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スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!

2015-06-23 21:09:38 | サ行の映画

映画 スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo(う~)! ポスター 42x30cm 3D アニメ スポンジボブ 【並行輸入品】

『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!』
"THE SPONGEBOB MOVIE: SPONGE OUT OF WATER" (2015・アメリカ・1h33)
製作・監督・原案 : ポール・ティビット
出演 : アントニオ・バンデラス
声の出演 : 松野太紀、たぬか光明、奥田啓人、上田耀司、松浦チエ、斉藤志郎







海のみんなの大好物カーニーバーガーの秘伝のレシピを巡る争奪戦が繰り広げられる。



人気テレビシリーズからの長編映画化第2弾。
テレビシリーズも映画1作目も全くの未見で本作に臨んだが特に支障は無かった。
面白く観れたけど、『スポンジ・ボブ』に関して面白いと思いついたものを詰め込めるだけ詰め込んだという感じなのでちょっとしんどかった。



なんでスポンジ?というごく初歩的な疑問を持ったけど、海綿動物という生物としてちゃんと存在していて、体を洗うスポンジは海綿動物の骨格という事。
とは言え、なんでそれを主人公にしようとしたんだろうか?本物は見た目結構グロいのに。その発想が凄い。
https://www.google.co.jp/search?q=%E6%B5%B7%E7%B6%BF%E5%8B%95%E7%89%A9&rlz=1C1SNJC_jaJP509JP586&es_sm=93&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=lTuJVdvPEpbX8gW49oFA&ved=0CAcQ_AUoAQ&biw=1415&bih=942



スポンジ・ボブたちがCG立体化されるシーンを予告などで見てそちらがメインなのかと思っていたが、メインは2DアニメでCG立体化されるのはかなり後の方になってからだった。


百日紅~Miss HOKUSAI~

2015-06-23 20:23:56 | サ行の映画


百日紅〜Miss HOKUSAI〜オフィシャルガイドブック


『百日紅~Miss HOKUSAI~』
(2015・日本・1h30)
監督 : 原恵一
声の出演 : 杏、松重豊、濱田岳、高良健吾、清水詩音、美保純、筒井道隆









葛飾北斎父娘の絵描きとしての生活を通して江戸時代の文化、風俗を描く。



江戸時代の文化、風俗を描くエピソード集といった感じ。
江戸文化の根底にあるのはその時代の死生観にあるという事が言われているように思った。
現在よりも平均寿命は短く、不治の病は多く有っただろうと思う。特に免疫力の低い子供たちの死亡率は高かったんじゃないだろうか。
戦の無い泰平の世でありながら、死は誰にも常に身近に存在している。そういう状況が独特の江戸文化を生み出したのではないかと思う。

現代の日本も戦争は他人事でテクノロジーが発展し死は遠ざけられている。という状況下で独特な文化が生み出された。と、後世では語られるのかもしれない。



アニメーション技術としては派手な見せ場はあまり無いけど、全編において質の高い丁寧な仕事が見れて気持ちいい。


ザ・トライブ

2015-06-16 20:35:59 | サ行の映画


『ザ・トライブ』
"PLEMYA" (2014・ウクライナ・2h12)
監督・脚本 : ミロスラヴ・スラボシュピツキー
出演 : グリゴリー・フェセンコ、ヤナ・ノヴィコヴァ



学校の寮に入った青年はケンカの強さを買われ不良グループに仲間入りする。グループは様々な悪事を働き人身売買組織とのつながりも有った。青年はグループの一人の少女に恋をする。



全編声による台詞は無く手話だけで会話がなされる。それはこの物語の世界がそういう事なのか。学校外の人物も手話で会話していたのでそういう事なんだろう。
音自体は存在しているが人間には聞こえない世界とはどういったものなんだろうか。そういう世界が完全ではないけれど疑似体験できる貴重な作品だと思う。



不良グループは人身売買組織とつながっていて、外国(イタリア)に憧れる少女たちが売り飛ばされてしまうと気付いた青年があの最後の行動に出たのだろう。
人身売買組織から女性を守るという事で『96時間』みたいな。
ろう者が主役の作品といったら、不遇な立場にいるろう者がその境遇に負けず健気に生きる。みたいな健全な作品が連想されてしまうが、すべてがそういった作品である必要は全く無くて本作の様なセックス&バイオレンスな作品であっても全然問題は無い。
もっと色んなジャンル、アニメ、コメディ、SF、アメコミヒーローなどの作品が有っていいんだろうと思う。



手話は世界で共通なんだろうか。共通だとしたらそれは一番優秀な言語と言えるのだろうと思ったが、残念ながら共通ではないとの事。

本作の出演者の手話のしぐさに人それぞれ個性が有って、性格のキツそうな人の手話はやっぱり乱暴な感じ。そういう個性がぶつかり合う手話喧嘩もスリリングで面白い。



主人公のケンカの強さが認められるシーンがワンカットで、よっぽどケンカ慣れしてるんだろうなあと思える身のこなしだった。


さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌

2015-06-11 20:06:59 | サ行の映画

アニメ版 ちびまる子ちゃん―わたしの好きな歌

『さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』
(1992・日本・1h32)
監督 : 須田裕美子/芝山努  原作・脚本 : さくらももこ
声の出演 : TARAKO、鈴木みえ、屋良有作、富山敬、佐々木優子、水谷優子、渡辺菜生子、高橋由美子、キートン山田








まる子は似顔絵描きをする女性の絵を気に入り声をかけ親しくなる。女性はある時人生の重大な岐路に立たされ、まる子もその場に偶然に居合わせた。



神保町シアター ≪1度はスクリーンで観ておきたい ゴールデン名画劇場≫にて。



ちびまる子ちゃんのテレビシリーズはそれほど熱心に観ていたわけでもなく、登場人物がある程度は分かるぐらいの感じ。

しかし現在放映中のテレビシリーズ2期はもう20年も続く長寿シリーズで、その間まる子が小学3年生だった昭和50年代初期あたりを延々と描き続けているというのは、他の長寿シリーズ『サザエさん』『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』がキャラクターの年齢設定は変わらずに時代設定を現代にスライドさせていくのと異なっていて、その持続力とか継続力が凄いなあと感心するばかり。スカイツリーに行くとか2020年の東京オリンピックについての時事ネタなんかも出来ないわけだし。



長編映画としてはややまとまりのない感じ。前半は恐らくさくらももこ先生自身が好きな歌を取り留めもなく映像化したといった所で。後半は感動ストーリー。
前半と後半のつながりが弱く、何か感動狙いに走ったようにも思えた。
最後にはほのぼのギャグアニメとしてのオチがちゃんと有って、この全体的にはまとまりのない感じがちびまる子ちゃんらしさであり、さくらももこワールドであるのかもしれない。



湯浅政明さんが参加しているという事で、その担当シーンは特徴が良く出ているので分かった。



友蔵&ひろしの正月酔っぱらい親子が最高に面白かった。友蔵役の富山敬さんの声が久し振りに聞けて嬉しかった。



まる子のお母さんと『クレヨンしんちゃん』のマサオくんの声が同じ人と今更知って「ああー」となる。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n100370


セッション

2015-05-28 19:27:00 | サ行の映画

セッション

『セッション』
"WHIPLASH" (2014・アメリカ・1h47)
監督・脚本 : デイミアン・チャゼル
出演 : マイルズ・テラー、J・K・シモンズ、メリッサ・ブノワ、ポール・ライザー








プロのジャズドラマーを目指す音楽学校学生の若者は名物教授にその可能性を認められ教授の特別クラスへと編入する事となるが教授のレッスンに妥協は許されなかった。



ネタバレ有。



レッスンシーンが壮絶との事で覚悟して観た。いじめかスパルタかといった所だけどそれは受ける側の捉え方によって違うのだろう。もし自分があの立場にいたら速攻で逃げ出すだろうけど、主人公はそれさえも自分の糧としてトップミュージシャンへと這い上がってやろうとするしたたかさを持っていて、だから本作の過激なレッスン描写もフィクションとして誇張されているものと受け止められた。
そもそもが主人公のあの立場になれるわけもないという事は教授の簡潔な指示によって奏でられる演奏を聴けばすぐに理解出来るので、自分だったらどうだとか考える余地も無く他人事というかもはや異次元の世界のSFに近いものがあって余計な事を考えずに観れた。



学生と教授の力関係が物語の進行と共に移り変わり、それがクライマックスでその関係が見事に逆転される逆転劇の醍醐味が有った。
最初は学生と教授という立場でその力関係は歴然としているが、それが学校の事を抜きにした所で対等なものになったと思ったらやはり教授の方が一枚上手。と思わせてからの逆転劇。
クライマックスの独奏シーンで教授がシンバルのポジションを直す事で二人の力関係の逆転が示されたのだろうと思う。それは"バード"のシンバルエピソードと重なるものでそこら辺が上手かった。



伝説のジャズミュージシャンを発掘し育て上げたい教授と、伝説のミュージシャンになりたいと願う主人公。
音楽に限らず伝説の人物になるには後世の人々に語り継がれるエピソードが必要で、本作の事が好きでも嫌いでも観た人がこの映画のエピソードについて語りたくなるものが有るのだろうと思う。だから架空の人物ではあるけど本作の主人公は後世にも語り継がれる伝説のミュージシャンの仲間入りを果たしたのではないだろうか。教授とコンビで。



TOHOシネマズ新宿にて。4月17日のオープンだったが5月に入ってから行った。歌舞伎町の方に行ったのも去年の暮れの新宿ミラノさよなら興行以来。
TOHOシネマズの周辺だけは大分様変わりしたけどそこ以外は以前と変わっていなかった。


ソロモンの偽証 後篇・裁判

2015-04-19 07:24:41 | サ行の映画


『ソロモンの偽証 後篇・裁判』
(2015・日本・2h26)
監督 : 成島出
出演 : 藤野涼子、板垣瑞生、前田航基、西村成忠、清水尋也、石井杏奈、望月歩、尾野真千子




一人の男子生徒の自殺から端を発し生徒たちの心を揺らした様々な事件の中に有る真実を知るための裁判が中学生たちの手によって開かれる。



前篇で下ごしらえを丁寧にしていたので後篇の中学生による学校全体を巻き込んだ裁判に何の疑問も持たずすんなりと観られるかと思ったが、やっぱりどこか絵空事の様に思えてしまった。
裁判の日程が5日間も有るという事に引っかかってしまう。そこまで本物の裁判を真似る必要が有ったのだろうか。1日目なんか始まったと思ったらすぐに終わってしまうし。
1日目の塚っちゃんカッコ良かったけど。塚っちゃんと娘・松子役の子の鼻がそっくり。



自殺した子の裁判での存在の薄さも気になった。この裁判においてそこは争点ではないのかもしれないが。でも恐らくその子の御両親は全日程に参加しているものと思われ(画面には映されなかったが)、裁判が終わった後にあの御両親には何が残されたのだろう。
自殺した子は正直な所面倒臭い子だったと思われ、それが暴かれただけだったような。
人が隠している傷口を目ざとく見つけそこに容赦ない攻撃を加える。そんな子の様に思えた。

彼の自殺の原因も何が原因だかよく分からない彼の厭世観によるものだったのだろうか。自分よりも生きている事に意味が無い悲惨な状況にいると彼が勝手に判断する人物を観察する事で、あいつよりは自分の方はまだましと優越感に浸ろうと思っていたら優越感に浸れなかった事によるものなのだろうか。それもまた僕は自分で死を選ぶ事も出来るという彼なりの優越感だったのか。
そんな理由で自殺してしまうあの子はやっぱり面倒臭え子だななあと思えてしまう。
しかし彼の存在は薄く。それよりもそんな彼を救えなかった僕を罰してというあくまで自分本位な裁判で、そこはやはり中学生ならではの裁判だなあと。

1990年代に限らず現代でも10代の子たちに必要なのは真剣に語り合う事が出来るしゃべり場なのだという事でしょうか。



この件以降おそらく学校のアイドルになった涼子ちゃんのハートを射止めた男子は誰だったのだろうか。
大人になった涼子ちゃんの名字(中原姓になっていた)からすると中学時代の仲間たちの中にはいなかったようだが、個人的にはイノウエ判事に射止めて欲しかった。
裁判でのイノウエ判事の見せ場があまり無かったのが残念。いい味は出ていたけど。

イノウエくんのあだ名は裁判以降は「判事」になった事は間違いないと思われる。弁護士役の子はあの髪型からすると裁判に関係なく美川憲一再ブレイクの頃だから「美川」か「さそり座の女」だろう。

自分がもしイノウエくんと同級生だったらペーターがハイジを呼ぶが如く「おーい、ハンジー」って呼ぶ。多分卒業まで飽きることなくそう呼び続ける。イノウエくんは「くだらない」って言って決して「どうしたのーペェータァー」って乗ってくれる事は無いだろうけど。時には「何という事ですアーデルハイド」と変化球を投げても「ごめんなさいロッテンマイヤーさん」と返してくれるはずも無く。でも勉強の合間に密かに『アルプスの少女ハイジ』を全話見てたりするかもしれない。
アルプスの少女ハイジ しあわせの言葉



新選組オブ・ザ・デッド

2015-04-19 07:07:02 | サ行の映画

『新選組オブ・ザ・デッド』オリジナル・サウンド・トラック

『新選組オブ・ザ・デッド』
(2014・日本・1h12)
製作・監督・原案・脚本・出演 : 渡辺一志
出演 : 日村勇紀、山本千尋、川岡大次郎、竹石吾朗、チャド・マレーン、尚玄








幕末の京都に西洋からのゾンビが現れる。



主演がバナナマンの日村さんという事で笑えるゾンビ時代劇を期待していたがその期待は見事に裏切られる。
恐らく本当にやりたかったのは幕末時代劇で、『幕末純情伝』的なものをやりたかったんじゃないだろうかと『幕末純情伝』未見ながら思う。それを実現させるためにゾンビと日村さんが利用されたのではないか。
なのでゾンビにも日村さんの面白さにもそれほど力は入れられていない様に思えた。それでも日村さんの存在自体は面白かった。



BGMが『遊星からの物体X』っぽい所が有った。



本作の坂本龍馬はメリケンかぶれの嫌味な奴の様でもあった。龍馬像にもいろんなものが有るけど、理想に燃えるバイタリティ溢れる男が主なイメージかと思うが実際の所はどんな人物だったのか、今となっては知る由も無くイメージが独り歩きしていてそのイメージから外れていると龍馬と認められないという事も無きにしも非ずなのかなあと。


ソロモンの偽証 前篇・事件

2015-04-19 07:03:08 | サ行の映画

【チラシ2種付映画パンフレット】 『ソロモンの偽証 前篇・事件』 出演:佐々木蔵之介.永作博美.黒木華

『ソロモンの偽証 前篇・事件』
(2015・日本・2h01)
監督 : 成島出
出演 : 藤野涼子、前田航基、板垣瑞生、西村成忠、望月歩、小日向文世、松重豊、田畑智子









1990年のクリスマス早朝、ある中学校の雪積もる裏庭で一人の男子生徒の遺体が発見される。警察は自殺と断定するが複数の関係者に送られた怪文書により加害者の名前が挙げられ生徒たちの心は揺れる。



後篇に待つ中学生による中学生だけの裁判に説得力を持たすための下ごしらえ段階。手を抜かず丁寧に下ごしらえをしているので裁判篇を多分すんなりと観る事が出来るだろうと思う。

中学生裁判の判事に決まったイノウエくんがいい味を出していたので裁判での活躍に期待。


ジュラシック・アイランド

2015-04-09 21:05:03 | サ行の映画


『ジュラシック・アイランド』
"DINOSAUR ISLAND" (2014・オーストラリア・1h23)
製作・監督・脚本 : マット・ドゥラマンド
出演 : ダリウス・ウィリアムズ、ケイト・ラスムッセン



水晶の力により時空の狭間の不思議な島に漂着した少年。その島には恐竜が存在し、その恐竜について研究している少女がいた。



場所的、時間的に丁度良かったので観た。そんなに数多くは観ていないけれど今まで観た恐竜映画の中で相当厳しい作品だった。あんまり恐竜に興味が無いので厳しく思えたのかもしれないが。
バミューダトライアングルだったりタイムトラベルだったり子供SF恐竜映画として面白くなりそうな題材を取り揃えているものの、予算的な事なのか監督の才能なのかその面白さをあまり表現できていなかった。



ジョージ・クルーニー主演作品や全米大ヒットCGアニメなどが日本で劇場公開されない中、公開規模は少ないながらなぜこの作品は公開されたのか。買い付けが安かったのか、何か他の作品との抱き合わせとか。



現在の映画事情ならこの手の映画は吹替え版のみの上映という事になりそうだけど本作は字幕での上映。
英語の発音がイギリス英語っぽく聞こえたので観ている間はイギリス映画だと思っていたがオーストラリアの映画だった。
主役の少年はちょっとアボリジニが入っている感じで、アボリジニの少年がSF映画で大活躍という所に本作の意義はあるのかもしれない。


スパルタンX

2015-04-03 21:07:10 | サ行の映画

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『スパルタンX』
"快餐車" (1984・香港・1h48)
監督・出演 : サモ・ハン・キンポー
出演 : ジャッキー・チェン、ユン・ピョウ、ローラ・フォルネル、ベニー・ユキーデ









スペイン、バルセロナ。移動屋台を営む若者二人は訳ありげな美女と知り合う。探偵の男は依頼によりその美女を追っていたが謎の集団に美女をさらわれてしまう。若者二人と探偵は美女を救い出す事が出来るのか。



池袋シネマ・ロサにて。 ジャッキー・チェン日本上陸35周年特別企画「極・成龍祭」人気投票第4位の本作を上映。



久し振りに観る。物語としては他愛ないというかそんなに面白くはない印象だった。今回改めて観ると基本のストーリーはシンプルながら意外としっかりとしている。ただ、脱線が多い。脱線が本線みたいな。そこら辺が香港(ギャグ)映画らしさでもあるのだろう。

基本のストーリーは『カリオストロの城』からの影響も有るように思えた。

脱線は多いが肝心のアクションは思ったより少ないように感じた。が、クライマックスの格闘シーンで満足。
特に印象に残るのはやっぱりジャッキー名勝負に数えられるジャッキー対ベニー・ユキーデ。両者ともキレが半端無い。
ジャッキーの新作"DRAGON BLADE"にベニー・ユキーデが出ているとかいう話も聞きます。顔見せ程度なのかなあとも思うが二人が一緒にスクリーンに映る姿が見てみたい。

サモ・ハンの京劇っぽい槍の演武もさすがだなあと思った。ユン・ピョウの見せ場がもっと有ったらなお良かった。



この頃のサモ・ハンがパム・グリアに似ている事に気付いた。
この頃がジャッキーの可愛さMAXなのではないかと思った。3人とも可愛いけど。
https://www.youtube.com/watch?v=cJ5rXbev-Rg

ジャッキー新喜劇
https://www.youtube.com/watch?v=ufRXsmxXtqI



サモ・ハン、ジャッキー、ユン・ピョウの実生活での関係性が薄っすらと感じられる。実際はサモ・ハンがもっとジャイアンチックなのだろうとは思うが。
その3人の20代後半、30代前半の若々しい青春ギリギリといった感じの生き生きとした姿がフィルムに焼き付けられていて、その姿を見られるのが単純に楽しかった。
本作から30年以上が過ぎて、また3人が揃った賑やかな映画が観たい。



階段を下りるサモ・ハンがアパートのドアの隙間から滑り出てくるカギによってその部屋に誰かがいる事を察知するショットがカッコ良かった。
階段を下りている事によってサモ・ハンの顔の位置と床を滑るカギが一つのショットに見事に収まっている。サモ・ハンの監督としての実力が確かな事を感じた。


ジュピター

2015-04-01 19:51:18 | サ行の映画

Jupiter Ascending Poster Collage (61cm x 91,5cm)

『ジュピター』
"JUPITER ASCENDING" (2015・アメリカ・2h07)
製作・監督・脚本 : ラナ・ウォシャウスキー/アンディ・ウォシャウスキー
出演 : ミラ・クニス、チャニング・テイタム、ショーン・ビーン、エディ・レッドメイン、ダグラス・ブース、タベンス・ミドルトン、ペ・ドゥナ







宇宙はある王族によって支配されていた。地球も支配下にあったが人間はその事に気付いていなかった。一人の女性がその事実を知らされさらには女性に関するある事実を知らされる。



ネタバレ有。



スペースオペラでシンデレラストーリーで『トワイライト』で最後には『スパイダーマン』あるいは『アイアンマン』的なスーパーヒロイン誕生の物語を少女漫画の世界で描いたのだと思ったが、少女漫画はほとんど読んだ事が無かったのを思い出した。少女漫画では無くて少女を主人公とした藤子F先生のSF漫画の世界と認識したからこの映画を素直に楽しめたんじゃないだろうか。

途中中だるみするが、中だるみというより上映時間を短くするために端折ったのではないかと思われる所が幾つかあってそこを物足りなく思えた。



地球よりも遥かに進歩した文明であっても役所仕事は変わらない。という有りがちでベタなシーンも面白かった。
シーンの最後にテリー・ギリアム監督に似た人が登場したけどエンドロールを見たら本人だった。という事はあのシーンは『未来世紀ブラジル』へのオマージュだったのだろうか。



世間の評判はよろしくないみたいだけど個人的には続編、更にはシリーズ化も観てみたい。
宇宙女王というとんでもない権力を手に入れたスーパーヒロインが地球でのちょっとした事件や宇宙での一大事にその権力を使って解決しようとするが、権力を使う手続きは煩わしくややこしくて、そのためてっとり早く側近たちと自らの力で解決しようとするが(ペ・ドゥナは時に味方時に敵みたいな感じで)なんだかんだ有って万事休すの所で権力発動と、水戸黄門的なお約束な勧善懲悪スペースオペラを観てみたい。



オスカー受賞俳優の悪役は一人だけ浮いてた。本作だけの印象ではどうやら熱演型の様で、その背後にキューバ・グッディングJrの姿が見えたのは自分だけでしょうか。



IMAX3Dで。特に何か良かったという所も見当たらず当分IMAXも3Dもいいかなと思った。



109シネマズ木場にて。確かオープン当初に1回だけ来たと思ったが、今回かなり久し振りに行ってみて近くに競艇場が無いなあと思ったら競艇場が有るのはシネマサンシャイン平和島だった。
109シネマズ木場の記憶はあまり残っていなかったが、受付カウンターは確かこんな様な感じだったなあと薄っすらと思い出した。


シェフ 三ツ星フードトラック始めました

2015-03-24 19:27:43 | サ行の映画

ポスター アクリルフォトスタンド入り A4 パターンA シェフ 三ツ星フードトラック始めました 光沢プリント

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』
"CHEF" (2014・アメリカ・1h55)
製作・監督・脚本・出演 : ジョン・ファブロー
出演 : エムジェイ・アンソニー、ジョン・レグイザモ、ソフィア・ベルガラ、オリヴァー・プラット、スカーレット・ヨハンソン、ダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニー・Jr








フランス料理の繁盛店で料理長を務めていた男が料理屋台トラックでマイアミからロサンゼルスまで長距離移動する事となった。



挫折と再起の物語を深刻になり過ぎずに描かれていてヒューマンドラマとして観ると深みとか重みは感じられない。ヒューマンコメディとして観ればいいのかもしれないがコメディとしてはやや冗長と、ドラマとコメディのどっちつかずの中途半端な作品の印象。

そういった厳しめの意見は一生懸命作った側はマジ傷つくからやめてくれ。と本作の中で訴えているがそれはジョン・ファブロー自身の訴えでもあるのだろう。
主人公は厳しい意見をぶつけられて奮起したという面も有ったようにも思った。でも厳しい意見は傷つくから嫌だと。それならば後は無視するしかないけど、人気商売においては無視されるのが一番商売あがったりかと思うが。



カロリーが高そうな料理ばかりが登場。ジョン・ファブローが肥えた理由がよく分かった。



マイアミ~ロサンゼルス間の距離がどれくらいあるのかは分かっていなかったが地図で見てみたらクソ遠い。マジクソ遠い距離をあのトラックで移動するのは自分だったら絶対嫌。体壊す。
あのトラックで車検通るのかなあと思ったがそこはアメリカなので通っちゃうんだろう。



エムジェイ君のご両親がマイケル・ジャクソンのファンでエムジェイと名付けたとかはないんだろうか。


ジョーカー・ゲーム

2015-03-24 19:16:45 | サ行の映画

ジョーカー・ゲーム オリジナル・サウンドトラック

『ジョーカー・ゲーム』
(2014・日本・1h47)
監督 : 入江悠
出演 : 亀梨和也、深田恭子、伊勢谷友介、小出恵介、山本浩司、渋川清彦、小沢征悦








新型爆弾設計図の争奪戦がアジア某国で繰り広げられる。



各国のスパイが暗躍する諜報合戦が見られるのかと思ったが、アイドル主演映画なのでそこら辺はシンプルにまとめられていた。
アイドルの活躍を描くのがメイン。アイドルの方の英語が上手かった。外国人との英語での会話に違和感が全く無かった。アクションシーンでは身体能力の高さがうかがえた。



深キョンコスプレ劇場としては百点満点。コスプレに加え深キョン十八番のきょとん顔有り。欲を言えばぴっちりブラウス姿をもっとじっくりと見たかった。



時代背景は第二次大戦中なのかと思えるがよく分からない。開戦前?ちょっとうやむやにしている様な感じでもあった。
歴史通りにいけばこの先日本は原爆落とされて敗戦国となるわけだけど、もしシリーズ化されたとしてそこまで描く腹積もりなのだろうか。
この物語の世界の中ではスパイたちの活躍により戦争は回避された。といったパラレルなファンタジーにも向かえられるように時代背景などを曖昧にしているのかなあとも思える。



池袋シネマ・ロサにて。


スペシャルID 特殊身分

2015-03-10 19:39:08 | サ行の映画


『スペシャルID 特殊身分』
"特殊身份" (2014・中国=香港・1h39)
監督 : クラレンス・フォク  製作・アクション監督・出演 : ドニー・イェン
出演 : ジン・ティエン、アンディ・オン、コリン・チョウ



長期潜入捜査中の香港警察の刑事が普通の刑事に戻る事を望んで中国本土での最後の潜入捜査に臨む。



香港映画お得意の潜入捜査モノで香港映画らしい色々と大雑把な映画だった。
大雑把な所はアクションシーンが良ければ全く問題無しといった所で、アクション良かったので問題無し。ただ、普通に見ればハイレベルなアクションだと思うが、宇宙最強のドニー・イェンという事でこちらの要求が高くなり過ぎてしまっていて、その高い要求のさらに上を超えてくれるアクションだったかというと超えてはくれなかった。



やんちゃでチャーミングで強くて母親想いとドニー・イェンのいい所アピールは存分になされている。さすが自分大好きドニー・イェン。
ファンならその姿を十二分に愛でられるのだろうと思う。


ジミー、野を駆ける伝説

2015-03-06 21:21:42 | サ行の映画

映画 ジミー、野を駆ける伝説 パンフレット

『ジミー、野を駆ける伝説』
"JIMMY'S HALL" (2014・イギリス・1h49)
監督 : ケン・ローチ
出演 : バリー・ウォード、シモーヌ・カービー、ジム・ノートン









1932年アイルランド。長引く不況と政治的対立で国内は大きく揺れていた。そんな中古い因習に囚われない生き方を貫こうとする者たちの存在に危機感を持つ者たちからの圧力が日増しに強まるのだった。



主人公は善良な市民だが権力者側が危険分子と見なし何かと難癖をつけて抑え込もうとしている。それは映画として主人公側から見てその権力者たちの横暴をより際立たせるためであって実際の所本当にただの善良な市民だったのか、テロリスト的な活動は一切していなかったのか。といった事はよく分からない。
そこら辺の事は自分で調べればいいのだろうけど、主人公ジミー・グラルトンは実在の人物ながらその情報があまり無く頼りのウィキペディアにも載っていなかった。
権力者が横暴なのは当然として、でも片方からの一方的な情報だけで物事を判断するのもそれは危険なんじゃないかとも思ったりする。