百☆合

百合いろいろ。

乙女の祈り(新潮文庫、N・ガッター)

2008-01-08 15:07:46 | 百合(?)
ネタばれ&エロい文章注意


主人公の少女二人は、

…すごく


…電波です…。


映画原作の小説。
大部分が主人公たち(ポウリ-ン、ジュリエット)の妄想で占められている。
その妄想があまりに電波すぎるので読むのに疲れた。
妄想内容は、中世の王家の話だったような…。
で、片方が王様役で、片方が女王役とか、そんなん。

○あらすじ
少女二人が運命的に出会う
→あなた以外のモノなんかもう何も要らない
→なのに世界には余計なものばかり→だから消すの。


ところで、文中か後書きに
"二人の関係はあくまでも精神的なつながりのみだった"
と書いてあったけど、私はそうは思わない。

なぜなら、218ページにこんな文章がある。
主人公の一人、ジュリエットの日記なのだけれど…

「わたしたちは家に戻って、あるテーマについて話し合う……そしてますます興奮は高まる。わたしたちは想像してみた、聖者たちはどのようにして愛しあうのか。まず初めは七人の聖者から。わたしたちは疲れはて、とても満足した。すべてが終わったとき、外はすでに明るくなっていた――朝の七時半だった。
 翌日の晩は早くからベッドに入った。激しい夜になった。初めて私たちはあらゆる聖者を試みて、眠りについた。まったく素晴らしかった。わたしたちはそのときから狂いに狂った。でもとても心地よいやり方で……」



゛;`(;゜;ж;゜; )ブフォ

えろいえろいえろい!
と思ってしまうのは私の脳みそが邪なせい?
本当は二人は何もしてなくて、
毎日々々、二人は朝まで話し合いをしていたのか?


ああ、そうだ、途中で主人公(どっちか忘れた)が男とくっつく箇所がありますよ。(性的な意味で)<最悪だ