かぶき

本日は、
歌舞伎鑑賞に新橋演舞場へ。

招待券をいただいたのです。うふふ。

五月大歌舞伎、中村吉右衛門さん公演の初日です。

歌舞伎の初日・・・
ヤバいですねぇ(笑)
わかる方にはわかると思いますが。

歌舞伎は、１ヶ月ほど公演期間があり、終わるとまたすぐ別の演目の本番が始まってしまうため、本番期間の途中から、次の公演の稽古を抱えてることが多いのです。
だもんで、一つ前の公演がやっと終わったばっかりの所に訪れる『初日』は、
まだ稽古不足モードで～す(×_×)
ということもあるとかないとか。

じゃあ千秋楽が良いかというと、こちらはすでに次の公演の稽古に突入しているため、役者が集中できてないことも多いとかなんとか。

というわけで、中日(なかび。公演期間のちょうど真ん中にあたる日)
あたりが、最も役者が公演に集中できていて、観るにはオススメだと聞いたことがあります。

あくまで 噂 ですよ。
(と、逃げておく。)

しかし、実際観るとよくわかりましたが、

長い・・・(-”-；)

今日は夜の部だけを観たのですが、16:00に開演して、間に２回の休憩をはさみ、二本立てで、終わったのが21:00。

５時間 でっせ(；・д・)

昼の部も、役者は同じで、違う演目を三本立てでやっていて、

合計10時間 ですか(；・д・)(；・д・)

しかも４～５本の作品をいっぺんに覚えて、演じなきゃならない。

そりゃあああーー
大変ですわ。
なんて体力がいるお仕事なのでしょう、と改めて敬服。

今日も、明らかに考えながら台詞を言っている役者さんがいましたが、
もう、しゃーないって！と許してあげたくなる。

しかし美しかったな・・・染五郎さんの女形。
うっとり。

ちょっと盗んで女らしくなりたくて、
やや首をナナメに傾げながら、
流し目で、
雨の中を歩いて帰ってみるのであった・・・。