千花日記

その日にあった自分のイベントや、感じた事を書きたいと思います。

『 みんな昔はリーだった 』

2007年01月07日 23時53分13秒 | 演劇・ミュージカル・落語
2007.1.7(日)福岡時々時々

今日は 福岡市民会館 で
『 みんな昔はリーだった 』を観て来ました!

作・演出 :後藤 ひろひと
出演:堀内 健・池田 成志・京野 ことみ・伊藤 正之 ・後藤 ひろひと
    竹下 宏太郎・瀬川 亮・熊井 幸平・松角 洋平・板尾 創路

30年ほど前のブルース・リー全盛期に
リーに憧れる男子中学生4人組と、アイドル的女子中学生1人
そして そこにやって来た転校生の過去と現在とが交差するお話。

タイトルを見るたび、ブルース・リーではなく
私の頭の中では 郷 ひろみが「リィ~!」と歌っている(爆笑)
この作品ってホリケンが主役(本とに?)なんですね!?
作品を観て特別ゲストかと思っていたのですが
パンフレットも1番目、カーテンコールも特別扱い
あまりにも出演者のみなさんが強力すぎて
「桑島」か「だめゆき」いや「用務員のおじさん」?いやいや「たっけさん」かっ!?
と、主役がわからなかったよ(私だけか?)

後藤さんの作品は笑いがあって、現社会の問いかけがあって
そしてちょっとほろっと心があったかくなる。大好きです!
今回一番笑かしてもらったのが
あのおじ様たちが『 中学一年 』設定という事!
成志さんは『 OUR HOUSE 』の時、高校生役で出ていて
ダンスシーンで息切れしていたので 学生役は・・・でしょうと思っていたのに
(ごめんなさいっ!)
今回はさらに若返って中学生!
でもそう見えてしまうってやはり成志さんって凄いです!

そして竹下さん演じるたっけさんの豹変振り!
リーを真似した動き、雰囲気 うんうん似てる 凄いな~と思っていたら
最後に「こうきたかぁ~!」(爆笑)
そっかぁ竹下さんってダンサーさんなんですね!納得

そしてごとう大王!
もう存在するだけで 笑いが出てしまいます
笑ってぇオーラが出てるというか 素敵です

作品は笑ってばかりではなく「いじめ」の問題も絡んでいて
私は中学時代いじめにあっていたので
だめゆき の気持ちがわかって心が痛かった。
いじめている人にとって「いじめ」はゲーム感覚なのかな
自分は偉いと思っているのかな
いじめられている人の痛みとか苦悩を考えられないのかな
私は好きなアーティストがいて、大好きな演奏があったから乗り越えられた
家にいる時間 マイナス思考にならなかったから良かったんだなと思う。
作品の最後、30年後にはまさかのどんでん返し!
気分爽快!とっても救われました。

私の中学生時代のヒーローというかアイドルはC-C-B!
高校時代には中学時代のブラバンの友人とコピーバンドもつくったんですよぉ
笠くんfanだったのですが担当はベースでした
パーカッションパートの子がいたので その子がドラムだったの
あ~ノスタルジー