つれづれのままに・・・WebLog

心に移り行くよしなしごとを不定期更新で書き留めます

敵として・味方として

2005年09月20日 06時43分42秒 | 雑感・雑談・娯楽
「昨日の敵は今日の友」と言う言葉がありますが、敵として手強い相手程、味方になった時には頼もしいものです。
先日の総選挙で初当選した片山さつき氏と大野防衛庁長官も、片山氏が財務省にいた時は予算の“綱引き”の相手でしたが、今後は共に自民党の国会議員となります。
当時片山氏は財務省の主計官として、予算を削減する事が仕事でしたので、官僚として仕事を遂行しようとしていたのでしょう。

当時の片山氏の意見には反対の人も多いようですし私も反対ですが、自分とは異なる主張があった方が自分の主張を明確にする事が出来ます。
また、相手の主張に間違いがあった方が自分の主張の正当性を訴える事が出来ます(そういった意味でも「堀江氏は面白い」と思うのですが)。
中には、片山氏と防衛庁の“綱引き”があった為に、防衛の重要性を知った方もいらっしゃったのではないでしょうか。

反対意見を全て封じ込める事は出来ませんし、もしもそれをやってしまえば“独裁”となります。
意見を交わす事で双方の考え方の違いを明確にする事も出来ますので、「敵対関係を友好関係に変える」事も可能となります。

尤も、妄想や思い込みを元に主張を展開したり間違いを指摘されても何度も同じ主張を繰り返すだけの人との“友好関係”は難しいのでしょうが。

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