長女がマリア様に決まって、憂鬱になっている頃!!!
幼稚園から電話が...
「お母さん、今日はお願いがあってお電話しました。」
「あら~先生!Yはちゃんとやってますか?」
「は~い!Yちゃんは、ちゃんとやってくれてますよ~。」
「そうですか~、心配で.. ところでお願いって何でしょうか?」
「あのですね、今年はお母さん方の劇もしようと思ってるんです。
それで、Yちゃんのお母さんに白羽の矢が立ったんです。」
「え~~~!私にですか? 私はそれどころじゃないですよ~。」
「それはわかりますが、お母さんにぴったりの役なんです。
ぜひ、お願いします!誰誰ちゃんのお母さんも出ますから...」
と先生に懇願され...
人の良い???私は、いや!飛び上がりの私は、
言われるがままに『OK』の返事をしてしまった。
後で聞いた話だが、ぶっつけ本番との事!!!
それからと言うもの、娘のマリア様はどっかへ飛んで行ってしまい...
私の頭の中は、自分の劇の事でいっぱいになった。
そして当日
娘のマリア様が無事終わり、次はお母さん達の劇!!!
お待たせしました~。 してない!してない!いよいよだょ~。
良いお母さん!悪いお母さん!です。
はぁーーーーーーーーーーーーーーーーー?????
良いお母さん???悪いお母さん???
もしかして...?もしかして...?
はい!その通り!!!
「Yちゃんのお母さんは、悪いお母さん役です!」 チ~~~ン
ひょぇーーーーーーーーーーーーーーーーー!
はめられた~~~。
やっぱしなぁ~、私に白羽の矢が来る訳だぁ~。
周りを見渡すと...
それなりのお母さんがそれなりの役になってた。
さぁ~私はどれでしょう???
先生、配役ミスってません?