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アニメミライ2014

2014-03-30 08:04:58 | ア行の映画


『アニメミライ2014』


『パロルのみらい島』  監督 : 今井一暁
人間たちの知らない島で平和に暮らすパロルたちが人間の社会へと足を踏み入れる。

『大きい1年生と小さな2年生   監督 : 渡辺歩
心優しい小学1年生の男の子の小さな大冒険。

『黒の栖‐クロノス‐』  監督 : 恩田尚之
死神が見える若者が運命に挑む。

『アルモニ』  監督 : 古浦康裕
絶対音感のある高校生が同級生の抱える秘密を共有する。



4本とも良心的と言うか真面目と言うか。真面目なのは良い事だけど何か物足りなかった。もうちょっとくだけた作品も観たかった。

何が足りないのかと言ったらそれは『スペース☆ダンディ』が足りなかったのではないか。それはただ単に個人的な好みに過ぎないのか。

ダンディシーズン2が決定したようで。とてもめでたい。

ダンディ第10話のタイトル『明日はきっとトゥモローじゃんよ』は名言ではないかと思う。
この混迷する現代社会において約束されるものは決して多くは無いけどその中で明日だけはきっとトゥモローであると。なんのこっちゃ分からないけどとにかくなんか心強い気持ちになるような気がします。

スペース☆ダンディ 2 [DVD]













でもこれは『笑っていいとも』からなのかもと思った。「きっと明日はいいトモロー」。

そう言えば第10話は同じ1日がループする話で、いいとものタモさんもループしてたと言ったら失礼なのかもしれないが32年間日々いいともを続けていたわけで。
そのいいともループの日々から遂に解放されるタモさんをモデルとしてたりして。




エヴァの告白

2014-03-06 21:18:00 | ア行の映画


『エヴァの告白』
"THE IMMIGRANT” (2013・アメリカ=フランス・1h58)
製作・監督・脚本 : ジェームズ・グレイ
出演 : マリオン・コティヤール、ホアキン・フェニックス、ジェレミー・レナー



ポーランドからアメリカへと移住してきた姉妹。健康状態や素行により送還されそうになるがそこに親切な男が現れ助けてくれる。



内容をチラッとだけ知った上で観た(ジェレミー・レナーが出ている事は知らなかったので出てきた時には驚いた。)のでもっとドロドロとしたものを想像して気構えて観たけど、映画としての表現の上ではそれほどドロドロしなかったので不快になる事も無く観やすかった。
それはこの内容の映画を作る上で良かったのか悪かったのかと言ったら多分悪かったのかもしれないが。

キム・ギドク監督の『悪い男』は未見(キム・ギドク監督作品すべてが未見)だけど、予告などを見た限りで多分本作と内容が似た様な感じなのかと思う。恐らく『悪い男』はキム・ギドク監督に勝手に持っているイメージから想像するにかなりドロドロな作品になっているのだろうと思われる。そのドロドロがひねくれ曲がった愛情を表現する上ではより効果的であるのではないかと思う。



映像は重厚な雰囲気。『ゴッド・ファーザー』っぽい感じがした。あの映像で教会の鐘がゴーンと鳴ったらそれはもう完全に『ゴッド・ファーザー』の世界。
描かれる年代も『ゴッド・ファーザーPARTⅡ』のヴィトー・コルレオーネのパートと被るのだろうか。



ジェームズ・グレイ監督はその内後世に残る名作を作り上げる人なのではないかと思っているがどうなのでしょう。



最後に"THE END”が出た。


アメリカン・ハッスル

2014-03-06 19:15:16 | ア行の映画

American Hustle (Original Motion Picture Soundtrack)

『アメリカン・ハッスル』
"AMERICAN HUSTLE” (2013・アメリカ・2h18)
監督・脚本 : デヴィッド・0・ラッセル  製作総指揮・出演 : ブラッドリー・クーパー
出演 : クリスチャン・ベイル、エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレンス、ジェレミー・レナー、マイケル・ペーニャ




FBIに捕まった詐欺師が同業者を売るように強要される。



面白くなかった。日本人には面白さが分かりづらいのではないかと言われる向きも有る様だけどここは意地でもただ単に作品が面白くなかっただけだと言い張りたい。
美男美女のハリウッドスターがふざけた格好をしているのを見ても面白くもなんともない。
ジェニファー・ローレンスの大物感も段々と鼻に付き始めてきた所。

『ザ・ファイター』『世界にひとつのプレイブック』と来ての本作での合わせ技での高評価という所も有るのでは。にしても過大評価され過ぎの作品ではないかと思う。



池袋シネマ・ロサにて。


エージェント:ライアン

2014-03-06 19:11:10 | ア行の映画

Jack Ryan: Shadow Recruit

『エージェント:ライアン』
"JACK RYAN: SHADOW RECRUIT” (2014・アメリカ・1h46)
監督・出演 : ケネス・ブラナー
出演 : クリス・パイン、ケヴィン・コスナー、キーラ・ナイトレイ







ジャック・ライアンがCIAエージェントとして初めて関わった事件はロシアによる大規模テロ計画だった。



ジャック・ライアンシリーズの仕切り直しはこの第一弾でつまづいたようだけど、キャラクターの人気と認知は有るのでもう1作ぐらいは無条件で出来るのかも。
クリス・パインよりもケヴィン・コスナーの方が久しぶりにカッコ良かったので続編は観てみたい。ケヴィン・コスナーが主役のスピンオフでも全然構わないけど。



これまでのシリーズ作品は政治的要素を多く含んだ大人向けのエンターテイメント作品だったと思うが、今回の仕切り直しに際して大分対象年齢を下げた様な。そうした事でこれまでのシリーズの持ち味を無くしてしまい、キャラクターのヒーロー性だけに頼ったよくあるアクションヒーローモノになってしまった。
だからアクションヒーローモノとして観ればそれなりに面白いんだろうけどジャック・ライアンシリーズとしてはかなり物足りなく思える。
そこら辺は『ダイ・ハード/ラスト・デイ』とかなりよく似ている。奇しくも両作ともロシアが舞台。



ケネス・ブラナーは唇が薄い。



悪役であるロシア側の脇の甘さと仕事の粗さがスリルとサスペンスを生み出さない所であるのだろう。
最初のライアン暗殺計画が失敗した事でロシア側はライアンがただの民間人ではないと疑うべき所でその事についてスルーされた事でこの映画に対しての気持ちは離れた。
なんであんなにロシア側は仕事が杜撰なのかを納得するために考えてみて、あのウガンダ人暗殺者(『エンダーのゲーム』にも出ていた人が演じている)は直属の部下では無く雇われの外人部隊みたいなものでそいつがなんでか分からないけれど単独行動でライアンを暗殺しようとした。では納得は出来ない。
ウガンダ人は外人部隊に入り込んだどこかの組織の暗殺者でその組織の命によってライアンを暗殺しようとした。という事の方が幾分かは納得出来る。
そこをもう一歩踏み込んでその組織とは実はCIAであって、ウガンダ人がライアンを襲った理由はライアンにエージェントとしての適性が有るのかを見極めるための実地での最終テストだったとする事の方が面白いのでは。
ロシア側の与り知らない所で起きた事だから当然ライアンの事は疑わないし、CIAの狡猾さ、非情さなんかも表される。
ウガンダさんは完全に臨終されたという描き方はされているけどそこは映画なのだから後付けでいくらでも理由を付けて実は生きてました。とする事は出来る。
そうする事によってあのQP犬も実はCIAで大切に飼われている犬とする事も可能。


赤ひげ

2014-02-28 19:06:55 | ア行の映画

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『赤ひげ』
(1965・日本・3h05)
監督・脚本 : 黒澤明
出演 : 三船敏郎、加山雄三、土屋嘉男、二木てるみ、頭師佳孝、杉村春子、内藤洋子、山崎努








長崎で西洋医学を学んできた青年は江戸に戻ると望まぬ就職が決められていた。青年はそこで赤ひげと呼ばれる医師の下で医術のなんたるかを学ぶ。



新文芸坐 《永遠の映画スター三船敏郎》にて。



途中休憩有り3時間超の大作。
休憩前後で作品の雰囲気が変わる。前半は厳しめの黒澤ヒューマニズムといった感じで生きる事の厳しさや辛さが前面に出されていて観ていてちょっとしんどかった。赤ひげの乱闘場面で一息つけた。
後半は一転して優しさ黒澤ヒューマニズムで観ていて気持ち良かったし楽しかった。
基本的に生きる事は厳しく辛いものであると。だけれども人間はそこに愛情や優しさを加えられ、だからこそ人間は厳しく辛くても生きていけるのだと。そういう黒澤ヒューマニズムが溢れる映画だった。



江戸時代の医療現場の話しだけど映画が作られたのが1965年なのでその当時の医学の常識の上で江戸時代の医療現場が描かれている様に思えた。
江戸時代となると「病は気から」「医は仁術」といった精神論的な所が医療における基本方針であり、そうなると精神医学的な所が治療として重要になってくるが、江戸時代もそうだし1965年であっても現在目線から見ると随分と乱暴に扱われる事柄も有って。
もし今リメイクされるとしたらそういう所は現在目線でもっとナイーブに描かれるのだろう。歴史はそれが語られる時代によって変化してゆくものという事なのでしょうか。



はっきりとした陰影の画面が印象的だった。しかし、ろうそく一本の灯りでああいうはっきりとした陰影が付くものなのだろうか。そこは照明技術のなせる所なのか。
山崎努さんの顔の影の付き方も凄かった。



赤ひげの口調が宮崎駿監督の口調に似ている感じがする所が有った。
それと『未来少年コナン』最終回のダイス船長の「綺麗だ」の名シーンの元ネタなのかも。と思えるシーンが有った。
もしかしたら宮崎監督は『赤ひげ』好きなのかもしれないなあと思った。



伝説の大女優田中絹代さんが出ている事をオープニングロールで初めて知って。でも顔が分からなかったのでどこに出ていたのかが分からず。後で加山雄三さんの母親役だったと分かってそう言えば品のある女の人だったなあと都合よく思った。


ウルフ・オブ・ウォールストリート

2014-02-19 21:22:01 | ア行の映画

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『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
"THE WOLF OF WALL STREET” (2013・アメリカ・2h59)
製作・監督 : マーティン・スコセッシ  製作・出演 : レオナルド・ディカプリオ
出演 : ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー、マシュー・マコノヒー、カイル・チャンドラー、ロブ・ライナー、ジャン・デュジョルダン






ウォール街の狼と呼ばれた男の盛衰。



成り上がるまではとても面白かった。ひたすらになりふり構わず成り上がる。
一転落ちぶれてからはその人物の薄っぺらさゆえにドラマに厚みが無く退屈に思えた。

人物の薄っぺらさはディカプリオの巧さでカバーされていたようには思う。数々のアジりがどれも巧い。
今回はオスカー獲れるんじゃないだろうか。

ジョナ・ヒルも助演でノミネートされているけどそんなにいいとは思えなかった。マシュー・マコノヒーの方が良かったがいかんせん出番が少なかった。




"レモン”のくだりが面白かった。カウンタックのガルウィングに足が引っ掛かるディカプリオに笑った。あれはミスター・ビーンを超えたんじゃないだろうか。



レジナルド・ベルジョンソンが出てた。出てたと言うか映ってた。
恐らくこのドラマなのではないかと思う。1989年から1998年にかけて放送。


映画でレジナルド・ベルジョンソンの姿を見たのは出演作を見てみると1993年の『黒豹のバラード』以来という事になるけど『黒豹のバラード』に出ていたのを覚えていないしそもそも『黒豹のバラード』自体の事をほとんど覚えていないので、そうなると1990年の『ダイ・ハード2』以来となる。24年ぶり!
その映っていた映像自体は24年とかそれぐらい前のものだけど。『ダイ・ハード』の新作でその姿を見たい。



池袋シネマ・ロサにて。


オンリー・ゴッド

2014-02-19 20:31:14 | ア行の映画

Only God Forgives

『オンリー・ゴッド』
"ONLY GOD FORGIVES” (2013・デンマーク=フランス・1h30)
製作・監督・脚本 : ニコラス・ウィンディング・レフン
出演 : ライアン・ゴズリング、ヴィタヤ・パンスリンガム、クリスティン・スコット・トーマス、ラータ・ポーガム




タイでムエタイジムを経営する白人兄弟の兄がタイ警察公認で殺害される。兄弟の母親が遠路はるばるやってきて報復行動に出るがタイ警察には最強の男がいた。



ネタバレ有。



白人が東南アジアの小国の浅黒い奴らなんか俺ら簡単にシメられるっしょ。と調子こいてたら逆にタイ人のおっさんにボコられるという内容。それだけの事だなあと思ったが、ちょっと考えてみれば現地で裏の商売をしていた兄弟があのタイ人のおっさんがめちゃめちゃヤバいという事を知らないはずがなくて。その事を知らないのは母親で。だから弟はおっさんヤバいという事を知りながらも母親の愛情を受けるためにおっさんに立ち向かっていかなければならなかった。っていうマザコンストーリーだったのだろうと思い直した。



兄の死まで弟は母親の愛情を受けてこず。それは弟が不出来だったからという理由で。しかしライアン・ゴズリングにそういうイメージがあまり無く。これまでの出演作でダメ男は結構演じてきているけど。
特に本作は『ドライヴ』で組んだ監督との作品なので『ドライヴ』のイメージで観てしまい余計に本作でのキャラクターが掴みづらくなってしまっているような。
変態プレイ(?)とかあまりはっきりしない言動で出来の悪い人物を醸し出そうとしていたのかも。



『プッシャー』3部作でレフン監督の作風はなんとなく分かってはいた。本作でもその作風に揺るぎは無かった。
映画ファンの間で熱狂を生んだ『ドライヴ』はレフン監督にしてはハリウッド的な路線に乗り過ぎたのかも。乗り過ぎたと言ってもハリウッド映画の中においてはかなり異質で、そこがウケた所であるのだろうけど、本作では『プッシャー』路線に戻り『ドライヴ』的なものを期待する観客を困惑させる。
監督としては『プッシャー』をやりたいけど観客は『ドライヴ』を望むと。個人的にはどっちもどっちなんだけど。


新しき世界

2014-02-18 21:27:02 | ア行の映画


『新しき世界』
(2013・韓国・2h14)
監督・脚本 : パク・フンジョン
出演 : イ・ジョンジェ、チェ・ミンシク、ファン・ジョンミン、パク・ソンウン



暴力団組織の中枢深くに入り込んだ潜入捜査官はそのため非情な任務を強いられる。



ネタバレ有。



韓国映画なのでひたすら情に訴えかけてくる作品かと思ったけど、確かにそういう部分は有るもののそれよりも組織のボスの死による後継者争いとそれに介入を画策する警察という構造に絞って描いた所が面白かった。



警察が企てた新世界計画は見事成功すればそれは正しい事では無いのかもしれないが本当に新しい世界が構築されたのかもしれない。
ただ、その目的のために手段を選ばなかったために潜入捜査官を警察とは別の新しい世界へと導かせると。

潜入捜査官ははっきりと向こうの世界へと行ったという事になっていたが、そこを曖昧にしてどっちの世界にいるのか不明とした方が面白いのではないかと思うのは日本人だからだろうか。


エンダーのゲーム

2014-02-11 20:37:48 | ア行の映画

Ender's Game: Inside the World of an Epic Adventure

『エンダーのゲーム』
"ENDER'S GAME” (2013・アメリカ・1h54)
監督・脚本 : ギャヴィン・フッド
出演 : エイサ・バターフィールド、ハリソン・フォード、ヴィオラ・デイヴィス、ヘイリー・スタインフェルド、アビゲイル・ブレスリン、ベン・キングズレー






50年前に異星人からの侵略戦争を仕掛けられ辛くも勝利した地球軍は再びの惨事を未然に防ぐという名目の下先制攻撃の機会を窺っていた。先手必勝を現実のものとするためには少年少女たちの力が必要不可欠であった。



ネタバレ有。



特に期待も先入観も無い状態で観たら面白かった。
大宇宙を舞台にした壮大なSF。という風には思えず。舞台は大宇宙でありながら描かれるのは主人公の周囲の出来事だけというこじんまりとした感じだけどその事に関しては不満は無く。
主人公の周囲だけの物語と思わせておいて実はそれが大規模な宇宙戦争とつながっていたという事で、それはSFとして面白いストーリーだと思った。



続編の製作が決定したとかなんとかいうニュースを耳にしたような気がしていて。なので中途半端な所で終わるのかと思っていたけどこれはこれで完結した様な感じにはなっている。むしろこの後どういう話しになっていくのかが想像つかない。

続編が有るとして主人公と地球にいる者たちとの間ではかなりの時間差が生じたように思われる。もう地球には戻らないんだろうか。
『プロメテウス』の続きも気になる所だけどこっちも気になる。



無重力空間演出は『ゼロ・グラビティ』からの影響という事では無く『インセプション』からの影響と考えた方が良いのだろう。

無重力空間である練習施設に浮かんでいる物体がどうやって固定されているのかがよく分からなかった。



ハリソン・フォードが良かった。本作ではかつての大スターオーラがいい感じで消えていたように思えた。

主人公の上級生(?)役の人も良かった。モイセス・アリアス。なんか特殊メイク無しで『メン・イン・ブラック』の宇宙人が化けた地球人が出来そうな感じ。

多分10歳とかそれぐらいの頃のモイセスのアイドルショット。現在は19歳。
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IMAXの2D字幕版で。別にIMAXじゃなくてもよかったなあとしみじみ思った。


オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主

2014-01-23 22:09:02 | ア行の映画

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 [DVD]

『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』
"ODD THOMAS” (2013・アメリカ・1h36)
製作・監督・脚本 : スティーヴン・ソマーズ
出演 : アントン・イェルチン、アディソン・ティムリン、ウィレム・デフォー、ググ・ンバータ=ロウ、ニコ・トルトレッラ








青年には死者の姿が見え、未来に起こる危機を察知する能力が有った。かつてないほどの大惨事を察知するがそれが誰によっていつどこでどのような事が起こるのかまでは分からなかった。



ネタバレ有。



『ハムナプトラ』シリーズのスティーヴン・ソマーズ監督作品。久し振りの作品かと思ったら『G.I.ジョー』の1作目を監督していた。

VFXはどこか『ハムナプトラ』っぽい雰囲気。それはちょっと古臭い感じに見えてしまうという事で。

『ハムナプトラ』っぽさを最大限に感じさせるのはイムホテップ(役の人)の登場。アーノルド・ヴォスルー。ほんのちょっとだけ出てた。
ならばブレンダン・フレイザーも出るかなあと思ったけどそれは無かった。

イムホテップとブレンダン
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イムホテップとミイラとブレンダン
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イムホテップ(ポロシャツ)とザ・ロック(サマーセーター)
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オカルトアクションヒーロー映画として大満足とまではいかないまでも面白かったと思えた所で事態は急展開を見せる。
切なかった。何が切ないかってアディソン・ティムリンが可愛かったので切ない。
死をもって感動作にするのは大嫌いだけど、アディソン・ティムリンの可愛さで切ない感動作になり得たと思った。


インシディアス 第2章

2014-01-23 21:22:55 | ア行の映画

ポスタ- A4 インシディアス 第2章 光沢プリント

『インシディアス 第2章』
"INSIDIOUS: CHAPTER 2” (2013・アメリカ・1h46)
監督・原案 ; ジェームズ・ワン  原案・脚本・出演 : リー・ワネル
出演 : パトリック・ウィルソン、ローズ・バーン、タイ・シンプソン、バーバラ・ハーシー、リン・シェイ、アンガス・サンプソン








息子を無事連れ戻した父親の挙動が不審で尚且つ家族に降りかかる怪現象は収まらないでいた。



ネタバレ有。



ジェームズ・ワン監督の前作『死霊館』に続いてまたしても犠牲者ゼロ(過去には多数の犠牲者有り)のオカルトホラー。
『インシディアス』1作目、『死霊館』、本作と3作品合わせても犠牲者は一人だけ。その一人にしても別次元で存在はしている。
新たなホラーのジャンルを作り出そうとしているのかも。ご家族で安心して観られるホラー。ファミリーホラー。



意外な所で前作とつながっていてそこが面白かった。それは果たして計算しての事なのかたまたま上手い事つながったのか。

今回は悪魔の出番は無し。最後でその存在を匂わすような感じではあった。シリーズ3作目も作られそうな感じなので3作目でも過去作品との見事なつながりを期待してしまう。『死霊館』とつながったら面白い。



霊能力者のおばあさん役の人とおばあさんの若かりし頃を演じる人とが雰囲気がよく似ていて、よく見つけ出したなあと思った。声とか喋り方まで似ていたように思うけどそれはおばあさん役の人の吹き替えだったりするのだろうか。
一方でバーバラ・ハーシーの若かりし頃の人はあまり似た雰囲気ではなかった。



本作の脚本家でゴーストバスターズ役で出演もしているリー・ワネルってジョディ・フォスターに似てんだよなあと『インシディアス』1作目を観た時からその様に思っている。


オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ

2014-01-23 19:29:13 | ア行の映画


『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ』
"ONLY LOVERS LEFT ALIVE” (2013・アメリカ=イギリス=ドイツ・2h03)
監督・脚本 : ジム・ジャームッシュ
出演 : トム・ヒドルストン、ティルダ・スウィントン、ミア・ワシコウスカ、アントン・イェルチェン、ジョン・ハート、ジェフリー・ライト、スリマヌ・ダジ



現代に生きるヴァンパイアは現代社会に則した暮らしを営んでいたが自由奔放に生きるヴァンパイアもいて互いにそりが合わないのだった。



ジム・ジャームッシュ監督によるヴァンパイア映画。太古より永遠(?)に生きるヴァンパイアと様々な古今東西のカルチャーの断片のジャームッシュ流コラボレーション。といった所だろうか。
そのカルチャーの断片の元ネタを知っていればより楽しめたのかも。



"ONLY LOVERS LEFT ALIVE”って、4つの単語全てにLが入っているという事に気付いたけどそれに何の意味が有るのか無いのかは全く分からない。そもそも文章の意味が分かってない。



『預言者』のマルセイユパートに出ていたインパクト顔の人が出ていた。スリヌマ・ダジ。
思っていたより小柄な人だった。ティルダ・スウィントンとトム・ヒドルストンが高身長カップルなので余計に小柄に見えるのかも。

ダジさんめっちゃカッケー
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二人の隣になっちゃうと別人のよう
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ウォーキングwithダイナソー

2014-01-16 20:30:37 | ア行の映画

ポスタ- アクリフォトスタンド入り A4 パターンC ウォーキング with ダイナソー 光沢プリント

『ウォーキングwithダイナソー』
"WALKING WITH DINOSAURS 3D” (2013・イギリス=アメリカ=オーストラリア・1h28)
監督 : バリー・クック/ニール・ナイチンゲイル
声の出演 : 木梨憲武、中村悠一、斎藤千和、森川智之、鈴木福








草食恐竜の群れのリーダーの息子2頭が苦難を乗り越え成長する。



現代のCG技術を駆使して太古の恐竜時代をスクリーン上に再現する。
ド素人からしたらCGに関してはケチの付けようがないがこれでも完成形ではなくもっと発達してゆくのだろう。『ジュラシック・パーク』『ダイナソー』そして本作と続けて観たら発達の過程が分かって面白いのかも。



お話しは奇をてらう事無く。その分面白みには欠く所ではあった。



主人公の声は憲さん。なんでも器用にこなす憲さんらしく器用にこなされていた。声を聞くと憲さんの顔が浮かんできてしまうのはマイナスと言えばマイナスではあった。



カール・アーバン出てた。生身の人間の役で。拘束期間1日ぐらいの感じな役で。


オーバードライヴ

2014-01-03 20:23:06 | ア行の映画

Snitch

『オーバードライヴ』
"SNITCH” (2013・アメリカ・1h52)
監督・脚本 : リック・ローマン・ウォー  製作・出演 : ドウェイン・ジョンソン
出演 : ジョン・バーンサル、スーザン・サランドン、バリー・ペッパー、ラフィ・ガヴロン、マイケル・K・ウィリアムズ、ベンジャミン・ブラット





別れた妻の元にいる息子が大量のドラッグを売買目的で所持していた容疑で逮捕された。父親は息子を救うため行動を起こす。



ドウェイン・ジョンソン主演という事でド派手なアクションが有るんだろうと思っていたけど、ドウェイン・ジョンソンの演技派への足掛かりという意味が有ったのかアクションは控えめだった。肉弾戦に関しては多分全く無かった。
確かにドウェイン・ジョンソンは演技上手いけど、どうしてもその見た目からアクションを期待してしまうので肩透かしな作品だったと思ってしまう。

ただ、アクション控えめでリアル指向なのかと言うと『悪の法則』を観た後では麻薬カルテルが甘過ぎる気がしないでもない。



本作といい『悪の法則』といいメキシコの印象を悪くする事に全く悪気は無い様子。それはメキシコが悪いのではなく麻薬カルテルが悪いという事なのだろうけど、メキシコの人が観てあまりいい気はしないだろうなとは思う。


悪の法則

2014-01-03 16:15:54 | ア行の映画

The Counselor (Movie Tie-in Edition): A Screenplay (Vintage International)

『悪の法則』
"THE COUNSELOR” (2013・アメリカ・1h58)
製作・監督 : リドリー・スコット
出演 : マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム、ブラッド・ピット








金欲しさにメキシコの麻薬カルテルとの取引に手を出した弁護士。大量の麻薬が何者かに奪われた責任が弁護士にのしかかる。



ネタバレ有。



面白かったけど面白くも無かった。面白い題材をわざと面白くなく描いたと言うか。話しの核心部分をぼやかしてその周辺の核心に迫るか迫らないかのスレスレの所を綿密に描いたと言うか。
それはそれで面白くも有り、またもどかしい所でも有りで。

麻薬カルテルの核心はブラックホールが如くで、ブラックホールに近付きひと儲け企んだ人々は無残に引きずりこまれてゆく。
そのブラックホールは描く事の出来ないほどの恐ろしさに満ちている。だから描かれない。描かれないから更に恐ろしさが増す。という意図が有るのかも。



ブラッド・ピットの首チョンパに至るまでのシーンはその前の前フリが効いていて緊張感が有って良かった。
別のバイク首チョンパも良かったけど、あのネタは何かで似たようなのを前にも見た事が有るが首チョンパ界では割とポピュラーなネタなのかも。