るおといつまでも

~るお日記~

あの頃2

2009-03-13 20:35:16 | Weblog
三年生の校舎に行く道のり.僕は半分泣いていました。普段頼みもしない神様に祈りながら僕は三年生の教室に続く階段を上がっていきました。教室の隣にある.よくわからない小さな部屋っぽい所に導かれ僕は覚悟を決めました。『入れよ』と言われ僕は扉を開けました。しかし.そこには.二人の女の人が立ってました。『あれっ』と一瞬思いましたが.賢い僕は『これってそっち系の話しか』とすぐに理解しました。良かった-と一息つく間もなく次の問題がやってきました。二人の内.どっちだ!という問題です。僕の心の中では.どっちだ♪どっちだ♪と軽いロックが流れてた気がします。僕は二人を知ってました。一人は学校で結構人気だったおとなしい感じのAさん.もう一人はそのAさんといつも一緒にいる健康的で明る
いBさんでした。僕はドキドキでした。その時.Bさんが『ほら』とAさんに言いました。もしやと思っていると.Aさんは『これ』と言って照れながら僕に手紙をくれました。僕が織田裕二なら『きた-』と言っていたはずです。最高の喜びでした。そして.Aさん.なんて可愛いんだと思いました。今の僕なら迷わず抱きしめる所ですが.中一だった僕は『どうも』と少しハニカミながら去る事しか出来ませんでした。僕は.一刻も早く手紙を読みたかったのでトイレに駆け込んで封をあけました。そこには《つづく》てへっ。