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或る終焉

2017-01-06 20:04:15 | ア行の映画


『或る終焉』
"CHRONIC" (2015・メキシコ=フランス・1h34)
製作・監督・脚本・編集 : ミシェル・フランコ  製作総指揮・出演 : ティム・ロス
出演 : サラ・サザーランド、ロビン・バートレット、マイケル・クリストファー



終末医療にかかわる看護師の男は献身的な介護をするがある事で誤解を生んでしまう。それでもなお信念を貫き通す男にはある秘密が有った。



ネタバレ有。



男が献身的な介護をする理由は過去に自分が起こした事への罪滅ぼしなのか呵責なのかそれとも別な理由なのかはよくは分からないけど、とにかく何よりも患者の事を最優先し患者のために尽くす。そんな男の終焉はある時何の前触れもなく起こる。

人生はいつかは終わる。という事は皆平等で、終わりに向けてのある程度の期間が残されるのか、予感すらなくその時その場所にいた事によって突然終わるのかという違いはあっても終わりは必ずやってくるのだと。

ある意味理想的な終わり方なのかもしれないなあとも思う。恐怖や痛み苦しみが一瞬で済むというのは。映画の終わり方としては呆気に取られるけど。


エルヴィス、我が心の歌

2017-01-05 19:18:17 | ア行の映画


『エルヴィス、我が心の歌』
"EL ULTIMO ELVIS" (2012・アルゼンチン・1h31)
製作・監督・脚本・編集 : アルマンド・ボー
出演 : ジョン・マキナニー、マルガリータ・ロペス、グリセルダ・シチリアーニ



アルゼンチンでエルヴィス・プレスリーの物真似を生業とする男はもはや自分がエルヴィスであると信じていた。妻と娘とは離れて暮らしていたが、妻が事故に遭ったことで家族としての絆が深まり始める。しかし、男にはどうしてもなさねばならない事が有りその期日が迫っていた。



エルヴィスのごとき歌声を与えられたと信じ、今やエルヴィスそのものに自分はなった。ただ、完全なるエルヴィスになるためにはあと一つ決定的に足らないものが有って、それを成し遂げれば自分がエルヴィスになれるのだ。という。
傍から見れば何もそこまでと思うけど、あいつは本当にエルヴィスになっちまったのさ。と、ごく狭い界隈では語り継がれるかもしれないし、それで本望なんだろうなあと傍から見る分には思う。


アイアムアヒーロー

2016-12-14 20:08:02 | ア行の映画


『アイアムアヒーロー』
(2015・日本・2h07)
監督 : 佐藤信介
出演 : 大泉洋、有村架純、長澤まさみ、塚地武雅、片瀬那奈、吉沢悠、岡田義徳、徳井優



ある日突然死者が生者を襲う。漫画家アシスタントの男(趣味:クレー射撃)は偶然知り合った女子高校生とともに安全とされる富士山を目指す。



面白かった。主人公の冴えない日常だとか、コミュニティにおける支配社会だとか、不思議な力を持った女子高校生だとか色々あるけど、最終的にはゾンビ映画としてのクライマックスが有って。
大挙をなして人間に襲い掛かるゾンビ、覚悟を決め立ち向かう人間。その大殺戮のアクションを逃げずに真っ正面からしっかりとやりきった感が本作には有る。それがゾンビ映画として大変面白い。


アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち

2016-12-13 20:22:26 | ア行の映画

The Eichmann Show (2015) [ NON-USA FORMAT, PAL, Reg.0 Import - United Kingdom ]

『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』
"THE EICHMANN SHOW" (2015・イギリス・1h36)
監督 : ポール・アンドリュー・ウィリアムズ
出演 : マーティン・フリーマン、アンソニー・ラパリア、レベッカ・フロント









第二次世界大戦終戦から15年、ユダヤ人大量虐殺の責任者とされるアドルフ・アイヒマンがイスラエルの諜報機関モサドによって身柄を確保される。翌年、エルサレムの法廷で裁判が行われる事となり、その模様はテレビで全世界に放映される事となった。



傍から見るとアイヒマン一人に全ての罪を押し付けているように思え、裁判が吊るし上げの場になっている様だった。当事者の心境からしたら全然違う見方になるんだろうけど。
たった一人で法廷のその場にい続けたアイヒマンの精神力の強さの方に興味を持った。


オマールの壁

2016-12-11 06:17:24 | ア行の映画


『オマールの壁』
"OMAR" (2013・パレスチナ・1h37)
製作・監督・脚本 : ハニ・アブ・アサド
出演 : アダム・バクリ、リーム・リューバー、サメール・ビシャラット、エヤド・ホーラーニー、ワリード・ズエイター



イスラエル軍によって監視されている社会に不満を持つパレスチナ人の若者たちが実力行使に出るが、一人の若者が秘密警察に捕らえられ仲間を売る事を強要される。



スタッフ全員がパレスチナ人、撮影もパレスチナで行われ、100%パレスチナの資本によって作られた作品。
ハニ・アブ・アサド監督の『パラダイス・ナウ』はパレスチナ、フランス、ドイツ、オランダの合作映画。

パレスチナと言えばイスラエルとの関係が一触即発の物騒な国のイメージが強いけど、確かにそういう面はあって、でもそこで暮らす人の大多数はその状況なりの普通の生活を送っている、または送りたいと思っているわけで。
平和でつつがない生活をしたいと願っていてもそれがままならない状況の人たちがいる。何が出来るわけでもないしなんにもしないんだけど、そういう事をせめて知っておけば後ろめたさが無くなるような、そんな都合のいい考え方をしてみたり。


アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日

2016-12-07 20:06:33 | ア行の映画

アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日 DVD

『アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日』
"ALEXANDER AND THE TERRIBLE,HORRIBLE,NO GOOD,VERY BAD DAY" (2014・アメリカ・1h21)
監督 : ミゲル・アルテタ
出演 : スティーヴ・カレル、ジェニファー・ガーナー、エド・オクセンボウルド、ディラン・ミネット、ケリス・ドーシー、エリス・ヴァーガス、ゾーイ・ヴァーガス、ジェニファー・クーリッジ






両親、兄姉弟と少年の6人家族。少年はツイてない日を呪い、ほかの家族にもツイてない日が来ることを願う。翌日、少年の願いが次々と叶う。



ディズニーのドタバタホームコメディ。ディズニーだけにドタバタもどこか上品。下ネタも無し。『お!バカンス家族』好きとしてはちょっと物足りなくも思えたが、ホームコメディとしてこれはこれでいいと思う。
どこか野原一家的な感じがして、「野原一家ファイヤー!」的な団結心の強さとか、そこが良かった。



前半は少年のツイてない1日を中心に描かれる。なので少年役のエド・オクセンボウルド(『ヴィジット』のラップ少年)が話を引っ張る。その役割を果たして尚且つちゃんと笑わせてくれる。やっぱり上手い、芸達者な子だなあと思う。

赤ちゃん役は『ネイバーズ』にも出ていたゾーイ・ヴァーガスとエリース・ヴァーガスが二人一役。実際には女の子だけど本作では男の子役。


あいつだ

2016-11-28 20:25:23 | ア行の映画


『あいつだ』
(2015・韓国・1h49)
監督・脚本 : ユン・ジョンヒョン
出演 : チュウォン、ユ・ヘジン、イ・ユヨン、リュ・ヘヨン



自分の全てをかけてただ一人の肉親である妹を守ると誓っていた男だったがその妹が何者かによって殺害される。あてにならない警察とは別に独自に犯人を捜す男の前にある特殊な能力を持った女性が現れる。



韓国映画ならではのハードなリベンジムービーになるんだろうと思ったが、超常現象の要素が盛り込まれる。その事は予告を見て知っていたので違和感は無かった。むしろその事でSFスリラー的な展開になれば好きな映画になりそうと思っていた。実際はハードリベンジにもSFスリラーにもならなかったけど。

主人公が喧嘩強そうに見えて意外とそうでもないっていうのはもどかしいが、リアルと言えばリアルなのかもしれない。



邦題が興味ひかれる。『あいつだ』と聞いてなんだなんだ?と思わずにいられない。
日本映画『変態だ』が12月に公開。やっぱりなんだなんだ?と思わずにいられない。実際観るかどうかは微妙だが。


女が眠る時

2016-08-25 20:25:24 | ア行の映画

女が眠る時

『女が眠る時』
(2016・日本・1h43)
監督 : ウェイン・ワン
出演 : 西島秀俊、ビートたけし、忽那汐里、小山田サユリ、新井浩文









デビュー作が高い評価を受けたものの2作目以降の作品が書けないでいた小説家。伊豆のホテルに宿泊中、一組のカップルに興味を持った。



小説家が迷宮に入り込んでしまった。でも出られたよ。といった単純な受け取り方をしてしまったがそんな単純ではなく重層的な意味を持つ映画らしい。他の人の感想を読んでそういう事だったのかと気付かされたがどんな意味が重なっていたのか確認したい気持ちは無い。あんまり見たくない人出てるから無理。



本作とは別の話で、今日になって知ったんだけどハリウッド版『GHOST IN THE SHELL』の荒巻役がたけしさんという事で。驚きと不安がごちゃ混ぜに。
http://www.imdb.com/title/tt1219827/?ref_=nm_flmg_act_3

個人的にはブー子さんの続編が見たいんだけど。



オートマタ

2016-08-24 20:31:24 | ア行の映画

Ost: Automata
『オートマタ』
"AUTOMATA" (2014・スペイン=ブルガリア=アメリカ=カナダ・1h50)
監督・脚本 : ガベ・イバニェス  製作・出演 : アントニオ・バンデラス
出演 : ビアギッテ・ヨート・ソレンセン、ロバート・フォスター、ディラン・マクダーモット、メラニー・グリフィス
声の出演 : ハビエル・バルデム





太陽の活動の変化によって人類のほとんどが死滅した世界。残された人間たちは労働力をロボットによって補っていた。
ロボットには自己改造してはならないという規制がかけられていたがそれを破るロボットが現れる。



ネタバレ有。



合作映画だけどスペインがメイン。なのかちょっとよく分かっていないが監督はスペインの方。
スペイン映画のSFを観るのは初めてかもしれない。というかスペイン映画だと思って観ていなかった。英語だったし。

人間が作ったロボットは人の形を模した二足歩行型ロボットだけど、そのロボットが選んだ進化の形はゴキブリ型っていうのがなるほどなあと思った。
変わってしまった地球環境に合った最適の形がゴキブリ型であって、ヒトの時代はもう終わりなのですよといった通告でもある。とはいえ人間もゴキブリ並みにしぶとく生き残るのかもしれないが。

バッドエンドではないけどハッピーエンドでもない。その微妙な所がスペイン映画らしさなのかもしれない。


オデッセイ

2016-07-31 19:22:42 | ア行の映画

ポスター アクリルフォトスタンド入り A4 パターンC オデッセイ 光沢プリント

『オデッセイ』
"THE MARTIAN" (2015・アメリカ・2h22)
製作・監督 : リドリー・スコット
出演 : マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、マイケル・ペーニャ、ケイト・マーラ、セバスチャン・スタン、アクセル・ヘニー、キウェテル・イジョフォー、ジェフ・ダニエルズ、クリステン・ウィグ、ショーン・ビーン、ベネディクト・ウォン







火星調査隊からはぐれ一人きり残された男は数年後に救助が来る事を信じて火星でのサバイバルを続ける。



面白かった。火星でのサバイバル、地球からの救助ミッションが並行して描かれるが両方面白い。

宇宙開発に重要なポジションにいるのが中国なのが現代のトレンドなんだろう。将来どうなるか分からない所はかの国にも有るとは思うが。

主人公が茶目っ気のある人物なのが良かった。似たような状況でも『インターステラー』では狂気に走り。どっちかといったら『インターステラー』の方がリアルなのかもしれないが、結果として良かったのは本作の方で。どこか楽天的に諦めない心が大事という事だろうか。しかし、楽天的でいていいのも知能や適応能力があっての事。

人間が安全に暮らせるのは地球上の限られた一部であって、地球外の遠く離れた星なんていうのは論外であって、なんかあれば即、死。なのであって。それでも人類は宇宙を目指すべきなのか。当然目指すべき。未知の世界に踏み出すべき。と。

主人公を演じたマット・デイモンが良かった。
個人的にはアカデミー賞主演男優賞はマット・デイモンだったんだけど。助演男優賞はスタローンで、助演女優賞はルーニー・マーラ、主演女優賞は特になし、あえて言えうなら作品未見ながらシアーシャ・ローナンだったんだけどことごとく外れの逆スイープ。
結局『オデッセイ』は7部門ノミネートで無冠。『キャロル』も6部門ノミネートで同じ結果。


エージェント・ウルトラ

2016-07-10 19:11:15 | ア行の映画

American Ultra Movie Poster 24 x 36

『エージェント・ウルトラ』
"AMERICAN ULTRA" (2015・アメリカ・1h36)
監督 : ニマ・ヌリザデ
出演 : ジェシー・アイゼンバーグ、クリステン・スチュワート、コニー・ブリットン、トファー・グレイス、トニー・グレイス、ウォルトン・ゴギンズ、ジョン・レグイザモ、ビル・プルマン








田舎町のコンビニ店員の男の命をCIAが狙うがその事で男の隠されていた本能が目覚めるのだった。



アクション、サスペンス、ラブが100分以内にまとまっていて。途中サプライズもあって何の不満もない。
サプライズはそんなに大それたものではないけど、話の変化が有った方が観ていて飽きない。

ラブの部分でクリステン・スチュワートが可愛かった。今までで一番可愛かったんじゃないだろうか。いつも通り気は強いけど。


イット・フォローズ

2016-05-23 20:12:08 | ア行の映画

ポスター/スチール写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターンE イット・フォローズ 光沢プリント

『イット・フォローズ』
"IT FOLLOWS" (2014・アメリカ・1h40)
製作・監督・脚本 : デヴィッド・ロバート・ミッチェル
出演 : マイカ・モンロー、キーア・ギルクリスト、リリー・セーペ、オリビア・ルッカルディ、ダニエル・ゾヴァット、ジェイク・ウィアリー








人の姿をして狙った人間の命を確実に奪う"それ"。"それ"に狙われた少女が必死の抵抗を試みる。



何の因果もない少女が恐怖に襲われる不条理ホラー。何故なのか?どうしたいのか?理由も目的も無いただひたすらに不条理な恐怖。
ホラーだからそれでいいんだと思う。

現代の若者が登場人物ながら携帯電話やインターネットが使われないのが珍しい。

「フォローズ」が"それ"から少女に恋していた幼馴染に変わる。という所が物語としての面白さだったかと思う。



池袋シネマ・ロサにて。


おじさんに気をつけろ!

2016-05-07 02:21:20 | ア行の映画

Uncle Buck [VHS] [Import]

『おじさんに気をつけろ!』
"UNCLE BUCK" (1989・アメリカ・1h39)
製作・監督・脚本 : ジョン・ヒューズ
出演 : ジョン・キャンディ、ジーン・ルイ―ザ・ケリー、マコーレー・カルキン、ギャビー・ホフマン、エイミー・マディガン、ローリー・メトカーフ、ジェイ・アンダーウッド








両親の留守中に子供たちの面倒を見る事になったのは定職を持たない自由人のバックおじさんだった。



2015年最後に観た映画。なぜ最後に本作を観たのか記憶は定かではない。

3人の子供のうち長女は反抗期でおじさんに反発していたが徐々に信頼関係を築き、それに伴い子供大人であったおじさんにも大人としての自覚が芽生える。といった定番的な内容では有るけど、コメディならではの大袈裟さと茶目っ気とで温かく描いたほのぼのコメディ。
もっと過激なブラック寄りのコメディかと思っていたけどこれはこれで良かった。



マコーレー・カルキンはまだ小っちゃいが『ジェイコブズ・ラダー』の時よりは大っきい。ギャビー・ホフマンとのコンビが可愛らしかった。まだ生意気さはそんなに無くて人気出るのも納得。
本作の後に大ヒット作『ホーム・アローン』へとつながる。



『ボディガード』でケヴィン・コスナーに反発しながらなんだかんだで最終的にいい人になる役の印象が強いマイク・スターが出ているのらしいけど気付かなくて、調べたらピエロの扮装をしていて素顔での出演ではなかった。
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愛を語れば変態ですか

2016-04-17 20:24:38 | ア行の映画

愛を語れば変態ですか [DVD]

『愛を語れば変態ですか』
(2015・日本・1h12)
監督・脚本 : 福原充則
出演 : 黒川芽以、野間口徹、今野浩喜、栩原楽人、川合正悟、永島敏行









夫が脱サラしカレー店を始めようとするその開店日前日。若く美しい妻をめぐる複数の男たちが店へと集まってくる。



ネタバレ有。



愛に奔放な女性と翻弄される男たちの痴話喧嘩が繰り広げられ、やがて女性が覚醒し愛で地球を救う決意をする。
痴話喧嘩は今イチ。愛憎入り乱れているので重たくてもう一つ弾けきらないというか、軽快に笑い飛ばせないというか。
そこから地球規模の愛へと持っていく飛躍の仕方は面白かった。



公式ホームページの福原監督のエッセイが面白かった。
http://aikata.jp/essay.html
これ映画化すれば面白いんじゃないかと思った。『愛を語れば変態ですか』撮影中の新人監督が映画監督になるまでの自身の過去を振り返るといった感じで。


黄金のアデーレ 名画の帰還

2016-04-01 21:49:23 | ア行の映画

映画チラシ 「黄金のアデーレ 名画の帰還」 ヘレン・ミレン

『黄金のアデーレ 名画の帰還』
"WOMAN IN GOLD" (2015・アメリカ=イギリス・1h49)
製作総指揮・監督 : サイモン・カーティス
出演 : ヘレン・ミレン、ライアン・レイノルズ、アンチュ・トラウェ、タチアナ・マズラニー、マックス・アイアンズ、ダニエル・ブリュール、ケイティ・ホームズ、チャールズ・ダンス







第二次大戦中、オーストリアのユダヤ人資産家からナチスが奪った名画アデーレの肖像。終戦後はオーストリア政府が所有していたが、元の持ち主であった資産家の家族が所有権を主張し政府に対して訴えを起こす。



ネタバレ有。



第二次大戦中、オーストリア政府もナチスに与して迫害を受けるユダヤ人を守ろうとはしなかった。ユダヤ人の苦難の歴史は語り尽きる事は無いと。
それは当然非難されても仕方ないだろうけど、名画の所有権の裁判に関して、国宝とされている美術品を個人のものとして認めて、その判決に従って元の所有者に返した。それは褒められるべきではないかと思えた。実際はなんか裏取引みたいなのが有ったりして。とか勘繰ったりしてしまうが。



『ミッション:インポッシブル』でエマニュエル・ベアールに下剤仕込まれて体調崩して機密事項盗まれてアラスカかどこかに飛ばされたCIA職員役の人、ロルフ・サクソンが出てた。
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調べたら『プライベート・ライアン』にも出てた。
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こっちでも具合悪そう。
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2015年12月、シネマライズで最後に観た映画。最初に観たのは確か『レザボア・ドッグス』だったと思う。
ありがとうシネマライズ。ありがとうこまねこ。


http://www.cinemarise.com/