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上海観光の名物の一つ外灘から撮影した写真です。
14年前初めて上海に来た時には 川の向こうにはビルはほとんどなく 出来たばかりの白く輝く塔が一つあるだけでした。
その東方明珠電視塔も今では 環境汚染と排気ガスの影響からか 黒色になってしまい 煙突のように見えます。
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写真は14年前 初めて上海に来た時に泊まった伝統ある高級ホテル(補江飯店)です。このころ 地下に低価格の共同使用の大部屋がありバックパッカー(節約型旅行者)が大勢 泊まってました。料金はひとベット55元(約770円)で今 泊まっているユースホテルとほぼ同じ料金です。外灘のすぐ近くなのでで 何回でも外灘を見て楽しめました。また 夜になると 片言の日本語を話す 少数民族の衣装を着た 雲南省のおばさんが大きなカバンを持って 補江飯店の玄関のところまで手作りの財布や工芸品を売りに来てました。 補江飯店の大部屋には とりわけ日本人が多く 楽しかった思い出の場所の一つです。
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写真のような 観光名所の表示看板が出来
今の上海は昔よりずっと旅行しやすくなったのですが 一方 経営難からか失われたも物も少なからずあります。補江飯店の低価格の宿泊施設もそうですが もう一つ 思い出に残っているのが 大世界といって 学校の体育館のような建物のところで 雑技団のサーカスやってました。予約の必要がなく値段も30元(420円)くらいで非常に安かったです。 女性数人が髪の毛だけで宙吊りになってぐるぐる振り回される 痛そうな過激なショーが見られました。今はもうやってないそうです。
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外灘にはこのような ヨーロッパ風の古い建物がたくさん残ってます。
あくまでも 私の感想ですが 上海は無愛想な人が多いと思います。これもすべて遺伝から来てるのだと最近NHKの番組で上海の歴史100年という番組を見て 気づきました。番組の冒頭で上海の発展の歴史は100年前の欧米列強の支配から始まったとあり 次に 白黒映像で まるで神社で はとに餌をやるように 欧米人が投げる食糧に群がる中国人の映像が流れてきました。一方 同じ中国人でも 欧米人が経営する会社の社員の娘だった中国人の おばあちゃん は贅沢な生活をし この頃が一番幸せだったと言ってました。 その後 この 中国人おばあちゃん は3度の悲劇を経験するのです。欧米支配の後にやって来たのが日本軍の支配 1回目の悲劇は日本軍に財産募集 2回目の悲劇は 中国共産党の建国 社会主義の理想の下 国民は全て平等でなければならないと またもや 国に財産を募集され そして 3度目の悲劇は文化大革命 かつて金持ちだった 中国人おばあちゃんたちの家族は紅衛兵の敵であり 怖くて外に出れなかったと言ってました。その後 小平の改革開放(豊かになれるものから豊かになれ)のおかげで今でこそ裕福になった上海の人たちも かつてはこんな悲劇を経験してきたことを初めて知りました。
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神社の鳥居をいくつか重ねたような建物は 上海万博の中国館 残念ながらこの日は中へ入ることができませんでした。
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代わりに入ったのがサウジアラビア館 入場料の60元(約840円) 並ぶことは無かったものの 結構お客さんは入ってました。
しかし 内容は子供騙しのようなもの もし仮に 日本でこのような内容で入場料とったら まずお客さんはこないと思います。
(上海の地下鉄について)
上海の路上を歩いていると ゴミが散乱して非常に汚いのですが 一旦 階段を下り地下鉄の構内へ入ると 一転 別世界 気持ちいいほどのいい環境です。でも日本の地下街は中国にはないです。そのうち出来ればいいなと思ってます。切符はカード 広東省の時はプラスチックコインでした どちらの再利用ですのでエコです。環境や資源のことを考えて日本も真似すればいいと思います。そのほうが 経費も安くなり運賃も安くなるかもしれません。地下鉄を乗るとき東京でも良く利用したのがyhooの路線 出発地と目的地を入力したらすぐ乗換案内が出てきます。一生懸命探してくれた東京の駅員さんには申し訳ないのですが駅員さんよりもyahoo路線のほうが早くて確実です。上海の地下鉄にも同じようなサイトがありました。
http://sh.explore.ne.jp/traffic/norikae.php
中国で道を聞くと 答えられないと 目的地がどんなに近い距離であっても 中国人はすぐテクシテクシ(タクシー)と言われることがあるので このようなサイトを利用するとすごく便利です。