四国遍路(108箇所)の旅

お遍路(88+別格20)の準備計画と実際の歩き通し打ちの記録を、5月11日から(実行は6月3日スタート)記録しています。

「第二部 108寺歩き遍路の総括(番外・ザックについて)」

2007年08月19日 | Weblog
「第二部 108寺歩き遍路の総括(番外・ザックについて)」

■ ザックについて

私のザックはインターネットで、中古で7,000円買った40ℓの
ものである。たまたま、これは使い勝手が良かったと思う。

あまりザックについて真剣に調べなかったが、ザックも最近いろいろな
タイプのものがあるようで、同行した方のザックを、それとなく
観察して「こんなタイプもあるんだ」とか、いろいろ参考になったも
のも多くある。

1.容量について

心配性の私のような性格の御仁は、大きめを選択すべし。
但し、40ℓで十分である。

ちなみに「へんろみち保存協会編…解説編」には、30ℓ~40ℓが
適しているとの記載のみである。
そして、荷物は軽くしろと…あるのみである。

個人的には「大は小を兼ねる」が、
当初30ℓで良いと思ったが、
あれやこれやと詰め込んでみると
40ℓでも直ぐに一杯になる。

40ℓがベストのようなきがしてならない。
パソコンを担いで歩いている私にとってはだが…

2.形

最近のザックは、ポケットが分割されている等、様々な形があるようだ。

一番重要なのは、「背中の芯」の部分の軽量化と安定性だろうが、
次に重要なのは、腰のベルトの安定性だろうか。

胸のベルトは、腰ほど重要ではないにしても、当然必要だが、
腰のベルトの安定性は重要だろう。

いろいろ専門店等で実際に背負って試してみるのが良いだろう。

但し!私も、初心者遍路であるが、形について一言。

「形はシンプルなものが一番よろしい」
「筒状になっていて、余分なポケットで分割されていないもの」
「上部カバー部分に、別にポケット(普段、出し入れし易いもの)が
あるのはよろしい」

・雨対策をするためにも…
大型のゴミ袋(40ℓのザックなら70リットル位のビニール袋)を
入れて、その中に荷物を入れるため。細かく区分けされているものは
大方のゴミ袋などが入らない。
・細かくポケットが沢山あるのは、使い勝手が良さそうだが、意外に
使い難いと聞く事が多い。

「TUMI」と言うビジネスバッグをご存知だろうか?
ビニールのような「黒い」「布製」のビジネスバッグであるが、
90年代以降、NYで大ブレークして、
日本にも2000年前後以降からずいぶんポピュラーになった
ビジネスバッグである。

少し価格は高めであるが、耐久性に優れ、確か、
パラシュートの布と同じ布で作られているとか、
防弾チョッキの布と同じ材質だとか、
アーミーナイフを突き立てても切れない、破れないとか、
詳細は覚えていないが…

さて、私が言いたいのは、
このTUMIも最近いろいろなタイプのもの(形も色も)を
出しているが、

一番売れるのは、最もオーソドックスなタイプ(形)のものであるらしい。

私もいくつか保有しているが、
結局、一番オーソドックスなタイプのもの
「基本は、寸胴で、そこに大抵の物が入り、当然かなり大きなものも入り、
適当なポケットが、幾つか、必要最低限付いているだけ」
のものが一番だと思う。

ザックも、左右の腰の位置に、ペットボトルが入る網があり、
寸胴な作りで、大きなものでも、小さなものならガンガン入るタイプで
それ以外は、ヘッド部分に、頻繁に出し入れする物が入る場所があれば
十分ではないか。

あまり、機能的「そうに」作られた、分割されたタイプは
かえって使い勝手が悪いような気がする。

あくまで、個人的な見解です。

今日はこの辺で。

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2 コメント

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番外のネタはいくらでも (KOYAMA)
2007-08-19 16:16:53
ありますネ。私は以前にも書いたかと思いますが、
ザックの大きさの他に、同じ量の荷物をどのように
持つのかということも”重要”だと思います。

自分の経験(性格?)から、私が採用した、ザックに
関する工夫は以下の3点でした。

1.ポケットが1、2個付いているだけのシンプル
 なデザインのザックを2つ(約10ℓの小と約25
 ℓの中)用意しました。持ち方は二重背負いです。
2.各ザックの中をモジュール化しました。小の方
 には納経帳、お参り道具、金品等を、中の方には
 衣類、医薬品、日用品、食料品等を詰めました。
 特に、衣類の梱包には繰り返し使用可能な圧縮袋
 を利用しました。
3.各ザック用の雨具は用意せずに、やや大きめの
 レインコートを二重背負いの上から羽織いました。

ザックからは離れますが、荷物の持ち方として、
財布を2つにするとか、保険証やカード類を現金と
分けるとか、ペットボトルを水筒代わりにするとか
は言うまでもありませんネ。納経帳の防水対策は
開口部がシッカリしているクリアファイルの利用が
一番妥当でしょう。自分が行ったのではありません
が、線香入れにマーブルチョコの空き箱(丁度いい
筒型)を利用するとか、ペンケース、タッパー等の
利用など、こういう工夫を考えるのは意外に楽しい
ものでした。

実際に歩いてみて、良かった工夫もありましたが、
ハズレもありました。フラッと思いついて出かける
ような遍路を殆どの人はしない筈ですから、どんな
準備をするのかということから”遍路”は始まって
いると言えるかも知れませんネ。事前準備が完璧な
ことが、イメージ通りの遍路の保障にはならないの
ですが、やはり全く無視することも出来ませんネ。
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目的別のバッグを (歩かない遍路 らいた)
2007-08-19 22:16:30
私は利用しています。その目的のときは何も考えずそのバッグを持っていけば事足りるようにしています。

①篆刻用品一式。
刀、墨、朱墨、2面すずり、小筆2本、印泥、はがき大に切った半紙、印を捺すときの台、ボロギレ、印材などを入れたすずり箱。耐水ペーパー(印面を平らにしたり、刀を研いだり)、撰字用のノートや辞書、ばれんなど大型のものを一緒にバッグに入れています。

②落語用品一式。
襦袢、着物、細紐、帯、お囃子テープ、カセットプレイヤー(古い!)、ネタ本、手ぬぐい、扇子、ビーチボール、和傘(傘の上でボールをまわす←落語ではなく余興)

③スキー用品
これはもう10年前から開けていない。何を入れたかは覚えていないが、明日スキーに行けと言われたら、これを担いで行けばまず間違いない。はず・・・

④確定申告用品(?)
領収書、電卓、資料、ETC

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