百☆合

百合いろいろ。

燃ゆる女の肖像

2022-09-28 21:46:18 | 映画

劇場で公開されてるころから気になっていた映画がアマプラに来てたので見てみました。

そしてまたしても一年振りの更新…笑

 

フランス百合(ていうかL)映画は「アデルブルーは熱い色」の

R18描写どんとこい!な先入観があって敬遠してたけど意外とぼかしてた(?)


○概要(ネタバレ)


女画家が貴族の娘のお見合い用肖像画を描く

そのうち、お互い惹かれあう・・・

予定より少し長く時間をかけて肖像画を描いて画家は貴族の館を去る。

その後、画家は2度娘を見かける。

1度目は絵画のサロンに出品された絵の中に(娘とその子供と画家との思い出の本が描かれた絵)、

2度目はコンサートの劇場のバルコニーに。

しかし娘は画家を見ることはないのであった。(終わり)


〇感想

画家と貴族の娘がどちらもぶっきらぼうな感じで新鮮

主に、画家と貴族と召使の娘の3人のやり取りで話が進む。

 

画家がオルフェウスの物語を読み聞かせているとき、貴族の娘は

「オルフェウスはなぜ地上に着く前に振り返ってしまったのか。

それは"夫"として妻を生き返らせるよりも、思い出を"詩人"として残したかったからだ」

と言い、画家はそれに感心していた。

そして、貴族の館を離れる前、画家は娘には顔を合わせずに去ろうとしたものの

最後にウエディングドレス(多分)を試着した娘の姿を振り返り

娘を思い出として焼き付けて去った。という流れが美しかった…(語彙力ない)

その後、自分のアトリエで、娘と一緒に行った村祭りで

娘の服が燃えてしまったときの絵を描いた。というのもエモい(語彙力)

 

画家と貴族の娘が何もかも捨てて逃避行したりするのではなく、

美しい思い出として消化しているのが私が今まであまり見て無いパターンだなと思った。

最後、昔、画家が教えてあげたVivaldiの曲を聴きながら

思いつめたような表情をする貴族の映像が長めに流れて終わるので、

貴族の心にもずっと強く画家のことが残っていたのかなーと思わせられる。

 

ところで、裸のシーンが堂々としてるうえモザイクが丸くかかるのが情緒がなくて面白い。

邦画だったらうまく隠したり、暗くしたりする気がするけどお国柄の違いか。



オススメ度
★★★☆☆

映像が綺麗。ゆったりとした話が見たい人にはいいかも…??

 

〇余談

最近、Tverでコンフィデンスマンの昔のドラマ版が見れるようになっているので

見ているのですが、ちょくちょくダー子(長澤まさみ)が

女相手でも(色仕掛け)いけるような発言をするのでオッと思ってしまう。笑


コンフィデンスマンJP 劇場版 ロマンス編

2021-09-04 23:32:27 | 映画

気付いたら年一更新になっている…笑

もともとこの映画のファンだった友人に勧められて一緒に視聴。

エンタメ作品としてとても面白かったです。

私も人におススメできる良作。


○概要
詐欺師3人(長澤、小日向、東出)が中国の大富豪から金品を騙し取る


〇以下、百合好きによるネタバレ感想。!!ネタバレ注意!!

 

 

途中から「ん?」と思う場面はちらほらあったものの

最後には本当に…!というオチだったので感動した。

 

具体的に書くと、、、

ダー子(長澤まさみ)が心身共に酔心させられた伝説の詐欺師がいる

→その相手とはイケメン三浦春馬では?(というミスリード)

→実際には長澤の憧れの人はラン・リウ(役の竹内結子)

→ラストシーンで竹内によしよしされて嬉しそうな長澤

 

内心とても萌えていたので友人に百合オタとバレないか冷や冷やした。笑

途中でドレス姿のランリウの写真を見たダー子が

「私、タイプかも」と発言していたので(バイなの!?)と思っていたら

本当にダー子×ランリウだったとは!(感涙)


「身も心も骨抜きにされた」エピソードを詳しく続編で描いてほしい!

と思ったけど、キャストがもう揃わないのが残念でなりません。。。


どんでん返し度
★★★★★

オススメ度
★★★★★


ロニートとエスティ 彼女たちの選択(映画)

2020-03-02 17:36:32 | 映画

年を取ると、月日が経つのが早いとはよく言ったもので、 気づけば3年も放置しておりました・・・(;'∀')

Twitterが休眠アカウントを削除するというので、 中高時代からの色々な思い出が詰まったアカウントを復活させようとし失敗し(笑)

代わりにgooブログのidは思い出すことができたので、再開します。笑

「ロニートとエスティ」を見てきました。

「ロニートとエスティ」公式HPより https://www.phantom-film.com/ronit-esti/

 

イギリスの敬虔なユダヤ教徒コミュニティ内で、 同性を好きになってしまったら?という話。

※ユダヤ教は同性愛禁止。ちなみに避妊も禁止なのでユダヤ教徒の出生率はとても高いらしい。

 

以下、ちょっとネタばれ

 

 

 

 

実際は主人公2人は若いころに同性愛バレして別れさせられ、

片方は親に勘当されアメリカでカメラマンになり自由なライフスタイルを謳歌し、

片方は元のコミュニティで「別に嫌いではない」みたいな幼馴染の男と結婚しているところから物語スタート。

 

カメラマンの父は、コミュニティで一番偉いラビ(神父?)だったが病死

→カメラマンにもう一度会いたかった元カノが電報をアメリカに打つ

→カメラマン、イギリスにやってきて皆と再会。ザワザワされる。

→元カノが幼馴染の男と結婚してることにショックを受けるカメラマン

→微妙な距離感をもって接する元恋人同士の2人だが、ある日・・・///

 

なんといっても、主人公2人が美人なところが良いですね!!

あと、「離れてからアメリカで彼女できた…?」「いえ、特定の相手とは誰とも付き合ってない」とか、

「(結婚したけど)女のほうが好き?」「女性しか好きじゃない」とか、

お互いが一途なところも ポイント高いですね。 

 

堪えていた想いが出てしまうシーンも、奔放そうな方じゃなくて

旧来のコミュニティを選んだ地味な子から 積極的に行ってるのが大変萌えました。(語彙力)

 

それから、ラストは幼馴染男の緊張感のある独白の場面がありましたが、内容がよかったです。

心の広さが大神ソウマくん並み。笑

 

個人的には世間体を守ろうと地味に生きる方にとても共感して色々身につまされる思いでした。

結婚しなくて本当によかった…けど付き合わないのがベストだった…。

嘘をつくなら死ぬまで突き通さないと相手が可哀そうですよね…。

 

目の保養度  ★★★★☆ イギリス舞台で画面が薄暗いのと、ユダヤ教の男性陣の髭が濃くてくどいのでマイナス1

音楽の良さ  ★★★★★ ところどころに入るユダヤ教の短調のメロディー(聖歌?)が印象的


日記

2017-08-27 12:24:42 | Weblog
下記の友人と話をして来た。

友人の話も聞いたけど、めっちゃ順調で
旅行に行ったりデートしたり羨ますぃい〜〜(*´ー`*)

末永い御幸せを心よりお祈り申し上げる所存です。


8/29追記
上にはそうに書いたけど、
じわじわボディーブローのように羨ましさがより募る。

中島みゆき姐さんのこの歌詞がぴったり…

今夜おまえの幸せぶりが風に追われる私の胸に痛すぎる

日記

2017-07-29 21:56:22 | Weblog
驚きの出来事があったので書く。

相変わらずAの惚気を聞けば彼氏に嫉妬するような関係性で
友人関係を続けているわけですが、
自分の方はといえば彼氏と同棲を始めすわ入籍か!という状況になり、
本当にどうしてこうなった\(^o^)/

そんなこんなでAとラブホ行った。
(=A含むグループでラブホの女子会プランで女子会をした)
ら、グループの1人が実は彼女持ちだったというカムアウト…w
人数少ない友人グループ内にお仲間w
しかも前々からAのことを好きな私は結婚秒読み扱いという…www
なにこの捻れ現象。
とりあえず祝福したけど、周りが「今だけだよね?」とか
「次は男の人ってこともあるでしょ?」とか
期間限定orバイを強要するような呼びかけをしてたのが気になる。

もっと真剣に祝って応援したかったけど、
何も気の利いたことを言えずに帰ってきてしまった。
あと、応援以前に単純に好きな人と付き合えてて羨ましい。

日記

2017-04-10 00:45:04 | Weblog
どうでもいい事情の覚書
各矢印はそれぞれ半年〜三年程度の間隔

好きだった人(以下A)に彼氏ができたというので、失恋。
彼氏と旅行に行った惚気話を聞かせられて勝手に心に傷を負う【第一の地獄】
忘れることにして、とりあえず自分も適当に彼氏を作る。

あっさりAが彼氏と別れる。
Aから自分と彼氏の仲が上手くいくように応援される【第ニの地獄】

忘れた頃にAを含むメンバーでグループ旅行に行き、
やっぱりAは可愛いな〜と再確認した夜に
Aから職場での恋の予感の話をされる&
自分の恋愛事情について聞かれる&
クリスマス楽しんでね♡私も頑張るね♡などと言われ
一方的に大ダメージを負う【第三の地獄】

Aから職場の人と付き合うことになった報告と
旅行に行った惚気話を聞かせられて激甚災害レベルの精神被害【第四の地獄】

心の中で職場の人に罵詈雑言を浴びせながらも
会話は無難にこなしたつもりだけど、
バレてないといいな。
歳も歳だし、Aは職場の人と結婚する気がする。
幸せになって欲しいし、ドレスも見たいけど、
ムカつくし悲しいし我ながら相反する気持ちが両立している……。
恐ろしいのはAとはかれこれ17年くらいの友人だということです。
一体いつまで執着心は続くのか…。(呆れ)


全部フィクションです。

王となった少女(THE GIRL KING)

2016-11-09 00:10:40 | 映画
フィンランド映画祭2016にて視聴。

予告映像の映像美(百合)と、あらすじ(百合)にひかれてチケット購入。
百合豚ですから。

以下、ネタバレだらけの感想など。

○あらすじ
1600年頃に生きたスウェーデン女王クリスティーナの生涯

○百合豚並感想
まず、、、英語でしゃべるんかい!!
フィンランド語に身構えてたらずっこけた。笑

姉が弟の婚約者をNTRなんて興奮する!
衣装や背景等の美術がとても綺麗。
相手役のエバ伯爵夫人(サラ・ガドンちゃん)は
華奢な体と透明感のある上品で美しい顔が絶品。
そりゃ、誰でも恋に落ちるわ。
ふわふわのファーのついたコートがとても似合っていた。
史実だとクリスティーナ女王は、各方面手当たり次第に
ガールハントしていく恋多き方だったようだけど、
本作は一対一の関係に焦点を当てて丁寧に関係を描いていてよかった。

ただ、宗教対立やら啓蒙思想やら母の愛の欠如やら、
不要な(=百合以外の)シーンもやたら多くて参った。
特に、解剖学?のために死体の脳を開く場面はグロくて見てられない。
そんな場面よりももっと映すべきものがあるでしょうよ!!
エバ伯爵夫人のかわいい顔とかマント姿とかドレス姿とか!!!

あと、主役の方のキャスティング、もっと麗しい方はいなかったの?(直球)
いや、男勝りなゴツさや粗野な感じは出てたけど、
主役がケイト・ブランシェット様のようなイケ女だったら
非の打ち所がない名作になったと思うわ。
あぁ、もったいない。
あと、パヤパヤシーンに入るとこの雰囲気は超良くて最高なんだけど、
どれも短すぎよ!
そこをもっと伸ばして、グロシーンを削れば名作に(ry

クリスティーナ女王がデカルトの啓蒙思想かぶれと見せかけて、
恋のお悩み相談のお手紙出してたのにはちょっと萌えたわ。
後継を周囲にうるさく言われた女王の解決策が自分の婚約者♂を
養子にして、王位継承したのには、その手があったか!と目からウロコ。
女王が産まなきゃいけないかと思い込んでた自分のこり固まった考えを恥じた。

あと、最後はバッドエンドといっていいと思うので、
ハッピーエンド好きは注意。


キャスティングもったいない度
★★★★★

二人(クリスティーナ×エバ)の関係
★★★★☆

オススメ度
★★☆☆☆

結論:早送りで二人が出てる場面だけ見てキュンキュンするのが一番楽しめると思います。


四角い恋愛関係(映画)

2014-11-04 18:08:57 | 映画
久々にブログを更新しようと思ったら、余裕で1年以上間が空いてて驚いた (^^;

帰りがけに、大型書店前でレンタル用DVDの中古品販売をやっていて、
沢山並んでる物の中にふと目を引くタイトルが・・・
まて、あのタイトルは、、、あそこに並んでいるのは、四角い恋愛関係!?
ということで、ゲット。

○あらすじ(ネタバレ)
結婚式のお花を担当した花屋の女性と、新婦が一目惚れ??
いろいろあった結果、新婦は離婚して、花屋と一緒になる。

○感想

主役の二人(花屋さんと花嫁さん)が美女でいい!!
花屋さんはサバサバしてて女にモテそうw
花嫁のパイパーペラーボさんは、wikiみたら「翼をください」にも出てるのね。
百合ものに縁のある方だ。

展開も早めで、さっぱり終わるから見た後も気分がいい。

てっきり、結婚式の準備(日本だと半年?3ヶ月くらいはやりますよね)
の間に話が進んで、式を挙げる前に花屋とくっつくか、
ダスティンホフマンばりに花屋が花嫁を奪取するのだと思っていたら、
冒頭で結婚式がつつがなく終わってしまって拍子抜けしたw

2005年のイギリス?なので同性婚が法律で認められていない設定だった。

いいキャラをしてる花嫁父・母・他のジョークが笑いをとっていてよい。

ラスト間近のシーンに、中盤にデートでのエピソードを絡めてあって萌える。

……ていうか、意気込んで観たけど、これ2回目な気がする。
もしかしたらブログも2回目かも。でも上げる。

○その他近況など
アニメ・声優から始まり、AKBを経て、今のブームは宝塚です。

宝塚はバリッバリの男女ものしかやりませんが(ごく稀に男男のゲイものもあり)
演じてるのがスタイル良しの美女ばかりだから気分よく見れます。

それにしても、伊藤静さんも先日結婚されましたし、
神無月の巫女も10年前ですし、時は流れてるんだなーと思います。(凡コメント)
ごきげんよう、さようなら。

ジンジャーの朝(映画)

2013-08-07 22:25:55 | 映画
(C)BRITISH FILM INSTITUTE AND APB FILMS LTD 2012

○これは来る!と思う映画。

公式サイトはこちら。自動的に飛び…ません。
http://www.gingernoasa.net/

8/31- @渋谷シアターイメージフォーラム
他、4都市で今秋上映、らしい。

○あらすじ(movie walkerからほぼコピペ)
1960年代ロンドン。ジンジャー(エル・ファニング)とローザ(アリス・イングラート)の2人は、幼なじみとしてずっと一緒に育ってきた。
彼女たちは学校をさぼって宗教、政治、ファッションについて語り合い、ヘアスタイルもファッションも、どこへ行くのも何をするのもいつも一緒。
2人は少女から大人へ成長する青春時代を満喫していた。
いろいろあって2人の友情関係には亀裂が生じてゆく。

3行目と4行目の間はかなり省略しましたw
べったりな2人の少女の成長物語なんて素敵じゃない?
見よう♪

そういえば「汚れなき祈り」観そびれたわ orz

メモ

2013-06-29 22:39:52 | 映画

○ドラマ
最近やっていた「DRESS presentsアラ40女子 ドラマスペシャル幸せになる3つの買い物」の1話目が百合っぽかった。
結婚しないアラフォー女性2人でマンションを買う話。
二人の仲の良さを示すために、お高そうなリゾートホテルに二人で泊まるエピソードが有って
一緒に泡風呂に入ったり、部屋のベッドがダブルベッドだったりするのに反応してしまった。
いやいや、仲良い女友達でもそこまではしないでしょーww
後半は、片方がデキ婚してマンションを出て行くという残念展開だったけど…。

○映画「汚れなき祈り」
近々、観たいと思っている映画。

ストーリー⬇(公式サイトより)
幼少時代を同じ孤児院で過ごした二人の若き娘、アリーナとヴォイキツァ。
(略)
アリーナの願いは、世界でただひとり愛するヴォイキツァと一緒に居ること
しかし、ヴォイキツァは、神の愛に目覚めて、修道院での暮らしに満ち足りていた。
彼女を取り戻そうとするアリーナは、次第に精神を患っていく。
アリーナは、突如、発作を起こし、病院へ運ばれるが、原因は分からない。
修道院では、アリーナの病が悪魔の仕業であるとみなし、彼女を救うために、ある決断するのだが―。

公式サイト
http://www.kegarenaki.com/intro-story.html

えっと、、、女子→女子→神様の三角関係ってこと?
重そうだけど、観てみたい。