こんにちは~、今日は雨が降り、一時的にザッと強まることもあります。
落雷や突風、ヒョウにも注意が必要です。外出時は傘を忘れずにお持ち
ください。ジメジメとした体感で、雨の季節の気配を感じそうです~。
3.リスクアセスメントの意義と効果
リスクアセスメントは、安全衛生スタッフの協力を得て、ライン長
(たとえば課長)を責任者とし、職長が中心となり、全員で行うことが
基本です。また、専門的な観点からのリスクアセスメントが必要な場合
には、社内外の専門家の協力を得ることも考慮しなければなりません。
リスクアセスメントを適切に実施し、本質安全化に向けた低減措置を
講じていくと、確実に職場の安全衛生水準の向上に結びついていきます。
また、リスクアセスメントの導入により、次のような効果が期待できます。
① リスクに対する認識が共有できる。
現場の作業者の参加を得て職長とともにリスクアセスメントを進める
ので、リスクに対する認識が職場全体で共有できる。
② 本質安全化を主眼とした技術的対策への取組みが進む。
リスクレベルを真に下げていくことは、本質安全化を主眼とした
技術的対策への取組みを促進させていくことになる。
③ 安全衛生対策の合理的な優先順位が決定できる。
リスクを許容可能なリスク以下にするように低減対策を実施する
必要がある、どのリスクから対策を講じていくか、その優先順位を
決定すると、合理的かつ計画的な対応ができる。
④ 費用対効果の観点から合理的で有効な対策が実施できる。
優先順位の決定に際しては緊急性と人材や資金など必要な経営資源が
具体的に検討されるので、費用対効果の観点から合理的で有効な対策を
実施することができる。
⑤ 残留リスクに対して「守るべき決めごと」の理由が明確になる。
技術的、時間的、経済的にすぐに本質安全化によるリスク低減措置が
実施できない場合、必要な暫定措置を講じた上で、対応を作業者の
注意に委ねることになる。この場合でも、リスクアセスメントに
作業者が参加していると、なぜ注意しなければならないか理解されて
いて、守るべき決めごとが守られるようになる。
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