千花日記

その日にあった自分のイベントや、感じた事を書きたいと思います。

『 手 紙 』 観てきました

2006年12月14日 23時34分49秒 | 演劇・ミュージカル・落語
2006.12.14(木)福岡時々

今日は父が観に行って良かったと言っていた
『 手 紙 』を観てきました!検定試験直前だったのですが
私が行っている映画館が明日ラスト上映だったので

で『 硫黄島戦2部作 』も観たくなって
『 父親たちの星条旗 』も明日がラスト
橋本じゅんさんのご実家が震災にあわれたと聞いて
観たいと思っていた『 ありがとう 』も明日ラスト
なんかほっこりできそうかなと思って観たいと思っていた
『 椿山課長の七日間 』も明日ラストで
もう遅いよぉ・・・
時間的に『 父親たちの星条旗 』は観られそうだけど
試験勉強はどうするよ・・・映画は諦めます。

で『 手 紙 』
観終わってから買い物して帰ろうと思っていたのですが
もう目が腫れて腫れて 人前に出たくない状態!

~解釈が間違っているかもですが~
お兄さんが 働いたのも 腰を悪くしたのも お金を盗んだ事も
不慮の事故?で人を殺めてしまった事も 毎月手紙を書いている事も
全て弟の為と思ってやってきた事
(根底に「自分の代わり」「自分の為」に立派な人間になって欲しかった
という思いがあったかもしれませんが)
その想いが最愛の弟・弟の家族を不幸にしてしまった
この想いを抱いて死ぬまで生きていかなければならない
誰かの為だとしても罪を犯した人間は その『罪』を
死ぬまで背負っていかなければならない
自分の母親が被害者だったとしたら どんなに償ってもらっても
私は許せないと思う でも
お兄さんが泣きながら弟に手をあわせている場面
泣けてしまいました

総理大臣の靖国神社参拝が問題になって
A級戦犯を別に葬れば良いのではという話が出た 反対意見も
現在 生きているA級戦犯の子孫の方々には罪はないのに差別されてしまう
私もそう思っていましたが『 手紙 』を観て考え方が変わりました
子孫に罪がないとしても 子孫として罪を償っていかなければならない
というのが先祖が犯した罪の重さなのではないかと
人それぞれ解釈が違っていろいろ意見があると思いますが
映画を観て 私なりにない頭で考えて出た今の結果です