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ル・アーヴルの靴みがき

2012-06-06 21:07:44 | ラ行の映画

Le Havre - 11 x 17 映画ポスター

『ル・アーヴルの靴みがき』
“LE HAVRE” (2011・フィンランド=フランス=ドイツ・1h33)
製作・監督・脚本 : アキ・カウリスマキ
出演 : アンドレ・ウィルム、カティ・オウティネン、ジャン=ピエール・ダルッサン、ブロンダ・ミゲル








フランスの港町ル・アーヴル。靴みがきを生業としている老人。妻の入院中に出会った密入国者の黒人少年を少年の母親のいるロンドンへと送り届けるために奔走するのだった。



善意の物語。善意がすべての物事を良い方向へと導く。
完全にそう言いきられているので、こちらとしては仰る通り。と納得。



密告者はジャン=ピエール・レオだったとか。と知ってもあまりピンとこないという。



ロケではフランスの雰囲気が伝わってくるけど、室内のセットになると完全にアキ・カウリスマキ作品の雰囲気。
あれは無意識に普通に撮るとああいう空気感になってしまうのだろうか。それともあの独特な世界を意識して作り上げているのか。

今のハリウッド大作映画は誰が撮っても一定のレベルになって監督の個性が出しづらい。っていう弊害があるかと思うけど。だから最近の監督の名前が全然覚えられない。ただ単に物覚えが悪い事も加えて。
アキ・カウリスマキ監督はそれとは対極にあるのかと思う。


ロボット

2012-05-17 22:08:34 | ラ行の映画


『ロボット』
“ENDHIRAN” (2010・インド・2h17)
監督 : シャンカール
出演 : ラジニカーント、アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン、ダニー・デンゾンバ



軍事目的に開発された高機能ロボットが感情をも持ってしまった。それはあらゆる意味で純粋すぎる感情だった。



インドSF。ただのドタバタギャグ映画かと思っていたら、ロボットは軍事目的で開発されたというシビアな面を見せる。
それはインドのお国事情が大きく関係しているのだろうと思う。例えば韓国だったとしたらそういう軍事的な事になる可能性はあるし。
日本だと『ロボジー』になるのが日本まだまだ平和だなぁと。



奇想な物語展開。そこらへんがインド映画ならではなのか。
ただその奇想が単発なような気がした。奇想の一個一個は面白いんだけどそれが連ならない。
列車内のアクションシーンとか本当に面白かったけど。それも単発。

列車内での不良グループたちは面白くなりそうな素材だと思った。インド版『シティ・オブ・ゴッド』が作れそうな。
インドでそういったバイオレンスな作品は無いんだろうか。バイオレンスだったとしても途中で歌とダンスが入ってしまうとか。



インド映画ってなんか色々吊り上げんのが好きなんだろうか。前に観たインド映画では人を何人も吊り上げてた。
この映画は製作費が多かったみたいなので主に車を吊り上げてた。



ロボットのバージョン2.0の磁石の威力!磁石の威力ときたらそれは『鋼鉄ジーグ』を思い出せ。と言われているようなものです。

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ルート・アイリッシュ

2012-04-12 19:19:11 | ラ行の映画

Route Irish

『ルート・アイリッシュ』
“ROUTE IRISH” (2010・イギリス=フランス=ベルギー=イタリア=スペイン・1h49)
監督 : ケン・ローチ
出演 : マーク・ウォーマック、アンドレア・ロウ、ジョン・ビショップ、トレヴァー・ウィリアムズ、ジャック・フォーチュン







イラクで一人のイギリス人が死んだ。民間兵として職務の最中、イラクで最も危険と言われるルート・アイリッシュでの事だった。
悪い偶然が重なっただけだ。という会社側の説明に納得出来ない親友は独自の調査を始めるのだった。



ケン・ローチ監督作品の中では異色な作品なのかと思う。社会派サスペンスミステリー。サスペンスミステリーという所が今までになかった所かと。
社会を描くという所では常に一貫していて、今回はサスペンスミステリーで撮ってみた。という感じなのかも。
ケン・ローチ監督の作風がサスペンスミステリーに合うのかと言うとちょっと微妙。
これが仮にジェイソン・ステイサム主演だったなら、当然ケン・ローチ監督は監督しないだろうし、アクション度は高くなるだろうし、それに伴いメッセージ性は低くなって、立派な(ただの)アクション映画になるのだろうなぁと思った。


ロボジー

2012-02-07 19:32:30 | ラ行の映画

小説ロボジー

『ロボジー』
(2011・日本・1h51)
監督・脚本 : 矢口史靖
出演 : 五十嵐信次郎、濱田岳、川合正悟、川島潤哉、吉高由里子、小野武彦、田畑智子








その登場に世界が震撼した高機能二足歩行型ロボット“ニュー潮風”。その機密は誰にも知られてはいけなかった。



これはこれで面白かったと思うのだけど矢口監督作品に対してはハードルがかなり高くなっているし、要求も貪欲になってしまっている。もっと、もっと、いっぱい笑わせておくれ。と親ツバメに餌をねだる赤ちゃんツバメが如く。

どうしても期待してしまうのは『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』のようなクライマックスで爽やかに盛り上がり気分すっきりで観終えるコメディ作品。
それに似た作品が手当たり次第に粗製濫造され、それでも一つのジャンルとして確立された現在(今は廃れたのか以前ほど見なくなった)。
王道、主流から絶妙にずらしたり外す事で笑いを生み出す矢口監督はそこに戻る気は無いんだろうと思う。

それはある程度覚悟して観たけど、こちらの期待を裏切りなおかつ期待を上回る笑えるコメディだったかというと、そこまでではなかった気がする。



主人公の名字はやっぱり鈴木。



矢口監督は普通ならそれ無いなと思えることを平然とやってのける。この映画のニュー潮風事件の顛末についても。
もしあのトリックを他の監督がやったら(普通はやらないと思うけど)「なんだそれ」と思うだろうけど、矢口監督だから有りだし、矢口監督らしいなぁと思える。



今年初のシネマロサ。初が2月になってしまった。
人気作品という事で結構お客さんが入っていて良かった。
2012年はシネマロサはもとより映画館にとって更なる厳しい年になってしまうのかもしれないけど、今年も陰ながらひっそりと応援していきたいと思う所存です。


聯合艦隊司令長官 山本五十六 ‐太平洋戦争70年目の真実‐

2012-01-26 20:22:15 | ラ行の映画

聯合艦隊司令長官山本五十六―太平洋戦争70年目の真実 (プレジデントムック)

『聯合艦隊司令長官 山本五十六 ‐太平洋戦争70年目の真実‐』
(2011・日本・2h20)
監督 : 成島出
出演 : 役所広司、玉木宏、中原丈雄、伊武雅刀、香川照之








アメリカとの開戦を断固反対しながら真珠湾攻撃において指揮を執らなければならなかった連合艦隊司令長官山本五十六とはどのような人物であったのか。



山本氏を英雄視し過ぎな感もしないでもないけど、山本氏を英雄として描くのがこの映画の主旨であるのだろうから致し方ない。

その英雄に足りなかったのは政治力。だとこの映画を観て思ったけど、ウィキペディアで山本氏の項目を飛ばし読みした限りではどうもこの映画で受けた印象とは逆の様。実戦よりもそれ以前の駆け引きや交渉で力を発揮するタイプだとかなんとか。
そういえば映画でも実戦で能力を発揮。という感じではなかったかも。
どの人物像が本当なのかはわからないけど、山本氏は人望厚く、思慮深く、清廉で高潔な人物であった。やはりこの映画の主旨は山本氏を素晴らしい人物として描く事なんだろうなぁと。
そこらへんヒネクレているので「ホントナノ?」とブルースっぽい感じで疑ってしまうが。



政治とメディアが日本を悪い方向に向かわせている。というのはその当時も現代も変わんないなぁと。


リアル・スティール

2012-01-18 18:03:37 | ラ行の映画

リアル・スティール-オリジナル・サウンドトラック

『リアル・スティール』
“REAL STEEL” (2011・アメリカ・2h08)
製作・監督 : ショーン・レヴィ
出演 : ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー






2020年の父と子の物語。



ロボットボクシングあんまり関係なかった。原作はそっちがメインだったのだろうか。
ロボットボクシング自体は映像に全く違和感がなく迫力が有って良かった。



父と子の物語としては演じた二人が良かった。ヒュー・ジャックマンが演じるやさぐれ男はやさぐれていながら決して汚らしくならない。それがこの人の特性なのかと思ったり。ウルヴァリン然り。
子役の子は元気が有って良かった。地中に埋もれた500キロだかのロボット(小型らしいからもう少し軽いのか)を一晩で掘り起こす11歳の少年。そのお手並みをぜひ見たかった。



原作を読んでみた。短編『四角い墓場』。丁度『運命のボタン』を観た後で買っていたのに収録されていたので。
運命のボタン (ハヤカワ文庫NV)

運命のボタン (ハヤカワ文庫NV)

  • 作者: リチャード・マシスン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2010/03/26
  • メディア: 文庫


こっちはやはりロボットボクシングがメインでそれに関わる元ボクサーと整備士の物語。時代は原作が書かれた当時の未来1997年。
映画は原作の設定の一部だけを抽出といった所。『運命のボタン』もそうだった様な記憶。
『四角い墓場』は意外な展開が面白い。映画はどういう過程を経て父と子の物語に変容していったのだろう。それが興味深い。


琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ

2012-01-09 17:23:06 | ラ行の映画

琉神マブヤーTHE MOVIE~七つのマブイ~サウンドトラック

『琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ』
(2011・日本・1h36)
監督 : 佐野智樹
出演 : 山田親太郎、ISSA、福本ジュディ幸子、長浜之人、ゴリ







怪人たちからウチナー(沖縄)を守るため若者に宿った琉神マブヤー。



沖縄で大人気だったテレビシリーズからの映画化。テレビシリーズは未見。映画化の際にキャスト一新。という所が若干引っかかる所ではあったけれど、公開初日に限り新宿ミラノ1での上映だったので観に行った。



ゆる系アクションヒーロー。という事は薄っすらと知っていた。
実際ゆるかった。
沖縄の文化伝統を前面に打ち出していて地元色のとても濃いい映画。そこらへん自分にも沖縄愛が有ったらもっと楽しめたんだろうと思う。



格闘シーンは寸止め系。直接打撃が主流となり(?かどうかはよく分からず)当ててなんぼ我慢してなんぼとなっている昨今、寸止めの精度を高める方向に向かうのはジャパンアクションとして有りなのかも。



怪人たちは本能としてウチナーを征服しようとするが、その本能はウチナーはもとよりこの星を愛するが故の本能であったことに怪人たちが気付く。というのが新しくは無いのかもしれないけど意外で良かった。

怪人を演じたゴリさん良かった。
声の出演のスリムクラブ真栄田さんも味が有って良かった。



キャスト一新はマブヤーのマブイは誰の心にも宿るという設定上有りだと思った。
ただ、マブヤーサイドは全国区のタレントを起用しながら、ゲスト出演の秋田県産ヒーロー超神ネイガーはご当地の人が出演でなんだかそのギャップに違和感が有った。ネイガーの方は実に堂々としておられたけど。


ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-

2012-01-06 17:36:02 | ラ行の映画

London Boulevard (Film Tie in)

『ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-』
“LONDON BOULEVARD” (2010・イギリス・1h44)
製作・監督・脚本 : ウィリアム・モナハン
出演 : コリン・ファレル、キーラ・ナイトレイ、デヴィッド・シューリス、ベン・チャップリン、レイ・ウィンストン








3年の服役を終えた男。真っ当な人生を送ろうと決意しているものの、昔の仲間との縁も切れないでいた。



イギリス的なスタイリッシュなギャング映画とハリウッド的なムービースターとのロマンティックでちょっと危険な恋愛映画がぶつかり合う。
ぶつかり合って両方のいい所を殺し合う。
無理に恋愛相手をムービースターにしなくても良かった気がするが。



コリン・ファレルは女性の顔面を殴る役を厭わない俳優として業界では通っているのかも。別の映画でも2回ぐらい殴ってるのを見た事が有る。
好感度の事とか考えて女性殴る役NGのスターっていっぱいいると思う。


ラブ・アゲイン

2011-12-07 19:42:35 | ラ行の映画

Crazy Stupid Love [DVD]

『ラブ・アゲイン』
“CRAZY,STUPID,LOVE.” (2011・アメリカ・1h58)
監督 : グレン・フィカーラ/ジョン・レクア  製作・出演 : スティーヴ・カレル
出演 : ライアン・ゴズリング、ジュリアン・ムーア、ジョナ・ボボ、エマ・ストーン、マリサ・トメイ、ケヴィン・ベーコン







魂の伴侶だと互いに思っていた夫婦。いつしか冷め始めていた関係に気付かなかったのは夫だけだった。



面白かった。特にクライマックス前のドタバタ劇。
別々に進行していたエピソード。そのまま交わらずに終わるのかと思っていたらその一点に急速に集約される。見事なドタバタで面白かった。
その前のマリサ・トメイのエピソードも面白かった。それが前フリになっていてさらに大きな笑いにつなげるのが上手い。

そこで終わらせた方がいいんじゃないかと心配したけど、ちゃんとクライマックスでも盛り上がったので良かった。
魂の伴侶は確実に存在します。とラブコメディならではのハッピーエンド。


デート & ナイト - 映画ポスター - 11 x 17

これは早く『デート&ナイト』も観なければと思った。









ライアン・ゴズリングって『ラースとその彼女』に出てた人だよなぁ。と思うのだけど、あれ?別の人だったっけ?いやいや同じ人・・・いや別人・・・
と、観ている間中それがぐるぐるぐるぐる廻っていた。

Lars and the Real Girl - 映画ポスター - 27 x 40




ラスト・エクソシズム

2011-11-09 03:23:20 | ラ行の映画


【6000円以上で送料無料!!】メール便180円♪宅配便350円♪スノーボードDVDプレゼント実施中♪SALE OFF!新品北米版DVD!The Last Exorcism!


『ラスト・エクソシズム』
“THE LAST EXORCISM” (2010・アメリカ・1h27)
監督 : ダニエル・スタム
出演 : パトリック・ファビアン、アシュリー・ベル、アイリス・バー、ルイス・ハーサム、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ








悪魔祓いは欺瞞だと告発する悪魔祓い師。実証するためドキュメンタリー映画を制作する。



ネタバレあり。



その撮影班(出演者含め3人)が謎の失踪を遂げた。残されたテープをここに公開する。
といった旨の作品。

それを真に受けるならその未編集のテープを編集し、効果音、音楽をつけて公開した人物(団体?)は誰なのか?という疑問が残る。
一番考えられるのは、悪魔祓い師が訪れた土地のヤバめの集団という事になるのだろうけど、それだとこのテープの存在は犯罪の証拠になってしまう。
何の目的で敢えて危険を冒してまで公開するのか。誰かへの警告なのか。
とか考えるともう一つ腑に落ちない所が有る。

ではなくて、これは悪魔祓い師が作ったフェイクなスナッフ・フィルムなんじゃないだろうか。完全に受け狙いの。そういう人物であるという事だったし。
ドキュメンタリーの中で悪魔祓い師の妻が「宅の旦那が今度映画を作るのよ。特殊効果もあるのよ。」と誇らしげに語っていた。その特殊効果が諸々のショッキングシーンだったのでは。

そんな感じでオカルト映画だったけれども居眠りせず(最後のほうちょっと眠かった)面白く観れた。


ランゴ

2011-11-09 03:19:02 | ラ行の映画

The Ballad of Rango: The Art and Making of an Outlaw Film

『ランゴ』
“RANGO” (2011・アメリカ・1h47)
製作・監督・原案 : ゴア・ヴァービンスキー
声の出演 : ジョニー・デップ、アイラ・フィッシャー、ネッド・ビーティ、ビル・ナイ、ティモシー・オリファント






ドタバタアニマル西部劇。



ジョニー・デップの例の軽いノリはお好きですか?
と問われれば「いいえ、私は好きではありません。」と答える少数派の人間なので初めの内はつらかった。
でもジョニー・デップ以外の人(?動物?)が目立ち始めると面白かった。



西部の精霊の声ってもしかしてイーストウッド?と思ったけどティモシー・オリファントだった。多分似せた感じで喋ってたと思う。



ロサにて。


ラビット・ホラー3D

2011-10-26 18:10:16 | ラ行の映画

ラビット・ホラー オリジナル・サウンド・トラック

『ラビット・ホラー3D』
(2011・日本・1h23)
監督・脚本 : 清水崇
出演 : 満島ひかり、香川照之、澁谷武尊、緒川たまき、大森南朋







3D映画の中から現れたウサギのぬいぐるみ。それを手にした少年が誘われる世界は果たして何処なのか。



ネタばれあり。



途中までは話しが何処に向かおうとしているのかが見えてこず退屈気味だった。
しかし事の真相が見え始めてからは面白い。退屈に思えた所もちゃんと前フリになっていた。

最後の方でこれは清水監督の前作『戦慄迷宮3D』と繋がっている話だと分かるのも面白かった。タイトルは『戦慄迷宮3D2』でも良かったのでは。
ウサギが現れる映画内映画は確か『戦慄迷宮3D』。やがて映画内映画が映画の中の現実になる。って事なのか。どうなんだろう。
現実(観客)、映画(本作)、映画内映画(『戦慄迷宮』)という3D構造になっているのか。

3D映像は薄暗いシーンが多かったのでメガネ越しだとさらに薄暗く逆効果に思えた。



少年を向こうの世界へ連れて行こうとしたのはお母さん。それは少年を餌に一家を道連れにする事が目的だったのだと思うけど、だからお母さんは悪い人。とは言えないんだと思う。情が恐ろしいくらいに深い人とか。怨念、情念のジャパニーズホラーな人とか。


リミットレス

2011-10-21 05:29:32 | ラ行の映画

Limitless

『リミットレス』
“LIMITLESS” (2011・アメリカ・1h45)
監督 : ニール・バーガー  製作総指揮・出演 : ブラッドリー・クーパー
出演 : ロバート・デ・ニーロ、アビー・コーニッシュ、アンドリュー・ハワード







怪しげな元義弟に貰った妖しげな薬を飲んだ男の脳みそが120%覚醒する。



ネタばれあり。



その代償として副作用が命の危険に及ぶわけだけど、主人公だけが薬の改良に取り組んだのは、症例を目の当たりにしたのと各々の潜在能力によって覚醒後の能力の違いが出るからだろうと思う。

経験値を上げる事によってさらに能力アップ。正にリミットレス。
最終的にスターチャイルドになったりして。
2001: A Space Odyssey (Bfi Film Classics)










ズームインが延々と続くトリップ感にうわぁってなった。あれはズームイン?よく分からないけどとにかくぞわぞわしてうわぁってなった。



デ・ニーロは引き立て役。
“キラー・エリート”も似たような感じになりそうな。
Killer Elite (previously published as The Feather Men): A Novel











アビー・コーニッシュはやっぱりニコール・キッドマンに似てる。
『ファイナル・デッドブリッジ』に出てたトム・クルーズのそっくりさんと是非共演してほしい。Days of Thunder
Far And Away: Original Motion Picture SoundtrackEyes Wide Shut: Music From The Motion Picture







ここらへんの映画をごちゃ混ぜにしたのを作ってトム・クルーズの怒りを買うとか。
水かけられた時みたいなマジ説教されたりして。


レイン・オブ・アサシン

2011-09-20 20:32:04 | ラ行の映画


ジョン・ウー監督プロデュースによる武侠映画!【お取寄せ】バービー・シュー(徐熙媛)、チョン・ウソン(鄭雨盛)劍雨 Reign of Assassins[香港版]-DVD


『レイン・オブ・アサシン』
“劍雨江湖” (2010・中国=香港=台湾) 2h00
監督・脚本 : スー・チャオピン  製作・監督 : ジョン・ウー
出演 : ミシェル・ヨー、チョン・ウソン、ワン・シュエチー、ケリー・リン、ショーン・ユー、バービー・スー








マミー・オブ・ダルマをコンプリートゲット出来たらキング・オブ・チャイナになれる。



レインは雨のRAINではなくて支配のREIGN。両方の意味を掛けてるのかも。
『再会の街で』の原題も“REIGN OVER ME”だったなぁとか思い出して。

再会の街で [DVD]










武侠モノ。リアルさを重視しないエンターテイメントっぷりが面白い。



達磨大師ってインドの方だと初めて知った。
でもってちんこちょん切られてたとは。しかも自己再生。
ちょん切られ後、自己再生は武侠モノならではのフィクションなんだろか。迂闊に信じてしまいそで怖い。


ラスト・ターゲット

2011-07-26 21:05:19 | ラ行の映画
The American: Previously Published as a Very Private Gentleman


『ラスト・ターゲット』
“THE AMERICAN” (2010・アメリカ) 1h45
監督 : アントン・コービン  製作・出演 : ジョージ・クルーニー
出演 : ヴィオランテ・プラシド、テクラ・ルーテン、ヨハン・レイゼン









殺さなければ殺されるのが殺し屋社会の単純で残酷なルール。



雰囲気映画だった。
大人の殺し屋の雰囲気、大人の恋愛の雰囲気、イタリアの田舎町の雰囲気。それらの淡々とした雰囲気を感じる映画。

ジョージ・クルーニー主演のスター映画ではあるけれど、ただ派手なだけのスター映画ではなく、正直地味。
そこらへん個人的には好感だったけど。
しかしジョージ・クルーニーが主演だからこそここまで地味な映画を支えられるのかもしれない。という点でこの映画もまたスター映画であるのだろうと思う。

逆に全く無名の人の主演で地味すぎるくらいに地味してもそれはそれで面白そう。



雰囲気を邪魔しないよう話しの内容はシンプル。
冒頭の主人公の所業により結末は予想できる。けど、考えてみると所業による結末ではなくてその道から外れようとしたから、何も無かった事にしようとしたからの結末だったのかも。
その道にい続ける事、罪の意識にさいなまれ続ける事がお前への罰なのだ。その罰を逃れようとするならば別の罰を与えよう。と。



ジョージ・クルーニー手先器用キャラ。
だとどうしても『バーン・アフター・リーディング』のいかがわしい装置を思い出してしまう。
Burn After Reading - 映画ポスター - 11 x 17













角川シネマ有楽町にて鑑賞。元シネカノン有楽町1丁目。
再オープンしてからは初。ロビーの感じが変わったぐらいでやはりいい映画館だった。