ワンワン誕生

ワンワンはサクラ大戦の公演中に．現れました。お客さんに．いただいたのです。確か．舞台で犬のぬいぐるみを使っていたので．それでプレゼントされたのかな－と考えています。 初めて出会った時から．僕はワンワンに惹かれました。元々．犬好き．特に柴犬好きな僕は．それはそれは．ワンワンを可愛がりました。月日が流れても．僕は毎日．ワンワンを可愛がりました。すると．ある日．ワンワンが『デタイ』と喋ったのです。僕は．驚きました。通りすがりの仮面ライダーに出会うより驚いてました。初め．言葉が聞き取れなかったんですが．しだいにハッキリと『出たい』と聞こえるようになりました。僕は．ワンワンが何に出たいのか？真剣に考えました。ちょうどサクラ大戦の本番が始まりだした頃です。（何度かサク
ラ大戦の舞台に出させてもらってました。）そんな時．ワンワンは舞台に出たいと言ってるんじゃないかと思い．聞いてみると．『おいしい所で』とハッキリ言いました。可愛いワンワンの頼みを何とか叶えたいと思った僕は．千秋楽に出演させる事を決意しました。僕の役は刑事だったので警察犬という設定で。僕はドキドキでした。ワンワンがすべったらどうしよう？上手く出来るかな？と心配しながら出番を待ちました。そして．ワンワンの出番です。台車に乗り．無人の舞台に出陣しました。結果…大きな拍手をいただいてました。僕より輝いてました。本番に強い子だ．うるるん。僕が涙目でワンワンを抱きしめると．ワンワンは初めて僕を『るおさん』と読んでくれました。《終わり》 （あとがき ）僕が最近
書いている伝説シリーズや昔話は．ほとんど事実です。かなり昔の話しなので．少し脚色したりしてますが…（ハッキリ思い出せなかったりするので） しかし． 今日の話しは事実の部分もありますが．嘘がかなり含まれています。ファンタジーだと理解下さい。キャハハっ。