心臓病児を育てる-左心低形成のちっちとのあゆみ-

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養護学級の話 続編

2006年06月10日 | 学校生活
金曜日、待望の学校復帰をしました。

20日ぶりの学校、ヘラヘラしているちっちをよそに、クラスの雰囲気はどんな風に変わっているのだろうか、ちっちはうまく溶け込めるだろうかとひどく不安な気持ちの私でした…。

が、いざ学校へ行ってみると、クラスのお友だちが次々に「ちいちゃ~ん!」と寄ってきてくれ、人だかりができるほどでした。それどころか、私のところにまで「ちいちゃんのママ~!」と駆け寄ってくれるほどの歓迎ぶり!朝の不安な気持ちが取り越し苦労に終わって良かった~。

以上、久々の登校報告でした!


で、ここから本題。

その日の夜、担任の先生ともう一度養護学級について話しました。先生の言う‘養護学級’がどういうものなのか、前日の話ではイマイチ分からなかったので、詳しく聞いてみました。

というのも、前日の話だと「ちっちのために先生を一人付けてくれて、体育の時間は養護のクラスに行って授業を受ける」ということだったのですが、それって体育の時間に図書室や保健室にいるのとどう違うんだろう?それに、体育の時間だけのために先生まで付けてくれるのかい?と、頭の中が??だらけになっていたのです。

それで、それらの質問を担任にぶつけてみると、こういうことでした…

就学支援課が、小児科のドクターの意見を聞いたり、学校でのちっちの様子を実際に見に来たり、保護者と面談したりして検討した結果、「養護学級が必要」と判断されると予算が下りてちっち一人のために専属の先生をつけてもらえるそうです。その先生は、常にちっちのそばについてくれて、体育の時間は別メニューでやってくれ、体育の授業以外のときも教室でマンツーマンで面倒を見てくれるとのことでした。

なんだか、すごくいい話ではありませんか!

昨日、かっちゃんを迎えに保育園に行ったとき、園長先生が「お母さん、借りられる手は何でも借りていいのよ~。ちいちゃんもみんなに助けられて成長するのよ。」とも言ってくれましたし。‘渡りに船’なこの話、ぜひ実現していただきたいものです。

昨日のモヤッと曇った気持ちが、一気に快晴!になりました~