心臓病児を育てる-左心低形成のちっちとのあゆみ-

17年間そばにいてくれてありがとう

大好きノンタン

2008年12月10日 | ののちゃん
ノンタンシリーズの作者、キヨノサチコさんが6月に亡くなったそうだ。

実は、3人目を出産するまで、ノンタンにはまったく興味がなかった…というか、むしろ敬遠していた。何となく‘軽い’イメージがあったからだ。

ところが、ののちゃんが1歳のとき、風邪でかかった病院の待合室にノンタンの「がんばるもん」が置いてあり、他に絵本がなかったので仕方なくそれを読んであげた。

すると、なんてかわいいのー、ノンタン!!

イタズラで、でも無邪気で、時にはちょっぴりいじわるな気持ちになっちゃうときもあるノンタンにすっかり虜になってしまった。

それからはもう大変。本屋に行くたびに一冊ずつ買ってしまう。みるみるうちに本棚にノンタンがあふれてしまった。

中でもお気に入りは、あかちゃん向けシリーズの「はっくしょん」。これはののちゃんも大のお気に入り。一回読んであげると、「もう一回~」の繰り返しで、エンドレス。

だから、キヨノさんが亡くなってしまったと聞いて、ものすごく喪失感を感じて悲しくなった。もう、新しいノンタンには会えないのだ。

でも、キヨノさんは亡くなる前、こう言っていたそうだ。「私がいなくなっても、ノンタンは元気に生き続ける」と。

あー、もうダメだ。涙出てきた。

ノンタン読みながら、ひと泣きして寝るとしよう。

顔はそっくりだけど

2008年11月24日 | ののちゃん
ののちゃんは、ちっちにとてもよく似ている。だから、病院にののちゃんを連れて行くと、看護師さんはじめ、どの人も口をそろえて「ちっちとそっくりだね」と言う。

たしかに外見は似ているが、タイプは全く違う。

2歳3ヶ月にして、高さ40センチの台から、ドーンとジャンプするし、投げたボールをキャッチするのも上手だ(もちろん、そーっと投げたものだが)。平均台もすいすい渡ってしまう。運動神経、というか、バランス感覚がとても良い。

誰に似たんだか。

少なくとも私ではない。

運動が大の苦手で、小さい頃からずーっと苦労してきたので、ののちゃんは私みたいなみじめな思いをしないで済みそうだと、今から安堵している。

ま~、数年先はどうなっているか分からないが。