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政府への支持・不支持

2005年10月26日 00時06分32秒 | 国内政治
日本は民主主義の国ですが、民主主義の制度の下では、選挙で選ばれた政治家・政府が政治を行います。
そして、国民の支持を受けた考え方が政策という形で国政に反映されます。
このように考えれば政府と国民の意見が似てくるのは当然の事で、「一部の政府支持者が政府を代弁している」のではなく「多数の国民の考えを政府が実行している」だけであると解ります。
それが結果として政府への支持・不支持に繋がります。

政府の支持者は固定されたものではなく、支持者が増えれば支持率が上がり、支持者が減れば支持率は下がります。
国民の考えを実現する政府であれば、支持者が増えて支持率が高くなるのも当然の事です。
逆に、国民の考えを実現出来ない政府であれば、その支持率は低くなります。

国民の支持を受けた考えが政策として国政に反映されるのですから、逆に国民に支持されない考えが国政に反映されないのも、ある程度は仕方のない事です。
だからと言って政府・国民を批判したり、“反政府主義”に走るのは“筋違い”と言えるでしょう。

政府が大きな問題を進めるには大きな支持と安定が必要となります。
不支持を表明し政権の安定を損ねながら「大きな問題を進めろ」と言うのは、足を引っ張り肘を制する行為です。
その上で“大きな問題”がなかなか進まないからと政府を批判するのは、「マッチポンプ」であるとも言えるでしょう。

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