お疲れ様です。
自粛期間後、6月から徐々に活動開始してきてもう4ヶ月が経ちます。
幸いと言っていいのか吹上同好会ではコロナ感染の報告はなく、今のところは無事に過ごせています。しかし、未知のウィルスであることに変わりはなく今までが無事だからと言って未来が保証されているわけではないのが辛いところです。
マスク着用、手洗い・消毒の推奨は当分続きそうです。
さて、先般は合同審査が行われ通常よりは少なかったものの、何人もの受験者ががんばりました。来月は吹上や他の同好会で初級審査、少年部の審査が行われます。やはりコロナによる中断期間が響き、技を忘れる・感が鈍るなど見受けられますが、これは仕方がないことだと思います。しかしながら中断期間中、ジム先生の1on 1アドバイスを利用したりオンライントレーニングを利用していた子が見違えるほど上手になって合格していたのを見ると、努力に勝るものはないのだなあと認識を新たにいたしました。ピンチをチャンスに変えたというか、大したものだと思いました。人それぞれ都合もあるのでしょうから同じようにはできないでしょうが、結果を出すには努力は必要だなと思わされました。
話は変わりますが、私は2月中旬からこのコロナ感染対策として在宅勤務が義務付けられ未だ継続中です。社会人の会員の皆さんはいかがでしょうか?一方やはり感染の不安から休会中の方も数人いらっしゃいます。
当初、在宅勤務を始めた頃は通勤時間がなくて楽だなとか、ゆっくり庭の様子を見れたり散歩などもできて嬉しく思っていたのですが、最近心境に変化が出てきました。
家族との時間が増えたのはいいのですが、家族以外の人との交流がないのはかなりのストレスだなと感じています。当初は通勤時のイザコザや職場の面倒なしがらみを避けられるのはメリットだと思っていたのですが、得体の知れないストレスを感じているこの頃は職場や旧友との交流を持った後にとてもスッキリと爽やかな気分になります。何がどう作用しているのかは専門家ではないのでわかりませんが、私にとってコミュニケーションはストレスでもあったけれど逆にストレス解消にもなるのだとわかりました。
別に無理やりまとめたいわけではありませんが、人とのつながりは合気道の精神だと思いますし、人と通じることが自分の精神の浄化にも役立つのだと改めて思い知りました。ということは合気道をやることに大きな意味があるのだと再認識しました。
技を覚えるのは審査に合格するために必要かもしれません。ただ小手先のテクニックに右往左往して合気道の精神をそっちのけにするのはもったいないかもしれません。一番理想的なのは理合を理解した上で技を覚えることなのですが。。。合気道修行も簡単ではありません。
そのようなわけで長らく更新をしておりませんでした吹上のHPも不定期に更新するようにし、私というものを発信していこうと思います。これを見た方は私という人間の一部を知り、少しではあるけれど私と繋がっていただけたと思うのです。個人的なストレス解消なのか、合気道修行の一環なのか、いつまで続くかわかりませんがお付き合い願います。
齋藤