午前中は雨でしたが、午後3時頃から雲間から陽射しが出て、夕暮れ前には青空が広がった。
雨上がりの散歩に牛久シャトーへまわり、満開の桜を見てきました。
園内に230本の桜があり、県内の桜の名所でもあります。
ちょっと牛久シャトーを紹介します。
牛久シャトーは、実業家の神谷傳兵衛が、1903(明治36)年に牛久市に開設した日本初の本格的ワイン醸造場です。
当時のフランスの醸造場をモデルに、ボルドー地方の技術を用いて、葡萄の栽培からワインの醸造・瓶詰めを一貫して行なっていたんです。
120haの葡萄畑があった場所が、今は首都圏のベットタウンとして住宅街になりましたが、そこを神谷町と名を残しています。
牛久シャトーの本館や醸造場の事務室・醗酵室・貯蔵庫は、明治中期の煉瓦造建築として
2007(平成19)年11月には経済産業省より「近代化産業遺産」に認定。
2008(平成20)年6月には国の重要文化財に指定。
2020(令和2)年6月に「日本遺産(Japan Heritage)」に認定。
歴史的価値の高さが広く認められているわけです。
ドラマやコマーシャルによくシャトーが登場し、その撮影をしているのを度々見かけます。
神谷傳兵衛の足跡や当時のワイン造りの資料などを紹介した記念館があります。(入場無料)