R.Life

The fishing is life itself !

2022.9.24 秋風ツーリング

2022-09-29 12:09:00 | Bike

秋の空を背景にススキの穂がなびく
刻々と秋めく阿蘇の広大な草原の道を走り
温泉地を目指した


道中の田園風景を彩る彼岸花の花道
この時期だけはこの道を通りたくなる


熊本県阿蘇市
はげの湯「くぬぎの湯」今日の目的地です
くぬぎの湯はコインタイマー式の貸切り温泉で小銭を投入したら空の浴槽に温泉が流れこみ新鮮な湯を愉しめます


この温泉には何度か来たことがあり
今回は石風呂をチョイスしてみました
料金分の硬貨を入れて
60分間の至福のひと時を堪能します
お湯は少しとろみがあり
ほのかに香る硫黄の香りが堪らない
開放的な窓の外には色づき始めた秋の風情を感じながら湯に浸る


少し角度を変えると涌蓋山と麓の湯煙が
素敵な雰囲気をつくる


湯上がりの温泉たまごは欠かせない
お塩を一振りでパックン


草っ原に寝ころび耳をすますと
ススキの穂を揺らす爽やかな風音と
夏の終わりを感じさせる秋虫の声が
やさしい子守唄のようでついついウトウトとお昼寝



いよいよ秋も深まりゆき
彩りの大地を見るのが待ち遠しい。

相棒を跨いだ250キロの道のりは
秋を感じる素敵な旅でした。


-Bike-
YAMAHA DT1



2022.9.23 日向神の岩場

2022-09-27 15:44:00 | Mountain

台風一過で秋の空気に入れ替わり
過ごしやすい爽やかな季節となりました。

ダム湖の奥地に連立する大きな岩壁
福岡県八女市の日向神ダムの岩場
クライミング専門誌の日本100岩場に載る
福岡を代表するクライミングスポットです
目の前に連なる巨大な岩壁はまさに圧巻
そして今日はその広大なエリアの一部で
ソロクライミングを楽しんできました



陽の当たる苔むした岩場にひっそりと小さな花が咲いています、調べてみるとチャボツメレンゲという花のようです
細長い葉はぷりっとした多肉のようで、茎は赤く
沢山の小さな白い花が特徴的の花です。

まずは手始めに5.10aのグレードを登る
下から見る限り簡単そうなルートでしたが
下部は苔が着き、上部は意外と悪く苦戦のクライミングとなってしまった


続いては5.11aのグレードにチャレンジしましたが、2ピン目から3ピン目の間で何度も落ち力尽きて完敗、身の丈知らずの挑戦となりました


続いては少しエリアを移動
この場所は木などの支点が無いため
自分の車に支点を構築
他のクライマーに見られたらきっと笑われるでしょうが信頼できる相棒です


5.10dのルートをリードで登り
トップロープを掛けて複数のルートで遊ぶ
岩場周辺は綺麗に整理されていて
支点のボルト類も良く安心で気持ちのよい快適なクライミングを愉しめます


岩場の高い位置の終了点横には
チャボツメレンゲのコロニーがあり、沢山の小さな花を咲かせていました。


クライミングのテーマパークのような
日向神の岩壁はとても魅力のある岩場でした。
次は絶叫系にでも挑戦するかな。


HARNESS
ARC’TERYX -AR-395a-
ROPE
Edelrid -swift protect Pro Dry-
8.9mm 50m
SHOSE
LA SPORTIVA -TC PRO-



2022.9.4 小川山クライミング

2022-09-10 19:55:00 | Mountain

そよ風に揺れて葉っぱがささやく白樺林
テントに寝転び大地を感じながら
小鳥達の美しい会話を子守唄にうとうととお昼寝
目覚めの背伸びで胸一杯の深呼吸だけで
幸せが溢れてくるのがわかる



白樺林に包まれた居心地の良いこの場所は
長野県にある廻り目平キャンプ場
午前中の釣りを終えて午後はまったり自然を満喫
明日は小川山の岩場にてクライミング三昧


クライミングの聖地とされる小川山、今日はスラブ状岩壁周辺でソロクライミングをします
まずは初心者ルートのガマルートをお手並み拝見して、岩壁下部周辺のゲレンデでリードクライミングを楽しみました
最初のガマスラブはかなり湿った状態からスタート





黙々と登りガマルート終了点に着いた
最後におまけの短いクラックを登り終了
クライミンググレードは5.8、以前登攀した子持山獅子岩と同じグレードだがこちらの方が簡単に感じた



貸切りの岩の上でランチタイムをとり
新たに用意した60mのロープで2ピッチに分けて絶壁を50m下までを懸垂下降をします


下部のゲレンデで色んなルートを登攀して楽しみました


以前は全く太刀打ち出来なかったグレードも今はトップアウト出来るようになり日頃のトレーニングの成果が現れて喜びもひとしおです


数本のルートで遊び最高グレードは5.10cをリードでトップアウトできた


クライミング中は写真を撮る余裕が無く
結果似たようなものばかりとなり
写真を振り返ると岩の写真ばかりだ...
ご容赦ください。


HARNESS
ARC’TERYX -AR-395a-
ROPE
Edelrid -swift protect Pro Dry-
8.9mm 60m
SHOSE
LA SPORTIVA -TC PRO-



2022.9.3 待望の一尾

2022-09-07 08:07:00 | Trout

標高約2000mを流れる
奥秩父連峰のとある源流
久方ぶりにベイトタックルを握りしめて
清冽な流れに棲む岩魚を求めた


鬱蒼とした樹々に囲まれた森はまだまだ夏の名残を色濃く残していましたが
清らかな水は氷水のように冷たく
ひと足早く水の中は秋めいているようでした


ここ最近の雨続きで一気に水温が低下したのか
はたまた、久し振りの釣りで腕が鈍ったのか
岩影に潜む岩魚は私が操るミノーに一切興味を持ってくれませんでした
そんな渋い状況が続く中、小さな堰堤の淵から朱色の鮮やかな岩魚が古いグラスロッドをしならせてくれた


今日はこの出会いをずっと求めていた
待望の一尾である


この一尾との出会いで半分満足したのと
この先次の岩魚を釣りあげる自信が無いため納竿にした


今日は岩魚のご機嫌があまり良くなかったようです
釣れる時はどんな手法を使っても釣れる
釣れない時は何をしても釣れない
だからこそ釣りには奥深さや楽しさあり
アングラーはそれに魅了する

私の場合は
釣れなくても自然の中に居るだけで十分楽しい。
ちょっと言い訳かな...


さて、車を走らせて山を越え
今日はここにテントを張ります。


-Trout Tackle-
Rod : Old Glass Rod
Grip Brightliver Eyespot
Reel : Abu Ambassadeur 1601C IAR
Line : VARIVAS SUPER TROUT advance BAITFINESS PE
Landing net : mouwood