ダンススタジオステップバイステップ 春日美年子の日記

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賞状

2007-03-07 14:22:33 | Weblog
なんでもそうですが、完成した物だけ見ると簡単にできるのではないかと思われがちである。ちょっと前までは、全部達筆の方の手書きだった。墨で書くためこすったりしたら大変、乾くまで重ねられません。
ここ一年ぐらい神奈川県の賞状係をしています(プリンターで)。白紙の賞状に文字を印刷する場合は賞状の決まりごとに留意してレイアウトし、贈者の印判(電子印)を重ねます。
すでに本文が印刷済みの賞状の場合は、受者の名前、副題(優勝、3級、ブロンズ等)、贈与年月日等を書き入れます。これが厄介なのです。位置決めの段階で何回も試し刷りが必要です。もちろん本物は使いませんが。もともと人間が書いたものなので、年月日などは、縦一列に文字を並べても良く配列できません。年、月、日にちを別々に、場合によっては、傾きまで微調整します。日にちは一文字の時もありますが、今回は狭いスペースに三文字でたいへんでした。縦書きの賞状に算用数字の年月日を入れたのを見たことがありますが、基の賞状を書いた方が見たらさぞがっかりすることでしょう。受者の名前も2文字から6文字まで、漢字、ひらがな、かたかな、等により、文字間隔を調整します。殿の字がすでに印刷されている場合は位置決めや大きさに要注意です。
もう一つ、大きな問題があります。それは、賞状の用紙によって文字の位置がずれていることです。ですから用紙の透かし見チェックは不可欠です。
文字は賞状用のフォントを使っています。パソコンの文字では軽すぎるからです。
メダルテストの成績表の用紙も印刷のずれがあり要注意です。
今回は急ぎの仕事が先に入っていたので、メダルテストの賞状遅くなりましたが
やっと終りました。
コメント
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