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安全神話崩壊後の「危険」

2005年09月19日 00時43分47秒 | 雑感・雑談・娯楽
「安全神話は崩壊した」と言われて以降、この世の中に「100%安全」なものは存在せず、どのようなものにも危険は存在するとの考えが当然と考える人が増えているのではないでしょうか。
一方で、「危険」「危険」と連呼する人は、今でも尚「安全神話」から抜け出せずに「100%安全なもの」を追い求めているように見えてしまいます。

確かに“100%安全である事”は理想的と言えるでしょうが、現実には殆ど(全くと言って良い程)存在しないものです。
現実の世界においては存在しないものを用いる事は出来ず、常に存在するものの中から選択するしかありません。

となれば、どのようなものにも危険性はある以上は、まず、より大きな危険を避けるのは当然の事でしょう。
その上で「小さな危険」の何がどのように危険なのかを、現実に基いて分析し、危険を避ける方法を考える事が建設的と言えるでしょう。

ただただ「危険」「危険」とネガティブに繰り返す事は不安を煽る事になり、却って「危険」を増す事にも繋がります。
この「日本」について考えるならば、私は日本人の一人として、日本の不安を煽るよりはどのように危険を避けどのように良い国になるかを少しでも建設的に考えたいと思っています。

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