残すところ今の店舗で働くのもあと2回

忘れない今のうちに感謝の気持ちをつづっておこうと思う。
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いつもお世話になっております。
みなさまご存じのとおり、今回私は人事発令に伴い、異動することとなりました。
早いもので、本社にて配属先が発表されて
もう1年が過ぎようとしています。
社会人となったこの1年間は、私にとって
凄く濃い1年となりました。
自分に足りない点をいっぱい痛感した1年でしたし、
一方で自分にできるようになったこともいっぱい増えた1年でした。
大学時代も1人暮らしはしていましたが、
社会に出て、自分が働いて得た給料で生活するようになり、
さらに「自立」と「自律」を意識するようになった1年でもありました。
その貴重な1年をこのお店で過ごすことができたことを
大変嬉しく思っております。
新入社員だった私にとって、この店舗はとても働きやすいお店でした。
最初はレジの打ち方すらまったく分からず、
何度も何度もレジの方にフォローしていただきました。
職場の環境に慣れてきてからも
いつもレジの方々が私に話しかけてきてくださっていたのが
内心凄く嬉しくて、その優しさに支えられて安心して売場に出ることができていました。
商管さんにもいつもお世話になっていました。
○○さんに「現品娘」というあだ名で呼ばれるほど
展示品を売る確率が高い販売員で、いつも困らせていたと思います…
でも、いつも丁寧に商品を梱包していただいたこと、
本当に感謝しています。
そして、売場の販売員の方々。
数ある店舗のなかで、こうして一緒の売場で働けたことを
幸せに感じています。
最初は売場のどこにいても分からないことだらけで
わたわたしていた私に、様々な助言をしてくださり、
そのおかげで少しずつ私にもできることが増えていきました。
それでも途中、壁にぶつかった時期もありました。
ミスにミスが重なり、でもそれを自分で処理することもできなくて…
そんな状況の中、売場で笑顔を作るのがつらくてしょうがないと感じるほどに
ひどく落ち込みました。
そういった感情がピークに達していた去年の7月16日、
副店長から倉庫で色々な話をしていただきました。
あのとき、副店長の「○○さんと一緒に働きたい。」という言葉に
かなり心が救われました。
あの日、飲んだカフェオレの味は一生忘れないと思います。
本当にありがとうございました。
その後、徐々に仕事にも慣れてゆき、
仕事に対するこだわりが自分の中ででき始めていきました。
ありがたいことに、年齢の近い先輩に○○さんと○○さんという
偉大な先輩がいらっしゃったので、仕事に対するモチベーションを高めることは
たやすかったです。
「自分も1年後、2年後あんな風になれるのかな?」と
焦燥感を抱いたことも何度もありましたし、
「自分も1年後、2年後にはああなるんだ!」と
強く渇望したことも何度もありました。
年が近いこともあって相談もしやすく、
業務に関して何度も丁寧に教えていただきました。
心強い存在でした。本当に感謝しています。
それから、○○店長。
店長に「分かるか?」と聞かれたら8割方
「分かりません。」と答えていた私にいつも懇切丁寧に
説明をしていただき、本当にありがとうございました。
本当は分かっていることでも、
中途半端に分かっているふりをせずに店長にみっちり教えていただきたくて、
あえて「分かりません。」と答えていたことも実は何度もありました。
そのたびに何十分も時間をかけて私が納得するまで
じっくりと説明してくださってありがとうございました。
店長から教わった残高処理の仕方や物流・配達の仕組みを
次の店舗の業務でも活かして頑張ります。
そして、他の販売員の方々からもいつも刺激を受けていました。
私よりもお得意様が多くて、商品知識も豊富で、販売トークスキルも高いベテランの
先輩販売員に、どうやったら商品知識の少ない私が売上で勝てるのかということを
特にこの3か月は必死で考えて行動していました。
たどりついた結論としては、今の自分の武器は
モチベーションとフットワークだということでした。
乏しい販売スキルのなかで、いかにスマートに接客をし、
いかにスピーディーに販売するのか…
その回転率を高めることで売上と粗利の確保に努めようと
意識しながら売場に立っていました。
そんな私ももう2年目を迎えます。
2年目の目標としては、まずは個人売上と個人粗利の予算必達です。
売場に立つ以上、個人の予算を達成することが責務ですので、
2年目こそは予算を常にクリアできる販売員を目指します。
そして、そのために商品知識を身につけたいです。
自分が勝負できる商品を1つでも多く増やしていって、
それを売上に繋げていきたいです。
それから担当商品の売場演出も今の課題です。
1年目はなかなかそこまで手を伸ばす余力がなかったので
2年目はもっとこだわりを持っていきたいです。
それから、同じ仕事をするにしても、より精度の高い仕事ができるようになれば、
個人としての生産性を高められると思うので、先輩方のように仕事の精度を
高めていきたいです。
「仕事の精度と回転率を上げ、すべての生産性を高める」ということを
1人ひとりの販売員が強く意識することが会社の存続には必要だと思うので、
働く場所は違っても同じ会社の下、時にライバルとして、時には仲間として、
お互いがんばっていきましょう!!
正直、今は不安でいっぱいです。
○○店を離れるのが寂しくて仕方ないです。
それでも進まなければならないので
まずは一歩動き出そうと思います。
○○店で学んだことは次の店舗でも必ず活かしますし、
次の店舗でもまた新たなことを吸収していきます。
短い期間でしたが、本当に今までありがとうございまいした。
そしてこれからもどうぞよろしくお願いします。