1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

適正配置-2について

2018-05-16 13:09:23 | 日記
2.作業の特性の把握について



まず、作業の特性として、作業の種類(形態、内容)、作業条件、期間・
期限、環境条件など作業が要求する条件と、法的資格要件が必要かどうかを
知っておくことが必要です。

法的な資格要件としては、労働安全衛生法では、
①免許を要する業務
②技能講習を受けて資格を取得する業務
③特別教育を受ける必要のある業務
④学歴と経験年数を要する業務
などがあり、労働基準法では、年少者や女性(妊産婦等)に対して深夜業や
危険有害業務について制限が設けられています。

また、補修作業などでは高所、酸欠など危険な環境で溶接、玉掛けなどの
作業が行われます。このような場合は、作業計画の段階で作業環境、作業の
危険と必要な資格免許や教育実施について、よく打ち合わせをして指示書に
明記することが必要です。

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適正配置 1-(2)について

2018-05-16 10:48:49 | 日記
こんにちは~、今日も強い日差しが照り付けて夏のような厳しい暑さに
なりそうです。熱中症対策が欠かせません。明日以降週末まで曇りや雨の
天気が続きます。日差しを有効に活用してください~。

それでは、適正配置 1-(2)について書きます。

1.適正配置の重要性
(2)適正配置で職場の活性化

人は、仕事を通じて上司、同僚や家族から認められたい、尊敬されたいと
思いますし、自分の人生の目的や目標を達成したいという夢を持っています。
したがって、自分の能力や希望にあった仕事に就いたときは、やり甲斐を
感じ、その仕事をやり遂げたことで成功感や達成感を味わうことができ、
職場が活性化します。

このように適正配置に努めることは、品質や能率の向上、事故災害の減少
となって現れ、人の扱い方、ローテーションなどとともに労務管理の重要な
項目です。



① 技術革新によって職場の様相は大きく変わってきている。機械設備の
  自動化、大型化、複雑化、専門化などが進み、作業者が習得しなければ
  ならない知識、技能も高度化し、かつ専門化してきた。
② また、危険有害業務では、労働安全衛生法によって、資格を持っている
  者でなければ就業できない作業が数多く定められている。
③ 職場の合理化が進み、一人ひとりの業務範囲が広くなり、一人でいくつもの
  資格を取得することも必要となってきている。

すなわち、適正配置は、作業者一人ひとりの能力開発とヤル気の育成に
結びつくだけでなく、労働災害の防止にも寄与します。

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