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ロシアン・ルーレット

2011-07-13 19:14:19 | ラ行の映画


『ロシアン・ルーレット』
“13” (2010・アメリカ) 1h37
製作総指揮・監督・脚本・編集 : ゲラ・バブルアニ
出演 : サム・ライリー、ジェイソン・ステイサム、レイ・ウィンストン、ミッキー・ローク、マイケル・シャノン



ロシアン・ルーレット大会。一夜にして大金ゲットのチャンス。




映画プレスシートシート 「13 TZAMETI(ザメッティ)」 監督/脚本 ケラ・バブルアニ 出演 ギオルギ・バブルアニ/オーレリアン・ルコワン/パスカル・ボンガール/フィリップ・パッソン/オルガ・ルグラン

『13/ザメッティ』のセルフ・カラー・リメイク。






『ザメッティ』の薄っすらとした記憶を甦らせながらの鑑賞。
そういえばこんな感じの映画だった。と思い出してくるのでかなり忠実なリメイクだったように思う。
しかしまあ後味は悪い。1回ピンチを脱しておいて追い討ちをかける。



『ザメッティ』は見た事ない人ばかり出てたけど、こっちは見た事ある人が出てる。
いかつい男衆の脇役の方が存在感があるけど、主役が全く影が薄いという事はなかった。
大会のMC役のマイケル・シャノン良かった。大袈裟で。

主人公の妹(姉?)役の人は『めぐり逢えたら』とかに子役で出てたギャビー・ホフマンだった。かなり久し振り。



円を描いてのロシアン・ルーレット大会。おっかない。
使ってる拳銃がデカいから前の人の頭貫通してその前の人も巻き添え食うんじゃないか。そっちがおっかない。
それも込みでの運試しだろうか。


レッド・バロン

2011-05-31 19:53:33 | ラ行の映画

Ost: Der Rote Baron

『レッド・バロン』
"DER ROTE BARON” (2008・ドイツ) 2h09
製作・監督・脚本 : ニコライ・ミュラーション
出演 : マティアス・シュヴァイクホファー、レナ・へディ、ティル・シュヴァイガー、ジョセフ・ファインズ







第一次大戦、ドイツ空軍のエースパイロット「レッド・バロン」と呼ばれた若者の物語。



実話でかなり有名な人物らしい。それを知っている事を前提として話しは進められる。ので全く知らないと置いてけぼりな感じ。
その当時のドイツ軍って英語が公用語なの?とか知らない事ばかり。

単純な英雄物語では無かった。戦争で英雄となってしまった若者の物語。
戦争の英雄という事はつまりは多くの人の命を奪うという事で、そこにいくら正々堂々と戦う騎士道精神のようなものが存在していてもそれは正当化されるべきものなのか。

若者は自ら望んで英雄へとなるが、英雄となる事で国からは戦意昂揚、プロパガンダのひとつの材料とされてしまう。

空を自由に飛ぶ事を夢見てそれをかなえた若者たち。しかし時代は自由に飛ぶ事を許さなかった。

それらの重めなテーマが、実在の人物のいわゆる青春ストーリーと言っていいのだと思うけど、そこに上手く乗っからなかった印象。



丸の内ルーブル都内独占2週間限定ロードショー。
ツァラトゥストラはかく語りき久し振りに聴いた。この間聴いた時は音量控えめだったけど、今回はそれなりの音量。ただ中途半端な所で切れたのでもやぁ~んとした感じ。
あれって各回毎にどなたかが音量とかその他諸々を調整してるんだろうか?

今度これ流して欲しい。コメディの時とか。



落語物語

2011-04-07 20:04:16 | ラ行の映画

落語物語

『落語物語』
(2010・日本) 1h51
監督・脚本 : 林家しん平
出演 : ピエール瀧、田畑智子、柳家わさび








落語家の素顔。



落語に生きるという事は、落語に悩み、苦しみ、そして落語を愛するという事で。
そんな落語家さんは愛されて然るべき存在。という事です。
落語愛、落語家愛に満ちた映画。
しかし落語の知識があまり無いので、その愛にもうひとつ浸りきれなかった。
人情喜劇の人情パートに力が入り過ぎている感じもしないでもなく。

この映画自体が落語の一席のように締めくくられる。という感じを期待していましたが、そうではなかったような。やっぱり愛の映画。


ランナウェイズ

2011-03-24 03:39:25 | ラ行の映画

ランナウェイズ オリジナル・サウンドトラック



『ランナウェイズ』
“THE RUNAWAYS” (2010・アメリカ) 1h47
監督・脚本 : フローリア・シジスモンディ
出演 : ダコタ・ファニング、クリステン・スチュワート、マイケル・シャノン、ライリー・キーオ、テイタム・オニール






1970年代に一瞬だけ輝きを放ったガールズロックバンド、ザ・ランナウェイズ。輝きの陰に潜んでいたもの。



どれだけの輝きを放ったのだろうか?そこらへんはあまり詳しくは描かれていない。日本ではかなり人気が有った模様。ガラスをぶち破るほどの熱狂。
時期的にはベイシティ・ローラーズと一緒?

ザ・ランナウェイズの内情を実話ベースで映画用に脚色という感じらしい。
だからだろうか、バンド内情モノとしてはややありきたり。
ドラッグ・アルコール依存、メンバー間の内輪もめ、商業的な大人の事情などがバンドを終わりへと向かわせる。

バンド内で一番人気が有ったもののロックにはあまり関心がなさそうだったヴォーカルと、バンド内で一番ロックに向き合っていたギタリスト。
ホロ苦いバンドヒストリーの中で二人の対比をもっと突っ込んで描かれれば、その後の歩む道の違いがより心に迫ってきてこの映画自体が輝きを放てたのかもしれない。
演じたダコタ・ファニング、クリステン・スチュワートが良かっただけに勿体無い。



ダコタ・ファニングの母を演じるのはテイタム・オニール。
同じく'70年代に輝きを放ったという事での出演だろうか?
とは言え出演作で観た事があるのは『がんばれ!ベアーズ』だけなので「あ、テイタム・オニールだ」と気付く事も無く。
映画を観た後でキャストを見て「あ、ジョン・マッケンローの(元)奥さん出てたんだ」と思ったのでした。