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ウーマン・イン・ブラック2 死の天使

2016-03-31 20:03:08 | ア行の映画

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『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』
"THE WOMAN IN BLACK 2: ANGEL OF DEATH" (2015・イギリス=アメリカ=カナダ・1h38)
監督 : トム・ハーパー
出演 : フィービー・フォックス、オークリー・ベンダーガスト、ジェレミー・アーヴァイン、ヘレン・マックロリー









第二次大戦中、ロンドンから学童疎開する数名の生徒と引率する教員。訪れた地は人影まばらなうら寂れた田舎だった。



前作『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』は切ない系ホラーの良作だった。本作は前作から40年後の物語。ほとんどの村人が姿を消したあの村のあの館の惨劇が再び起こる。

前作ほどの切なさはなかったが、元々そっち系を目指していないのかも。話の終わりではこれ以降も更に話を続けられる、現代にもつなげられるような感じで、何かそのために作られたような中継ぎ的な作品でもあった。


エベレスト 3D

2016-02-28 20:03:16 | ア行の映画

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『エベレスト 3D』
"EVEREST" (2015・アメリカ・2h01)
製作・監督 : バルタザール・コルマウクル
出演 : ジェイソン・クラーク、ジョシュ・ブローリン、ジョン・ホークス、マイケル・ケリー、ジェイク・ギレンホール、エミリー・ワトソン、キーラ・ナイトレイ、ロビン・ライト、サム・ワーシントン







エベレストの頂上を目指す過酷な登山ツアー。綿密な計画と厳格なルールの下実施されるが一つのルールを破った事で自然の猛威にさらされる事になる。



ネタバレ有。



せっかくなので3Dで観た。TOHOシネマズ日劇1にて。
3D効果を感じられたのは最初だけだった。2Dでも十分に迫力は感じられただろう映像だったと思う。スタッフ、出演者の惜しみない献身、努力の賜物。

1996年に実際に起きたエベレストでの遭難事故を描いている。人間など太刀打ちの出来ない自然の脅威を描き出す事が目的なのだと思う。なので人間に都合のいい様なストーリーではなく、その容赦のなさが観ていてかなりつらくはあった。
サム・ワーシントンの登場がカッコ良くて、この人が救助に大活躍するのだろうと思ったら全然活躍しなかったし。

いくら技術が進歩したからといって人が簡単に踏み入れちゃいけない領域が有るという事。それを生涯の教訓として危険の少ない便利な場所にしがみついてぬくぬくと暮らしていければ私は本望。


愛と哀しみのボレロ デジタル・リマスター版

2016-02-24 20:15:23 | ア行の映画


『愛と哀しみのボレロ デジタル・リマスター版』
"LES UNS ET LES AUTRES" (1981・フランス・3h05)
製作・監督・脚本 : クロード・ルルーシュ
出演 : ロベール・オッセン、ジョルジュ・ドン、ダニエル・オルブリフスキ、ジェームズ・カーン、ジェラルディン・チャップリン



フランス、ロシア、ドイツ、アメリカの音楽に関わる人々の1930年代から1980年代にかけての様々なドラマ。



高尚な芸術映画かと思って長らく敬遠してきたが、デジタル・リマスター版として劇場公開されたので意を決して観た。見かけだけ壮大なメロドラマだった。
観る人が観ればメロドラマだけではない何かがあるのかもしれない。

映画の冒頭で「人生には二つか三つの物語しかない。 しかし、それは何度も繰り返されるのだ。 その度ごとに初めてのような残酷さで」という言葉が出てくる。この映画自体もそういう事なんだろう。
一人二役には年齢的に合ってなさそうな役を演じている人もいて不自然に思えたが、それもまた人生で繰り返される物語を意図しての事なのだろう。



オープニングクレジットがナレーションで、最初そういう事だと気付かなくて何をゴチャゴチャ喋ってるんだろう?と思った。


アース・トゥ・エコー

2016-02-17 19:23:47 | ア行の映画

Earth to Echo (Original Motion Picture Soundtrack)

『アース・トゥ・エコー』
"EARTH TO ECHO" (2014・アメリカ・1h32)
監督 : デイヴ・グリーン
出演 : テオ・ハーム、ブライアン・"アストロ"・ブラッドリー、リース・ハートウィグ、エラ・ワーレステット







ラスベガスの住宅地。土地の徴用が決まり幼馴染の少年3人は離れ離れになる事となった。それぞれの引越し前日、近隣一体の携帯電話に入る不審な画像がある場所を示している事を解明した少年たちはその場所へと思い出作りも兼ねたサイクリングに出かける。



POV(主観映像)手法によるキッズ・SFファンタジー・アドベンチャー。
キッズがアドベンチャーするSFファンタジーの内容としては良作だったと思う。クライマックスの地中から無数の物体が湧き出てくるシーンがSFファンタジーとしての見せ所であり、その大事なシーンをしっかりと作りきれているのがさすがだと思う。

ベタベタな感動押しつけに持って行かない所にも好感。

問題はPOVである必要性があまり感じられない。所々でPOVであるための不自然さの方が感じられる。
そこはPOV作品の流行期である時代に作られた。そういう時代だった。という事で納得するしかない。
それは3D全盛期に数多く作られた3D作品についても同じ事が言えるのだろう。


アメリカン・ドリーマー 理想の代償

2016-01-28 19:11:31 | ア行の映画

MOST VIOLENT YEAR

『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』
"A MOST VIOLENT YEAR" (2014・アメリカ・2h05)
製作・監督・脚本 : J・C・チャンダー
出演 : オスカー・アイザック、ジェシカ・チャステイン、アルバート・ブルックス、デヴィッド・オイェロウォ、アレッサンドロ・ニヴォラ








1981年、ニューヨーク。灯油小売業界で頭角を表わす男。何者かによって売り物の灯油を強奪され続けていたが男は暴力的手段に訴える事を良しとはしていなかった。



1980年代というとニューヨークが最も物騒だった時代なのだろう。そんな中で一人だけ非暴力主義を貫こうとしても周りは余計それにつけこんでやりたい放題。
結局主人公が抱え込んでいた厄介ごとを解決したのは暴力によってで。解決してスッキリとはいかず後味の悪さが残る。映画としてはその後味の悪さがいい。
アメリカ建国以来の伝統でもある自衛手段としての暴力、一旦それに手を染めてしまうとあとはもう歯止めの効かない暴力の連鎖の中へとズブズブにはまり込むだけ。1980年代当時のアメリカンドリームはその上に成り立っていたという事なのか。

主人公は最後まで非暴力主義で踏み止まるべきだったのか。自身の破滅が待っていると分かっていながら踏み止まれるのか。そういった問題はアメリカのみならず世界共通、日本も例外でない問題なのかもしれない。


お!バカんす家族

2016-01-24 21:03:42 | ア行の映画
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『お!バカんす家族』
"VACATION" (2015・アメリカ・1h39)
監督・脚本 : ジョナサン・ゴールドスタイン/ジョン・フランシス・デイリー
出演 : エド・ヘルムズ、クリスティナ・アップルゲイト、スカイラー・ギソンド、スティール・ステビンズ、クリス・ヘムズワース、レスリー・マン、チェヴィー・チェイス、ビヴァリー・ダンジェロ



一家4人でのアメリカ横断旅行を企画した父。その行程はハプニングの連続。一家は目的地まで無事に辿り着けるのか。



2回目。2015年に2回観たのは本作だけ。
2回目で100点から85点まで下がった。それは鮮度が命のコメディだから仕方ない。しかし2回目でも85点のコメディ映画というのもそうは無い。

本作が紹介される際に下ネタ満載とか言われていて、そうだったかなあと思って観たらそうだった。8割9割下ネタ。
でもそんなに下品な下ネタではないと思う。かと言って上品な下ネタでは決してないが。

クリス・ヘムズワースが夫婦の寝室にリモコンの説明をしに行って、やりたい事全てやりきって満足の小声での「OK」が面白かった。
そういった感じでただ単にびろうな言動だけで笑いを取りに行くのではなくて、それが有った上で表情やリアクションなどの芝居で笑わせてくれるので下品に感じないのだろう。



マッハ号を凌ぐ特殊装置を備えたアルバニア車、タータンのプランサー。ワッフルボタンを2回押すのは超危険。
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『ブリングリング』で使われたのが印象深い曲が『お!バカんす家族』でも聞けるとは思わなかった。



お!バカんす家族

2016-01-14 19:25:08 | ア行の映画


『お!バカんす家族』
"VACATION" (2015・アメリカ・1h39)
監督・脚本 : ジョナサン・ゴールドスタイン/ジョン・フランシス・デイリー
出演 : エド・ヘルムズ、クリスティナ・アップルゲイト、スカイラー・ギソンド、スティール・ステビンズ、クリス・ヘムズワース、レスリー・マン



妻とはちょっと倦怠気味。子供二人はやや問題児ながらもそれほど手がかからなくなり、妻との愛を再び燃え上がらせるため男は例年の決まりきったバカンスをやめた。目指すは自身の思い出の詰まったテーマパーク。
レンタカーに乗って一家のアメリカ大陸横断の珍道中が始まる。




チェビー・チェイス主演"バケーション"シリーズのリブートらしい。という事はシリーズ化されるのだろうか。
チェビー・チェイス版のファンにはあまり評判良くないのかなあという感じだが。

National Lampoon's Vacation [VHS] [Import]National Lampoon's European VacationNational Lampoon's Christmas Vacation [VHS] [Import]Vegas Vacation [VHS] [Import]









1作目『ホリデーロード4000キロ』(1983年)
『お!バカんす家族』は主に1作目を基本に再構築されているみたい。

2作目『ナショナル・ランプーンズ・ヨーロピアン・ヴァケーション』(1985年)

3作目『ナショナル・ランプーン/クリスマス・バケーション』(1989年)

4作目『ベガス・バケーション』(1997年)

シリーズで観たのは4作目だけ。新宿歌舞伎町のゲーセンの上にあった新宿ジョイシネマの小っちゃいとこで。
シリーズを途中から観て、シリーズ恒例のお約束ギャグだったり前作つながりのギャグだったりが分からないのでちょっと厳しかったような記憶。
『お!バカんす家族』にもチェビー・チェイス版へのオマージュネタが有る様なので、シリーズを観た方がより面白いのかも。

2作目だけが劇場未公開作品。今現在のアメリカコメディ映画の日本での劇場公開状況からするといい時代だったなあと思う。



面白かった。自分にとっては繰り出されるギャグが全然すべらない。オープニングロールの珍写真から面白かった。
荒れ地で物に怒りをぶつける所なんか2回目来るのが予想出来てもそれでも面白い。きっとエド・ヘルムズのリアクションが面白いんだろう。
『モンスター上司』のチャーリー・デイのウザくて面白い持ち味も十分に発揮されていたし。
その他にもあれもこれも面白かったなあ。と、いい思い出しかない。最後に何か大ネタが有ったらもっと良かったんだろうけど、それでも面白かった。
なので点数でいうなら減点法で100点。加点法だと90点といった所。100点の映画なんて滅多にないのでここは減点法の100点で。
『お!バカんす家族』100点。


アントマン

2016-01-12 20:04:33 | ア行の映画

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『アントマン』
"ANT-MAN" (2015・アメリカ・1h57)
監督 : ペイトン・リード
出演 : ポール・ラッド、マイケル・ダグラス、エヴァンジェリン・リリー、コリー・ストール、マイケル・ペーニャ、デヴィッド・ダストマルチャン、ティップ・"T.I."・ハリス、アビー・ライダー・フォートソン、ボビー・カナヴェイル、ジュディ・グリア







人体の原子間を収縮させる事に成功した科学者は悪用される事を懸念しその技術を封印する。のちに人体収縮にあと一歩まで近付き、成功の暁には悪用を企む別の科学者が現れた事によりその目論みをひねり潰す必要に迫られた。



マーベルコミックヒーローの一人アントマン。本作では2号。
1号がアイアンマンことトニー・スタークの父親と因縁が有って、そのため2号はトニー・スタークとの因縁に縛られる事になっていくのだろうか。
『キャプテン・アメリカ』の3作目でその因縁は始まるのかも。

1989年の時の1号(マイケル・ダグラス)の顔のしわはCGで消したのだろうか。



スーツによって自在に小さくなったり元に戻る事が出来るのがヒーローとしての特色。
ヒーローとしての特色はメリットとデメリット両方が必要だろうと思う。デメリットで危機に陥りメリットで危機を乗り切るといった。
なにかメリットだけが強調されたような。体が小さくなってもパンチなどの威力は普通の体の時のままっていうのがどういう原理なのかさっぱり分からない。収縮では無く圧縮と考えればなんとなく理解できる気がする。

どうにかすると亜原子間の時間の概念の存在しない空間で縮み続ける。なんていう物凄いデメリットが用意されてはいた。
あと、あんまり収縮拡大を繰り返すと体によくないよ。という事も有る様子。



主役を演じたポール・ラッドの出演作品は結構観ているのだけど今まではそんなに印象に残らなかった。本作でシリアスもコメディもアクションも出来る人だという事が分かり、アイアンマンのロバート・ダウニー・Jrとは別タイプのヒーロー像を作れたんじゃないだろうか。
宣伝での来日時のいい人エピソードで好感度もアップ。


ヴィンセントが教えてくれたこと

2016-01-04 20:10:07 | ア行の映画

St. Vincent

『ヴィンセントが教えてくれたこと』
"St.VINCENT" (2014・アメリカ・1h44)
監督・脚本 : セオドア・メルフィ
出演 : ビル・マーレイ、ジェイデン・リーベラー、メリッサ・マッカーシー、ナオミ・ワッツ、クリス・オダウド、テレンス・ハワード








身の回りのごくわずかな人間と一匹の猫にしか心を開かない偏屈な老人ヴィンセントが隣家に越してきた小学生の少年の子守りをする事になった。



偏屈で常識破りな老人と生活環境に諸事情ある少年との交流。その交流によってお互いの抱えている問題にどう対処するべきなのかが見えてくる。といった定番的なストーリーではあるけど、役者が揃うとその定番が心地いい。
ビル・マーレイにピッタリなはまり役に少年役ジェイデン・リーベラーくんが堂々と対応する。ナオミ・ワッツが東欧系の妊婦のストリッパー役の変化球、メリッサ・マッカーシは真面目なシングルマザー役で得意の下ネタ封印で演技力の高さを見せてくれる。



相手の懐に入って下からの掌底突き。
ポスター A4 パターンF ヴィンセントが教えてくれたこと 光沢プリント












その威力は力石のアッパー級。
https://www.youtube.com/watch?v=6BfjKgLHET0


内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル

2015-12-30 07:16:37 | ア行の映画


『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』
(2015・日本・1h25)
監督 : 工藤浩之
出演 : 三村マサカズ、内村光良、大竹一樹、藤原令子、久保田悠来



様々な依頼を芝居で解決する変わった探偵事務所が有った。



インターネット配信バラエティ番組『内村さまぁ~ず』からのまさかの映画化。『内村さまぁ~ず』は見た事が無く、そして前身とも言える『内村プロデュース』もほとんど見た事が無かった。
なので思い入れは全く無いが、長年の付き合いの気心の知れた芸人さんたちのやり取りは観ていて楽しい。

『内村さまぁ~ず』を見てない理由は『内村プロデュース』を見ていなかったからだけど、『内村プロデュース』はなんで見てなかったのかその理由も今となっては定かでは無い。

バラエティ番組からの映画化という事でバラエティの要素も入っている。じゃあ映画では無いかというとそんな事は無く。
ショートコントの積み重ねといった趣ではあるけど、その中にフリが有ってそして映画全体のオチがちゃんと有る。だから一本筋の通ったストーリーとして納得できる。



池袋シネマ・ロサにて。


あの日のように抱きしめて

2015-11-25 20:19:08 | ア行の映画


『あの日のように抱きしめて』
"PHOENIX" (2014・ドイツ・1h38)
監督・脚本 : クリスティアン・ペッツォルト
出演 : ニーナ・ホス、ロナルト・ツェアフェルト、ニーナ・クンツェンドルフ



強制収容所から生還した女性は顔に大けがを負っていた。手術は成功し回復した女性は行方の分からなくなっていた夫を見つける。しかし夫は手術によって別人の顔になってしまった妻に気付かない。ある疑惑がささやかれている夫の真実を探るため妻は別人を装い夫に近付く。



ネタバレ有。



『東ベルリンから来た女』の監督、主演トリオによる作品。『東ベルリンから来た女』は冷戦時代の東西分裂下での庶民の哀しみと希望が描かれていたが、本作では第二次大戦下と終戦後の庶民の哀しみが描かれる。切ない哀しい映画でいい映画だった。

ナチスによって世界の悪役という宿命を背負わされてしまったドイツだけど、その宿命をきちんと受け入れた上でこういった軍人でも政治家でもない人たちの哀しみを描いているからバランスが取れるのだろうと思う。
日本みたいに加害者で有った事実を忘れてしまったかのように自分たちもまた被害者であったと殊更にアピールするのはどうなんだろうかなあと思う。



しかし、夫が全然気付かない。って事は無いんではないかと思うが。例えば顔が見えない後姿とか、ちょっとした仕種とかに妻を感じそうなものだと思うんだが。
そこは気付かないという事が大前提の話だし、気付かない事によって切ない物語となるわけだけど。
密告によって妻を強制収容所送りにした罪悪感から逃れるために妻はもうこの世にはいないと思い込みたかったのかも。


インターセプション 盗聴戦

2015-11-08 19:28:21 | ア行の映画


『インターセプション 盗聴戦』
"竊聽風雲3" (2014・中国=香港・2h11)
監督・脚本 : アラン・マック/フェリックス・チョン
出演 : ラウ・チンワン、ルイス・クー、ダニエル・ウー、ミシェル・イェ、ジョウ・シュン、アレックス・フォン、ラム・カートン、ドミニク・ラム、ケネス・ツァン、ン・マンタ



開発が進む香港郊外。開発の裏では役人の買収が行われていた。その事実を突き止めるため盗聴を仕掛ける男がいた。



ラウ・チンワン、ルイス・クー、ダニエル・ウーの3人が顔を合わせる『盗聴』シリーズ第3弾。
今回は1、2作目の出演者が豪華に集合する『盗聴』オールスターキャストといった具合でその点では楽しめた。
内容の方は経済の話とか香港独特の制度が絡んできてあまり理解は出来ていないが、最後にはシリーズ史上最大(?)のアクションシーンが強引気味にねじ込まれて、オールスターキャストによるお祭り感がさらにアップされる。

3人の男の友情や信頼が金によって揺るがされる姿がシリーズを通して描かれているが、今回のお祭りをもって最後になるのだろうか。
番外編的なセルフパロディの入ったコメディを観てみたい。



シネマート新宿 ≪2015夏の香港・中国エンターテイメント映画祭り≫にて。
シネマート六本木亡きあと無事にシネマート新宿に引き継がれた。


エクストラ テレストリアル

2015-10-26 20:12:30 | ア行の映画

EXTRATERRESTRIAL

『エクストラ テレストリアル』
"EXTRATERRESTRIAL" (2014・カナダ・1h41)
監督 : コリン・ミニハン  脚本・編集 : ザ・ヴィシャス・ブラザーズ(コリン・ミニハン/スチュアート・オルティス)
出演 : ブリタニー・アレン、フレディ・ストローマ、メラニー・ババリア、ジェシー・モス、アンニャ・サヴィッチ、ギル・ベローズ、マイケル・アイアンサイド







別荘での週末を過ごしに来た男女5人。飛行物体が墜落し爆発炎上するのを目撃する。焼け跡からやって来た何かに恐怖を感じた女性が一発の銃弾を撃ち込んでしまう。



"週末の別荘に若い男女"というホラー映画の定番を用いたSFホラー。定番を用いてそこからひねりを加えるのが『キャビン』からの新しい定番だろうか。
本作のひねりにはSFファンタジーの名作とされている『E.T.』が大きく関係している。勘の鋭い方なら本作のタイトルだけでピンとくるのだろう。
全くピンとこず、あーこれは『E.T.』になるんだなー。と単純に思っていた所からの展開はひねりが効いていた。
その結末からの後始末はワンカットで、異様な現場の雰囲気を出すのにワンカットはとても効果的だった。



マイケル・アイアンサイドは気のいい政府陰謀論者。強面な役の印象が強いが本作の役はいつものイメージと違くて良かった。

マイケル・アイアンサイド 1950年2月12日生まれの65歳。
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ロン・パールマンも1950年(4月13日)生まれ。
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同じくエド・ハリスも(11月28日)
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ウィリアム・H・メイシー(3月13日)も
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何気にジェニファー・ローレンスのおっぱいに腕を当ててるビル・マーレイ(9月21日)も
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スティーヴ・マーティンと海水浴を楽しむマーティン・ショート(3月26日)もみんな仲良く65歳。末永くお元気で。
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犬どろぼう完全計画

2015-10-21 19:25:26 | ア行の映画


『犬どろぼう完全計画』
(2014・韓国・1h50)
監督・脚本 : キム・ソンホ
出演 : イ・レ、カン・ヘジョン、イ・ジウォン、ジソク、キム・ヘジャ、イ・チョニ、チェ・ミンス



大人の事情により父親が失踪しホームレスとなった母子。子供の事情によりマイホームを手に入れなければならなくなった長女は謝礼金目当ての犬泥棒計画を実行する。



韓国映画初のアメリカ人作家による欧米小説の映画化との事。
原作は児童書らしいので本作も児童映画という事でいいのだろうと思う。滑稽なキャラクターによるドタバタも有りつつ、シリアスな泣かせる所も有りと。原作がそういう感じなのだろうか。ハリウッドによるドタバタに特化したコメディ作品としても観てみたい。

ピザ屋の兄ちゃんは必要だったのだろうか?いなくても良かったような気がするが。



お母さん役のカン・ヘジョンは『トンマッコルへようこそ』の女の子、で『オールド・ボーイ』の女の子でもある。と後で調べて分かった。
『トンマッコルへようこそ』が2005年、『オールド・ボーイ』が2003年と2作品とも10年以上の月日が流れ、そりゃあ女の子もお母さんになる。

トンマッコルへようこそ (角川文庫)













チェ・ミンス久し振りに見たけど8年間映画に出てなかったらしい。テレビドラマには出ていたみたい。本作が映画復帰作。
ウィキペディアによると「気が強い事で有名」。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B9
そりゃあ長瀬さんもグーで殴られる。

ソウル [DVD]

ソウル [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

ジャニーズ画像規制法にこっそりと立ち向かうジャニーズ・タスクフォース。その立場は限りなく弱い。


オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分

2015-10-19 19:25:48 | ア行の映画

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『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』
"LOCKE" (2013・イギリス=アメリカ・1h26)
監督・脚本 : スティーヴン・ナイト
出演 : トム・ハーディ
声の出演 : オリヴィア・コールマン、ルース・ウィルソン、アンドリュー・スコット








大規模な工事を翌朝に控える現場監督だったがある個人的な事情により現場から離れる決断をする。



家庭の問題、仕事の問題、全ての責任は自分にあり、それを素直に認める俺って素敵やん。といった内容。

運転マナーからすると最低な映画。その運転マナーの酷さが主人公の身勝手な人間性を物語っているように思え、喋り方とかシャツの腕まくりや鼻をかむ姿にさえ見ていてイライラしてくる。
あの運転で勝手に単独事故起こしてくれるんならなんにも問題は無いけど、巻き添え事故やそれに伴う大渋滞とか起こされたらたまったもんじゃない。



YEBISU GARDEN CINEMAにて。
ロビーにオーブンが有るけど、あれって本物なんだろうか。