R.Life

The fishing is life itself !

2020.1.26 キリノセカイ

2020-01-29 07:25:00 | Mountain

本日のお宿

赤岳鉱泉に無事到着です

さっそく重いザックを下ろして

ゆっくり寛がせて頂きます





煎れたての珈琲と

充実したアウトドアブックを広げ

ほのぼのとした時間を過ごせます


談笑に満ちた食堂もとても広く

木の温もりが心地よく感じます


夕食は名物のステーキを堪能しました

見た目も味も

想像を遥かに上回る美味さでした


寝床は男女共同の大部屋で

一夜を明かしました


翌朝

今日は硫黄岳にアタックします

天候はあまり良くなく

山頂はガスに覆われている様子



軽い朝食をとり装備を整え

一人煙る静かな森の中へ入っていった




長い長い樹林帯を抜けると

パッと一瞬だけ視界が晴れ

灰色の中から突然現れた絶景に心打たれた



赤岩の頭の分岐点から

ピッケルが必要になります

凍りついた山肌をアイゼンとピッケルで

ザクザクと刺す感触が快感です



八ヶ岳連峰

硫黄岳2760m

そこは灰色の世界でした


爆裂火口は霧の中


山頂は霧と爆風によって地表面の雪が

吹き飛ばされホワイトアウトに


全身が霧氷で白く凍りつき

鼻水を垂らしながら

消えかかったトレースラインを頼りに

無事下山した



やはり登山は晴天に限る

そう思わせる一日でした。


camera
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
lens
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


2020.1.25 厳冬八ヶ岳

2020-01-28 07:19:00 | Mountain

今年は暖冬のせいか全国的に

積雪が少ないとよく耳にします

雪山登山の初心者である自分にとっては

都合のよい話であるが...。


よく晴れた早朝

八ヶ岳の登山口にある赤岳山荘の駐車場で

せっせと身支度を整え

おニューの登山靴に足を通し

これまたピカピカのアイゼンとピッケルを

ザックに押し込み

心を弾ませ、いざ出陣


カリカリサクサクとチェーンスパイクで

雪道を歩く事1.5時間

今回の宿泊先でもあり

アイスクライミングで有名な

赤岳鉱泉に着いた

ここからアイゼンに切り替え

赤岳へ向かいます


行者小屋を通過し地蔵尾根に入ります

暫く登ると樹林帯を抜け

青空に映える阿弥陀岳を横目に

頂を目指します



慎重に雪崖を一歩一歩アイゼンを蹴り込み

ピッケルを駆使しながらよじ登ります


口が開くほど見上げるその先には

エキサイティングな雪岩ミックスルート

一歩踏み違えると「THE END」でしょう





地蔵の頭の分岐点には

よく頑張ったと言わんばかりのお地蔵様が

お出迎えしてくれる


ここから天空の尾根をひたすら登ります



斬りたった白銀の尾根の最高点には

憧れの場所が眼の前に


八ヶ岳連峰最高峰

赤岳2899m 登頂


この壮大な大パノラマと

雲海に浮かぶ富士山

圧倒される美しさに感極まります




権現岳の先には

南アルプスの山々が鮮明に映ります




この場から立ち去るのは

勿体無い思いですが

文三郎尾根から下山します


トラバースも集中して下ります




途中の行者小屋にて

温かなカップヌードルでお昼休憩をとり

宿場の赤岳鉱泉へと向かった...


苦しい思いをして厳しい道のりを

自分の足で歩いた先に見る景色は

より達成感もあり、一層美しく見える。


camera
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
lens
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


2020.1.16 九重連山周遊

2020-01-19 09:50:00 | Mountain

山行2日目

本日は分厚い雲が覆い

お日様が顔を出すことはなさそうだ

しかしガスは晴れて眺望は良くなった

法華院温泉から北千里浜を越え

久住岳に向かいました



久住岳から望む阿蘇山は火山灰を

噴き出し一筋になって風に運ばれていた



天狗ヶ城1780m


天狗ヶ城と中岳を結ぶ稜線が美しい



天狗ヶ城から見下ろした御池


結氷した湖面が割れ重なり合い

そしてまた氷つき

自然がつくり出した造形美が幻想的です



久住分かれの避難小屋で昼食をとることに



九州の人がこよなく愛する

「うまかっちゃん」

何の変哲もないラーメンだが異常に旨い

と言うか懐かしい味が口の中に広がり

これを食べて育った少年期の頃が

走馬灯のように頭の中に駆け巡る


スープ一滴まで飲み干して

身体もポカポカに温もり腹も心も満たされ

足取り軽く下山した


道中の黒川温泉で寛ぎ帰路についた。


静かに眠った冬の山は

眩いほど美しかった。

さて、次は何処の雪山へ行こうか...


camera
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
lens
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


2020.1.15 九重連山周遊-霧氷の世界へ-

2020-01-18 13:33:00 | Mountain

九州に今年初の寒波が到来するとの事で
大分県の九重連山に
初の雪山登山を体験しに行ってきました。

4時過ぎにヘットライトを頼りに
登山道へと入った

月光に照らされた雪がキラキラと輝き
純白の雪に散りばめられた
宝石のように美しい

自分の遥か前に先行者が1人
白一面に延びる一本の足跡
その方が付けたトレースラインを
頼りに跡を追い
九州本土最高峰の中岳山頂に着いた

朝ぼらけに照らされた一面の雪山に
鳥肌が立った
そこには体験した事のない
美しい世界が一面に広がっていた



朝日に照らされて輝く霧氷

幻想的な情景に心奪われます



朝8時の気温は-13度

興奮のあまり寒さまで忘れていた



ブロッケンの妖怪が

こちらに向かって手を振っていた




次第に一面ガスに覆われて

視界が悪くなってきました


初めてのチェーンスパイク

これ位の積雪であれば滑ることなく

とても安心感があります





御池の湖面は殆んどが氷ついていました



アップダウンを繰り返し次に向かいます


稲星山1774m



白口山1720m


今回は一泊二日の山行で

下界に広がる湿原にある秘湯の

法華院温泉の山小屋に

一晩身を休めることにした


暫く山を下ると法華院温泉山荘に到着した

建物はとても大きく

暖かみのある佇まいである


向かいにはラムサール条約の

登録湿原である坊ガツルが広がる


疲れた身体を温泉で癒してもらいましょう

湯の花が舞い、ほんのり香る硫黄の温泉が

全身に染み渡ります


勿体無いほど広い8畳の個室

ここまで広いと

布団のポジションに戸惑いました


夕食は米を炊き勿論カレーをチョイス



数名の登山者は静かな湿原の中に

テントを張っていた

冬山のテント泊も魅力である

さてと
冬の長い夜は早めに寝て明日に備えよう...


camera
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
lens
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm
F2.8 PRO




2020.1.13 新春釣行

2020-01-17 11:40:00 | SOLT WATER

今年の初釣行は

長崎県平戸島の最西端に位置する

宮ノ浦漁港から

瀬渡し船にて沖磯へ渡礁してきました


北東の風が吹き付けて海は白波が立ち

目的の場所まで船が行けないとの事で

出船して10分程走った近場の

尾上島の磯に渡礁しました


夜が開けると同時に

最干潮から上潮で始まった

ここは沖に伸びる平磯が次第に波を被り

アクセス不可能になる為

朝一はサラシの効いたポイントを

一通り探ることに



潮とサラシが良く効いた

小さなスリットと離れ瀬際でそれぞれ

50cm程のヒラスズキを仕留めた

今年の初物はヒラスズキだった


その後はタックルを持ち替え

ヒラマサ狙いでトップやジグで誘うが

次第に激流となり釣りずらく反応も無い為

瀬変わりをお願いした

島の灯台から見下ろすと目の前の海は

川と化していた


気さくな船長が次に案内してくれたのは

宮ノ浦最北の地磯

風の影響はあるものの

潮変りした下潮が岬にあたり潮ヨレができ

時折りカツオドリが水面に突っ込み

雰囲気は充分にある


80gのジグをボトムからシャクリ

中層に差し掛かった時

ドンっと竿に重みが乗った

持ち合わせていた2本のタックルの

ライトの方の竿だったが

難無く取り込む事が出来た



70cm程の脂の乗った

寒ブリとまではいかないサイズだが

嬉しいお土産ができた


その後、同じタックル仕掛けで

大物をかけたものの抵抗も虚しく

ヒラマサ特有の突っ込みに負け

瀬に擦れてあっさりラインブレイク

明かにロッドのパワー不足だった

と言うより先程の魚が楽に揚がったので

ヘビータックルに変えず

安易な考えでライトタックルを使っていた

のがバラシの要因であった



その後もトップで2回チェイスがあったが

喰わせきれずタイムアップ


少し心残りの初釣行となったが

久しぶりに九州の海を堪能でき

あの力強いヒラマサであろう引きも

味わえたのでまだ一つ闘志が湧いた


釣った魚を家族に提供するまでが

私の海釣りのスタイルである

平戸の海の幸を

美味しくいただきました。



-Tackle1-
Rod : YAMAGA BLANKS BlueSniper
100MH
Reel : SIMANO TWIN POWER 
SW8000HG
Line : YGKよつあみ ULTRA CASTMAN
WX8 4号

-Tackle2-
Rod : Ripple Fisher MonsterImpact
Avarice110HH
Reel : SIMANO 13 STELLA 
SW6000HG
Line : OCEA EX8 PE 2.0号