R.Life

The fishing is life itself !

2021.9.21 越えられない壁

2021-09-26 19:34:00 | Mountain

先週の八ヶ岳中山尾根に続き
今週は八ヶ岳に聳り立つシンボリックな存在の岩峰、大同心と小同心の登攀に挑戦しました


今日は赤岳鉱泉にて一泊二日のテント泊
三連休明けの平日とあって閑散としています
自分好みの一等地にテントを設営していざ岩峰へ

急登の大同心稜をたどって
大同心基部よりトラバースして奥に写る岩峰
小同心へアプローチします


小同心クラック取り付き点に到着
今日もクライマーの姿は無く貸切りです
ギアを入念に確認して、カメラはザックに仕舞い
ソロクライミング開始



1ピッチ目終了点
豊富なホールドに明瞭なライン
楽しいクライミングで登れます


2ピッチ目は体がすっぽり入るチムニーを青空に向かって越えます


今日は天気が良く最高の絶景が広がります


100mほどの断崖絶壁での懸垂下降はなかなかスリリングでした


険しい絶壁に咲く小さな花
調べによるとオヤマノエンドウという花で
群生で咲くようです
寄り添うように愛らしく咲く二輪の花
決して踏まないように足元注意ですね



小同心の頭に到着
ここが小同心クラックの終了点になります


折角なので横岳山頂まで登る事にした
山頂直下の岩壁は容易に登れます


標高2829m横岳到着
遥かには富士山を望めます


眼下には小同心の頭


そして、その横に聳り立つ岩壁、大同心
次はこの大同心南稜に挑戦です
横岳から大同心ルンゼをクライムダウンで下り
写真中央下に小さく写る人の場所から大同心南稜に取り付きます


写真の人は登らずに下山したので
またしても貸切りのクライミングとなった


阿弥陀岳を望む最高のロケーションで
高度感も抜群です


トサカ岩からリッジを渡り大同心ドームの基部が大同心南稜の終了点となるが、好奇心旺盛な私が目の前に屹立する大同心ドームを素通りできるはずもなく、核心部の大同心ドームに取り付いた...
...が、垂直に伸びる壁の二つ目の最後のハングが乗越せずに終了...
ハングのボルト間隔が広く中間支点に届かず、ソロシステムでロープの流れが悪くなり、小さなホールドの石が抜け落ちるのではないかという不安感に駆られ完登できず敗退しました
悔しくも大同心の頭を目の前にして懸垂下降した
理由はクライミング技術の未熟さです


名残を惜しむ思い出で大同心ルンゼ降る
登攀した大同心南稜上部がよく見える
大同心南稜は完登出来たので良しとしよう...と開き直った瞬間である



テン場に戻り
赤岳鉱泉の熱々の温泉に浸り


小同心、大同心の岩峰を眺めながら
のんびりと夕食を楽しみました


今宵は中秋の名月
煌々と輝く美しい月で心が洗われて
清々しい夜のひとときでした


翌日は雲の多い朝で天気も下り坂の予報なので
渓流沿いに紅葉した秋の風景を楽しみながら下山した


下山後、柳川の北沢にイワナを求めて入渓したが魚影すら確認できなかった
今年の豪雨災害は魚達にも大きな影響を与えたのかもしれない。少し心配である


待ってろよ大同心雲稜ルート。

山での遊び方は無限大だ。


camera
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
lens
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

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2021.9.12 Alpine

2021-09-17 19:29:00 | Mountain

近ごろは、少しずつ涼しくなり
秋の空気が感じられるようになりました
朝夕方ともなれば、あの忌々しくも暑かった夏が
恋しくなるほどの爽やかさです
一方で標高2300mに佇む赤岳鉱泉の明方の気温は、爽やかさを通り越して初冬並みの気温
少し離れた行者小屋では初雪が降ったようです


今日は日帰り登山
ほんのりと色づいた小さな秋を感じながら
八ヶ岳の森を歩いた


赤岳鉱泉と行者小屋の間を隔てる中山尾根
ここから登山道を外れ尾根伝いに樹林帯登った


暫く登るとガスで霞む切り立った岩壁が現れた
今日は中山尾根の横岳西壁の岩壁を
単独登攀ソロシステムで挑戦します

横岳西壁は下部岩壁と上部岩壁に分かれていて
下部岩壁の高低差35mを1ピッチで行い


上部岩壁の高低差50mを2ピッチで登攀しました


上部岩壁を登る頃には
次第にガスも晴れてきて高度感のある
クライミングを楽しめました


ソロシステムのためピッチ毎に始点まで懸垂下降をしてロープを回収し、またトップロープで登り返します、この様に登り降りを繰り返しながら終了点を目指します


頂上直下にある最後の難所ハング乗越は良い練習場となり、3度の登り返してを重ねムーブのスキルを磨いた


右手には威風堂々と構える八ヶ岳主峰の赤岳


左手には横岳直下に張り出した岩峰
大同心と小同心が格好良く屹立している
いつかは登ってみたい岩峰だ



無事に登攀成功
日ノ岳頂上でご褒美の景色に癒されて
一般登山道の地蔵尾根から下山した


稜線では岩の陰にトウヤクリンドウがいくつか咲いていました
頑張って長く咲く花に癒されます


登攀した上部岩壁とハング乗越
次は積雪期にでも挑戦してみたい



この景色を眺める達成感は
計り知れないものがある。


camera
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
lens
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

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2021.8.29 朝日に燃ゆる

2021-09-05 14:05:00 | Mountain

何処までも澄み渡る青い空
緑あふれる大地がそよ風にゆれて
ススキの若穂が光る
そろそろ夏の終わりを告げる頃


緑一色に広がる、雄大な坊ガツルの大地と
くじゅう連山の峰々
ふわっと広がる景色に翼を広げて
鳥のように大空を飛んでいるようだ





山山山山...360度見渡す限り山
どこを見ても素晴らしい山並みが続く
いつまでも見ていられる景色が広がっている


秘湯法華院温泉
こんこんと湧く温泉には湯の華が舞う
湯煙越しに映える大船山を眺め
ゆっくりと肩まで浸かる
「あぁ〜」と抜ける声とともに身体の力が解けてゆく
幸せを感じる時である


風のない静かな夜
星屑がきらきらと煌めき
坊ガツルの夜空は美しかった


暗がりの森を行き、急登越え
三俣山山頂に立った


見せたかったものがある
この景色、この瞬間を娘に見せてやりたかった
彼女の瞳に映る朝日はとても綺麗で
希望に溢れているように見えた


とあるスポーツで全国一位や高成績をもつ娘
今は地方の大学で腕を磨く日々を送る
未来に夢を持つことこそが最高の幸せである

明日への希望を願う新しい一日の始まりだ。


息を切らす父の横を涼しい顔で登る娘
さすがアスリートやなぁ。

camera
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
lens
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

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2021.8.15 Oh〜盆

2021-08-21 17:41:00 | coffee

雨に始まり、雨に終わる
夏季休暇


夏を忘れさせるほどの涼しさ
朝晩は少し肌寒い
こんな日はホットラテで一息


エスプレッソで珈琲ゼリーを作ってみました


フレッシュな珈琲豆でクレマが満タン


ゼラチン不使用
葛粉と寒天でゼリー完成



ゼリーは大人なほろ苦さを
ミルクはココナッツベースの甘いやつ


冷たくて美味しいやつになりました


僕も植物達も
お日様の陽の光を待っている。


camera
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
lens
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO




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2021.8.8 越後三山

2021-08-13 12:23:00 | Mountain

新潟県にある越後駒ヶ岳、中ノ岳、そして先月登った八海山、この三つの山の総称を越後三山と呼ぶ。
今回は日帰り縦走で、その越後駒ヶ岳と中ノ岳に挑戦です

空一面にべったりと張り付いた雲で
焼けつくような真夏の日差しが遮られたお陰で
酷暑は免れて、比較的快適な山歩きを楽しむことができました



枝折峠登山口を出発して2時間
越後駒ヶ岳山頂直下に佇む、駒の小屋に到着
小屋の引き水は雪解けの沢水なのでキンキンに冷たく美味しくて生き返ります



新潟では連日全国一位の暑さが続いていますが
標高の高い所では所々に雪渓が残ります
酷暑続きの8月に雪を見るとなんだかテンションが上がります


後は小屋から一気に駆け上がり、標高2003m越後駒ヶ岳山頂に到着
山頂には剣を持つ猿田彦大神がいました
この方は、宮崎の高千穂に天孫降臨した際の道案内をしたと言う神話の言い伝えがありましたね
案内先はわかりませんが...
今日は猿田彦大神の背後に聳える中ノ岳まで向かいます


先月に登った八海山も見えています


駒ヶ岳から中ノ岳へと続く美しい稜線
ほぼ一本道なので道迷いの心配もなく
猿田彦大神の道案内の助けは必要なさそうです



雪渓で冷やされた冷気が夏草をなびかせながら、稜線を渡る風がとても涼しく火照った身体に心地良い
向かいに見える尖った山頂の荒沢岳
緑の深い森や山が視界いっぱいに広がり、ついつい歩みを止めて見惚れてしまいます




登り下りを幾つか繰り返すこと暫し
ここが最後の登りのようです


息を切らせ登り詰めた所にある中ノ岳避難小屋を越えると、すぐに山頂がありました
標高2085m中ノ岳山頂到着です
登山口から中ノ岳までのヤマコレ標準コースタイムは8h15m
実際のタイムは休憩を含めて4h30m
ザックが軽量ため足取り軽やかに進むことができました



せっかくなので無人の避難小屋でゆっくり休憩させてもらいました
中は二階建ての立派な避難小屋でした




帰りは一面ガスに覆われそうな雰囲気でしたが
不思議な事に稜線の道だけは、誰かに守られているような気がしました。


camera
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
lens
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
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