つれづれのままに・・・WebLog

心に移り行くよしなしごとを不定期更新で書き留めます

当たり前の事として

2006年07月19日 22時50分40秒 | 雑感・雑談・娯楽
「いただきます」で食事を始め、「ごちそうさまでした」で食事を終える。
これがずっと“当たり前の事”と思って来ましたし、今も“当たり前の事”と思っています。

先日のエントリー『国連安保理が北朝鮮決議案を採択』にコメントを頂きました。
そのコメント「国連大使をはじめ関係者の努力に拍手を送ります。(容子さん)」を読んで思う事がありました。
北朝鮮への制裁決議が全会一致で採択されるにあたり、国連大使を始め日本の関係者の大きな努力があったのでしょうが、その努力に対して労いや感謝の声があまり聞こえてきません。
それどころかマスメディアで大きく取り上げられるのは批難の声、それも的外れと思われるような批難ばかりです。

インターネット等では「国家公務員が国の為に働くのは当たり前」との意見もありました。
確かに百点満点と言える決議ではありませんでしたし、「国家公務員が国の為に働くのは当たり前」と言ってしまえば“当たり前の事”なのでしょう。
例え個人的な考えや立場が違っていても、仕事等で協力すべき時には協力するのが“当たり前の事”です。
しかしながら、理由や言い訳を付けてなかなかその“当たり前の事”をしない人・協力すべきところで足ばかり引っ張る人もいらっしゃるようです。

それでも“当たり前の事”をしっかりとこなしてくれる人がいるから、私達は「当たり前の生活」が送れるのではないでしょうか。
そんな事を考えているうちに、半年程前に話題になった『いただきます論争』を思い出しました。
当たり前の事として作物や家畜を育てる人がいて、当たり前の事として魚を獲る人がいて、当たり前の事として食材を流通させる人がいて、当たり前の事として調理してくれる人達がいるからこそ、当たり前の事として食事が出来るのでしょう。

同様に、当たり前の事として他国と交渉し、当たり前の事として治安を守り、当たり前の事として政治を執る人達がいるからこそ、当たり前の事として日常生活が出来るのでしょう。
普段自分が“当たり前”と感じている事が、人によっては“当たり前”でない事もあるのでしょう。
私だけなのかも知れませんが、「国家公務員が国の為に働くのは当たり前」なのであれば、その努力によって守られる国民が感謝する事もまた“当たり前の事”のように思えます。


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (アリサン)
2006-07-20 00:17:42
そうですね、人の命を助けることが当たり前の医者であっても、助けてもらえばお礼を言うのは当たり前ですし、タクシーの運ちゃんに送られて勘定渡して「どうもな」というのもまた当たり前でしょう。

当たり前のことを当たり前にできるひとだらけならば、きっともっと素晴らしい世の中になるでしょうね。
返信する
Unknown (Unknown)
2006-07-20 12:08:38
同感です。批判のための批判に目を奪われて当たり前の感謝の心を見失った人を見ると悲しくなります。
返信する
Unknown (Unknown)
2006-07-21 16:50:41
税金で働く人に何故お礼を?馬鹿か(笑)。
返信する
日本の夜明け・・・ (容子)
2006-07-22 15:02:15
こんにちわ・・・



今回の日本の国際連盟における日本政府チームは、戦後初めて表舞台で活躍した事を喜ばないで、何を喜ぶのでしょう??・・



日本の報道陣がなんと言おうと、海外の報道を見ても、相当の驚きをもって評価しております・・



今まで、米国の提案に賛同する・・という形から脱皮した日本外交の快挙だと思います。



60年間、中韓に振り回され、国際社会では、「日本さんお金の事よろしく・・・」とそのときだけ持ち上げられる。・・

ある意味可愛そうな国でしかなかったのが・・・



やっと普通の国として、国際外交も出来るよ

うになったことは、大きな収穫だと思います・・



もしよろしければ私のブログにもお出で下さい。お待ちいたしております。
返信する
Unknown (Unknown)
2006-07-25 00:29:32
>税金で働く人に何故お礼を?馬鹿か(笑)。



給料の出所が税金であるかないかなんて関係なし。



タダ働きで無い限り、お客の出したお金を給料としてもらうもの、公務員はそれが税金からってだけの話。



まぁ、お金を出して働いてもらった人にお礼を言う行為を馬鹿か?と切り捨てれる人は別なんでしょうが。
返信する
15255471867@126.com (ティファニー)
2012-05-14 19:17:02
ティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニーティファニー
返信する