の運命は。



今観ても不気味で恐ろしいが、何よりも1974年にこの映画を作ったという事が伝説なのだろうと思う。
’70年代において侵さざるべからずなタブーは現代よりも遥かに多く存在していたはずで、惨殺行為を映画という一大メディアを通して公の下に晒すという事に対する批判や中傷などは恐らくは相当なものだったのではないかと想像できる。
そのタブーを破るという事について後々のホラー映画だけではなく全ての映画に影響を及ぼした映画の一本と言えるのではないだろうか。


レザーフェイスの弟(?)の人がジェームズ・フランコに似ていた。


The Texas Chainsaw Massacre Part 2 [VHS] [Import]

『悪魔のいけにえ2』
“THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE PART 2” (1986・アメリカ・1h35)
共同製作・監督・音楽 : トビー・フーパー
出演 : デニス・ホッパー、キャロライン・ウィリアムズ、ビル・ジョンソン、ビル・モーズリイ







若者たちが惨殺された事件から14年間独自の捜査を続けていた犠牲者の親族の1人が犯人の手掛かりを掴んだ女性DJと共に犯人の隠れ家に忍び込む。



伝説のホラー映画の続編はなんとホラーアクションコメディとなっていた!そっちの方に行ってしまったのも分からないでもない。前作にもコメディ要素は有ったわけだし。
前作でタブーを破って12年間。恐らくその間に映画表現としての粗方のタブーは破られつくしてしまったのではないだろうか。
そうなると残されたのは前作のパロディ的なものしかなかったのでは。

レザーフェイスがチェーンソーを構える時にブルブル身震いするのが面白い。

前作でレザーフェイスの弟だと思っていた人は兄だった。で、父親だと思っていた人が長兄で。つまりレザーフェイスは三男坊。
次兄を演じている人は前作とは違う人らしい。


悪魔のいけにえ3 レザーフェイス逆襲 [DVD]

『悪魔のいけにえ3/レザーフェイス逆襲』
“LEATHERFACE: THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE Ⅲ” (1989・アメリカ・1h27)
監督 : ジェフ・バー
出演 : ケイト・ホッジ、ウィリアム・バトラー、ケン・フォリー、R・A・ミハイロフ、ヴィゴ・モーテンセン






1973年テキサスで起きた殺人事件の犯人レザーフェイスは捕まったとされているがまたしてもテキサスではフロリダへと向かうカップルが道中で得体のしれない者たちに襲われるのだった。



2作目がコメディ色強めになってしまったのに対して反省したのか本作は伝説の1作目に回帰しようとした感じだけど、あくまで2作目も踏まえつつ、そしてそこに’90年代的なノリも合わさった結果回帰できなかった印象を受けた。
ただ、ホラー映画としてはそんなに悪くはないと思う。

レザーフェイスの身震いが無かった。

ヴィゴ・モーテンセンが殺人鬼一家の一員として出演。
前2作とは殺人鬼一家の家族構成が変わっているのは別の殺人鬼一家という事のよう。だから最後にヒロインは「テキサスには殺人鬼がいっぱいいるわ」みたいな事を言ったのだろう。

シリーズ4作目『悪魔のいけにえ レジェンド・オブ・レザーフェイス』も原点回帰を志しそれが成功している。とallcinema評には有ったけど現在日本ではDVD化されておらず観られなかった。
マシュー・マコナヘイとレニー・ゼルウィガーの若かりし頃が見られる作品なので是非観てみたい。




『悪魔のいけにえ』は2003年にマイケル・ベイ製作によって『テキサス・チェーンソー』としてリメイクされ、その後『テキサス・チェーンソー・ビギニング』も製作された。

『テキサス・チェーンソー』は映画館で観たけど若気の至りで不謹慎でけしからん映画だと憤慨し途中で退出してしまった作品。『悪魔のいけにえ』の公開当時の多くの世間評も似たような感じだったのかも。
今なら『テキサス・チェーンソー』も最後までちゃんと観れる。多分。