1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

リスクアセスメント 1-(3)-①について

2018-05-25 13:10:07 | 日記
1.リスクアセスメントとリスク低減措置
(3)リスクの見積り
①リスクとは

リスクは、「危険性又は有害性によって生ずるおそれのある負傷又は疾病の
重篤度及びその発生の可能性の度合」と定義されます。

「負傷又は疾病の重篤度」は、たとえば、「致命的」、「重大」、「中程度」、
「軽度」など、その程度を示します。また、「発生の可能性の度合」は、
「極めて高い」、「比較的高い」、「可能性あり」、「ほとんどない」といった
ように、可能性の度合を表します。

このそれぞれの要素により、リスクの大きさを見積り、低減のための
優先順位の決定がなされます。

中央労働災害防止協会では、この「発生の可能性の度合」をさらに2つの
要素「危険状態が発生する頻度」、「危険状態が発生した時に負傷又は疾病
(以下「災害」という。)に至る可能性」に分けています。このうち
「危険状態が発生する頻度」は、さまざま行われる作業の中には危険状態が
発生しやすい作業とそうではない作業があるため、作業そのものの危険性を
考慮したものです。したがって、作業が行われる頻度をいうものではありません。



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リスクアセスメント 1-(1)・(2)について

2018-05-25 10:12:16 | 日記
こんにちは~、今日は晴れて、太陽がギラギラと照りつけます。昼間は
気温が上昇し、夏を思わせる体感になりそうです。こまめな水分や塩分補給、
帽子や日傘の使用など、暑さと紫外線のダブル攻撃に万全な対策が必要です~。

それでは、リスクアセスメント 1-(1)・(2)について書きます。

1.リスクアセスメントとリスク低減措置
(1)リスクアセスメントとは

リスクアセスメントとは、
① 危険性又は有害性の特定
② リスクの見積り
③ そのリスクを低減するための優先度を設定し、リスクを低減させる
  ための措置を検討
④ リスク低減措置を実施することを体系的に進める
このような手法です。

(2)危険性又は有害性の特定

危険性又は有害性の特定で重要なことは、まず、職場に潜在する危険性又は
有害性をどのように発見するかです。そのためには、法令、社内規程を
はじめ、職場の機械設備、作業環境、作業に関する安全衛生に係る情報を
入手することであり、それらの情報をもとに正常な状態や、基準から
「ズレ」ていれば危険性又は有害性の洗い出しの端緒となり、
リスクアセスメントを進める切り口となります。なお、事前に入手すべき
情報源の例を表2-5-1、表2-5-2に示します。







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