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今日の記憶を一言半句

鬼は内?

追儺(ついな)とは節分の豆まきを言うことばですが、本来は疫鬼を追い払う行事をこう呼びます。

 

今日は「福は内、鬼は外」を唱えながら鬼を払う豆まきをしますが、豆まきのことで思い出したことが。

 

どのくらい前だったか忘れたが、TBS系列で放送されたTVアニメ「まんが日本昔ばなし」の中の一話です。

 

常田富士男さんと市原悦子さんが、すべての登場人物の声を、心温まる語り口で2人のみで演じていた、あの「まんが日本昔ばなし」です。

どなたもご記憶にあると思います。

 

この番組を子供が小さい頃一緒に観ていました。

作品は1474話あったそうです。

観ていたと言っても、私が観たのは100話程度だったでしょう。

 

話を戻します。

「まんが日本昔ばなし」を観ていた中に記憶に残っていたのが「節分の鬼」の話でした。

ストーリーはほとんど覚えていなかったが、おじいさんが「鬼は内、」と唱えたら幸せがやってきた、そこのところだけがよく記憶に残っていた。

 

ネットで検索してみたら、その話が見つかりました。

悲しい境遇のおじいさんの話から始まるが、豆まきで福はうちではなく、反対の「鬼は内、福は外」と叫んだことから、なんと幸せが飛び込んできた話です。

話はハッピーエンドなのです。

 

まんが日本昔ばなし「節分の鬼」

 

これは岩手県のお話で、息子と妻に先立たれた独居老人が主人公です。

彼は妻子の墓を詣でては「お母、せがれ、早くおらを迎えに来てくれよ」と愚痴る日々を過ごす。

一人で暮らすお爺さんは寂しさと恨めしさの余り、「鬼は内!」と泣き叫ぶと赤鬼と青鬼がたき火に当たらせてほしいと訪問。

 

お爺さんのもてなしに感謝した彼らは仲間の妖怪と共に甘酒やその他多くの品々を持ち寄って、お爺さんの家は大宴会の場となる。

鬼達と来年も会う約束をしたお爺さんは「もう少し長生きすることにしたよ」と晴れ晴れした顔で妻子の墓前に誓った。

これがストオリーです。

 

これから豆まきをし恵方巻きを食べます。

当然、唱えるのは「福は内、鬼は外」です。

 

 

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