28日は利休居士の月命日で二月は裏千家が大徳寺聚光院での法要を担当する月です。
綺麗に掃除されてお花も手向けられていました。他にも千家の方お墓が沢山あるのですが、よく分からず又玄斎のお墓だけ分かったのでお参りしました。
豊臣秀吉が千利休から譲り受け植えたという侘助の花を見たり、織田信長の像を拝んだり、本当に貴重な体験を沢山させて頂きました。
以前から一度行ってみたかったのですが、中々予定が合わずやっと今回行ける事になりました。
他の方のブログで、裏千家が担当の月は朝7時前から人が並ぶと書いてありました。
こんな時期なので多分いつもより人は少ないだろうと思い、7時半にホテルを出ました。ホテルからはタクシーですぐなので聚光院前には7時50分には着いていたと思いますが、誰も居なくて、赤塚もありませんでした。ただ、幕がかかっていたので多分あるのだろうとは思いました。
大徳寺内を少し見て又もう少ししたら来ようと、入口の方は歩いていたら、係の人らしき人と、その後に参加されるだろう人達が続いていたので、私もその方達といっしゃに戻りました。皆さん、私と同じで今回初めて参加される方達でした。女性3人組は新潟から、男性1人と女性2人連れは静岡からみえたそうです。
受付を済ませ本堂の片隅で待ちました。大きな火鉢を用意して下さってたので、みんなでその火鉢を囲み色々話してましたがそれでも法要までかなり時間があり(9:30開始)、お庭の利休居士の御墓参りを先にさせて頂きました。
綺麗に掃除されてお花も手向けられていました。他にも千家の方お墓が沢山あるのですが、よく分からず又玄斎のお墓だけ分かったのでお参りしました。
本堂に戻ると、だんだん見覚えのある業躰先生がみえるようになり、最後に急に慌ただしくなりました。お家元御一行がお見えになったのだと思います。
程なく法要が粛々と始まり、終わるとお家元から、このご時世によくお参り頂きありがとうございます。
3月いっぱい全ての行事を取りやめる事と致しました事、どうぞご理解下さい。というお言葉がありました。
学生達を連れていらした先生が、何度か来ているけれど、こんなに人が少ないのは初めてです、とおっしゃっていました。いつもは本堂に入らない人が沢山いらっしゃるそうですが、今回はみんな堂内に座ってお参りしました。
その後にお茶席があり、直ぐにお席に案内されました。
なんと今回はお家元自ら亭主を務めて下さって、お道具の説明もして下さいました。お点前は、倉斗業躰先生でした。
お運びが又、全て行躰先生で私には今NHKの趣味ドキッで教えてらっしゃる山本業躰先生がお茶を出してくださいました。
考えたら、全てが男性でした。
お道具も素晴らしい物でしたが、すっかり舞い上がってしまって、きちんと覚えられませんでした!
まさかお家元のお席に参加出来るとは夢にも思いませんでした。これも、このコロナの騒ぎで、色々な行事がなくなってしまい、又、予定されていたもう一席も無くなった為でしょうか?
どちらにしても、こんな事はいつもはないそうなので、とてもラッキーでした。
その後、裏千家一席、そして表千家のお席二席に参加しました。どれも参加費は千円です。
お道具はどれも素晴らしく、大徳寺の普通は入れないような塔頭のお茶室でのお席です。
京都にいると、こんな風に素晴らしいお茶室で素晴らしいお茶会に参加出来るんですね。
京都にいたら毎月、この月釜には絶対参加すると思います。
やはり、茶道は京都が本場です。
そう言えばどのお席も、お点前は男性でした。
東京では、亭主側も客側も99%女性です。でも、今日はもしかしたら男性の方が多かったかも知れません。
京都からみえる業躰先生が、お茶は本当は男性の物だった、と良く言われるのが理解出来ました。
豊臣秀吉が千利休から譲り受け植えたという侘助の花を見たり、織田信長の像を拝んだり、本当に貴重な体験を沢山させて頂きました。
京都、本当に来て良かったです‼️
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