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「拉致事件解決の放棄」を主張する人達

2005年09月09日 06時45分56秒 | 拉致事件
以前『拉致を「日本国民の生命と安全にかかわる問題」と考えていない人達 』で書いたように、日朝平壌宣言には「拉致事件の解決」が記載されています。
現時点では「拉致事件の解決」「拉致事件に誠意をもって取り組む」と記載された、日朝間の唯一の合意文書です。

仮に、日朝平壌宣言を日本側から放棄してしまえば、国際的な文書を日本側から放棄する事になり、日本の国際社会での立場を悪くする材料にされてしまう事でしょう。
日本の周辺には必ずしも日本を良く思っていない国もあり、日本との間で合意した文書を一方的に「無効だ」とする国民がいる国もあるのです。

そしてそれだけに留まらず、日朝平壌宣言の放棄は「拉致事件の解決」が記載された合意を放棄すると言う事にもなるのです。
拉致事件の解決が書かれた文書である日朝平壌宣言を現段階で日本が放棄するなど、今後拉致事件を解決していく事を考えれば、とんでもない事です。

にも関わらず「日朝平壌宣言は無効だ」「日朝平壌宣言を放棄しろ」と主張する人がいる事には驚くばかりです。
もし日本側から『「拉致事件の解決」の合意』を放棄した場合(「拉致事件の解決の合意」の放棄を国際社会に宣言した場合)、その後どうやって拉致事件を解決するのでしょうか?

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1 コメント

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Unknown (無知)
2005-09-09 12:02:40
アメリカは怒ってたね>調印。
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