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デカわん・チビわん・2にゃんこ

ゴールデン・レトリバー、チワワ&にゃんこと暮らす獣医師ママの育児&育犬奮闘ブログ

ノアル混合ワクチンとモデル犬

2012年02月22日 11時33分13秒 | 動物病院にて
F動物病院でのレッスン後‥ノアルん年に一度の混合接種の日です
犬に対しては自信満々高圧的なノアルですが、診察台の上にあげた途端、人間には完全服従です
はいはい、健康チェックですよ。
『んにゃ~~~


膝蓋骨脱臼のあるノアルは、特に念入りに足周りは診て貰っています。

自覚症状もなく、脱臼レベルも進行なし。
ただ、左足を伸ばす際に、若干力が入る模様。様子見です。

はいチックン。キャンっと泣きました
チックン後、看護師さんにしがみつくノアル‥へたれ小僧め


ちょうど、心電図モニターのデモ機があったので、モデル犬になりました。
動物病院では、新しい機械などが販売される際に、企業から病院へお試しの為に貸し出されるんです。
機械の特徴や、実際の信頼性と手ごたえ感などを確認されます。
まずは、ノアル~。

暴れる犬は、落ち着いて心電図が計れません。
こういう時にも、トレーニングの必要性を感じます。
ノアル、緊張してましたが大人しく出来ました

ルイもです。

ルイ、若干文句有り気
毛が豊富過ぎて、なかなかモニターが反応してくれませんでした
小型犬は肉球からでも十分計れますが、大型犬の肉球は挟めずで

無事にモニタリング終了。2匹とも異常なし

これだけの検査で、健康とは言えませんが。
これからも元気で楽しい時を過ごしたいですね

チワワのティアラちゃん 8

2011年08月01日 05時30分22秒 | 動物病院にて
O動物病院でのレッスンです。

夏は‥犬達にとっては、熱中症と花火との戦い
ティアラちゃんにとっては、花火の物音も発作に繋がる要素のひとつになってる様です


お母さんとの会話も、無理をせずに。楽しく楽しく


他のワンコ達とは、近付くことも苦手ですが‥ノアルとはかなり自然になってきました


この日は、トレーニングというよりも、ママさんと犬談義
ルイちゃんの存在は、まだちょっと苦手

ティアラちゃんの気持ちがほぐれるかな?と思ってママさんがオモチャを出したら。
ルイが喰らい付いたし

『これもあたしの』いや違うし


ノアル‥お前までも


まっ、そんなこんなとお話してる時間も、ティアラちゃんには同じ空間に居る大切な経験の時間なのです


次回は、少し涼しい時期にお会い出来るでしょうか
無理せずに、ティアラちゃんとお話沢山してみて下さいね

猫のコチュジャン

2011年03月27日 19時56分11秒 | 動物病院にて
O動物病院の猫、コチュジャン。
昨年9月、里親募集中でしたが、いつの間にやら、そのまま動物病院に居座ってしまいました

「先生、コチュにお座り教えました~」と看護師さん。


お座り出来たら、試供品フードを貰う安上がり猫


手まで食べてるよ


可愛い服着せて貰っちゃって


「ほら~~カメラ目線だよっ」強引な扱いにも‥動物病院に居たら耐えないとね


ニューフェイスのあずき

2010年10月15日 20時01分03秒 | 動物病院にて
F動物病院のニューフェイス。
飼い主さんがドアに挟んでしまったとかで、足を粉砕骨折してしまった子猫ちゃん‥院長先生が治療後、引き取ったそうです。
F動物病院の2匹目の猫ちゃん「あずき」でっす。こうやって動物病院って居候が増えて行くんですよね

何故こんな所にうずくまっているかというと‥。

すぐ傍で、ルイとノアルが院長に甘えているから‥。


ノアルにちょっかいかけられて、凄い反応‥。


きゃ~捕獲されたっ

凄い恐怖な反応してますけど‥。

ルイとノアルの目の前で猫じゃらしで遊ぶ余裕があったりするんです


ちょっとルイちゃん‥猫みたいに猫じゃらしに反応しないでくれるかしら


猫じゃらしにロックオンのルイ

伏せして待ってても、それは流石に貰えないと思うよ

こうやって、いつも先生や看護師さんに遊んで貰うので。
ルイとノアルは、F動物病院がだ~~い好きなのでありました

ラブちゃんと迷ちゃん

2010年09月10日 19時59分46秒 | 動物病院にて
奈良県O動物病院の出勤日。
例の如く、学会準備の為に早朝出勤したのに‥。院長ってば、「帝王切開があって眠いのだ」の一言
私の早朝出勤は無駄となり。

それならばと、他のスタッフの仕事も手伝わずに‥遊ぶことに

飼い主を襲って、病院の居候になった猫ラブちゃん


ノアルのケージを物色‥。


ラブはノアルに興味なく、あんまり好きじゃない様子。


ノアルも『こいつはやや危険かも‥』と思ってそうな接し方


次に、迷ちゃんも参加。

迷ちゃんとラブは同じケージでも生活出来るほどの仲良し

迷ちゃんは、交通事故で運ばれて来て、全身に色々な障害を持っているので、動きがちょっと変

犬と猫も共通言語はあるんでしょうねぇ

そんな動きが、ルイやノアルにとっては不思議なようで、ちょっと苦手


まっ‥せっかくだから2ショットでも


迷ちゃんの変顔?


ノアルも交えて。でも‥微妙な距離だねぇ












迷い犬のマヨネーズ

2010年05月22日 19時11分58秒 | 動物病院にて
現在、奈良県O動物病院に居候2号が増えております。居候1号は迷ちゃん。
迷ちゃんの名前の由来は、迷い犬だから。
で‥2号も同じように、迷い犬のマヨネーズ
推定2~3歳のパピヨン風の超ハチャハチャの大騒ぎな男の子。

初対面のルイにも‥。おっぱいは出ないよっ♪


超ハイテンション


『うぜ~~~~


そして乱暴‥。


ルイ怒ったれっ


それでもま~~ったく効果がないので。
ノアル姉ちゃん投入


案の定、凄い怒られて。

大変学習なさったマヨネーズなのでした。
ノアルのチラリと睨む目が、こわ~~~

マヨちゃんは、保護された後も飼い主様が名乗り出ず、現在里親募集中です






狂犬病予防注射

2010年04月24日 18時58分08秒 | 動物病院にて
狂犬病の予防接種の季節ですね。
法律上は、4月1日~6月30日の接種が義務付けられています。
地域の集合注射も行われていますが、健康チェックも殆どしないので、私は主治医さんでゆっくり接種して貰うことをお勧めします

ルイとノアルも接種してきました。
本来であれば、主治医さんである宝塚のF動物病院へ行くべきですが、市が別で手続きが面倒なので、狂犬病予防接種は近所のA動物病院へ
F動物病院とA動物病院の院長先生同士は仲の良いご友人なので、緊急の時は連携して頂けるようにご配慮下さっています
愛犬愛猫の為に、信頼出来る獣医師さんをしっかりと見つけてあげて下さいね

A動物病院の看板犬は、たまに登場するバーニーズ・マウンテンドッグの武蔵君と小雪ちゃん


45キロ以上の図体がデカイ割に、ちょっと気弱な武蔵くん。


挨拶した途端に、ノアルに一喝かまされて‥遠くから様子を伺ってます


小雪ちゃんは、とってもお転婆娘。
39キロのムチムチボディでど~~んと甘えてくるので、重い‥


ルイには出会った時から教育的指導をされているので、基本的に服従姿勢です


でも、遊んで貰いたくて~~~ちょっかいかけまくり




微妙な雰囲気を醸し出す、ノアルと小雪ちゃん


家と同じように、遊ばないでくれる?小雪ちゃんも入りたいって~。
注射接種後なんだから、今日は安静だぞっ


先月、1頭出産予定だったので、今回可愛いベビーに出会えるかな~~っと楽しみに行ったんですが‥。
残念ながら死産だったそうです
また次回の妊娠を期待しましょう

今年の注射済み票は黄色門票も黄色


ルイには一昨年と去年のもずっと首輪に付けていましたが‥もう外そうね。

『ルイねぇちゃん、また顔になんか貼りつけられてんで』

ノアルにもしてやろうと思ったけど‥流石に拒否られたので、手の上において「待って」

そんなに嫌なオーラ出さないでよっ。

2匹の手の大きさ~こんなに違います毛がボーボーなのが気になさらずに


ルイちゃん体重25キロ。
ノアルちゃん体重2.3キロ。安定しています
これで狂犬病は、今年1年も安泰です

獣医師を教育する

2010年04月23日 20時05分32秒 | 動物病院にて
奈良県O動物病院の院長から‥『家庭犬のしつけ』をテーマに新人獣医師教育のセミナーを担当せよとの指令が発令されました

奈良動物臨床研究会は、若手の院長が集まって結成された団体です。
こちらで獣医師が集まって行われるセミナーだそうで。

臨床獣医師は、躾や行動学に詳しくない先生方も多くいらっしゃいます。
私も大学で習ったのって牛や馬を始めとする家畜が主だったし、ましてや犬のしつけなんて全くもって習わなかったもんね‥

獣医師の心のない言葉や治療によって、救いを求めて私の元へ転院されてくる場合も少なくありません。
動物病院でのしつけアドバイスのレベル向上も、私の使命のひとつであると思っています。
ちょっと大変だけど、受けねばなるまい
これを機に、動物病院スタッフ全員のレベルアップも院長から指導を貰えたので、近隣病院のスタッフも集めて勉強会も開催出来ることになりました
動物病院でのしつけのアドバイスも‥もっと身近になることを祈って

デビちゃんにも教育中~~
同時にノアルにも、デビちゃんの言う事も聞かなければならないことを教育していることになります。


ちょっとまだルイは扱えませんが‥

一応アイコンタクトはしている模様
『オヤツくれ~~~』
こうやってみると‥やっぱりルイは大きく見えるね


鳥獣保護

2010年03月02日 19時13分25秒 | 動物病院にて
各地方自治体によって制度は様々なようですが、奈良県では負傷したり弱っている野生鳥獣を見つけた場合は、指定動物病院に持ち込まれます。
O動物病院は、野生鳥獣保護の指定動物病院なので、出勤すると野生鳥獣が居たりします。
持ち込まれるのは、タヌキ・カラス・カワセミ・スズメなど。
先日は、カモが居ました
エキゾチック・アニマルに得意な先生もいらっしゃって、カモの処置が行われ、院内の処置台の流しに水を張って貰って、水浴び出来るほどに


元気になっていく様子を見れるのが、幸せなことですね

このカモはもう飛べないので、自然に戻すことは出来ません。
一般に野生鳥獣を飼育することは禁止されています。
奈良県では野生に戻せない場合は、登録制のボランティアによって生涯飼育されることになり、このカモも後にボランティアに引き取られたようです。

その後、サギが入院していました。

ちょっと弱っているので‥回復は難しいかもしれませんね


基本的に、傷病鳥獣を見つけた場合ですが、野生動物にとって捕獲されることは「死」を意味しますので、ショック死したり襲ってくることもあります。
自力で回復する場合もありますので、救護が必要かどうかを見極めて、安易に保護するのは止めて下さいね
また、野鳥のヒナの場合は、飛行練習中の場合もあり、親鳥が傍にいる場合もあります。
「救護」のつもりが「誘拐」になってしまわないように、怪我をしている様子がない場合は、そっと立ち去って下さい



『as』掲載

2010年02月21日 20時08分08秒 | 動物病院にて
動物看護師の専門雑誌で有名な『as』2月号に、奈良県O動物病院が特集で掲載されました


こちらの病院での私の立場は行動クリニックを担当する非常勤獣医師なのですが、院長夫人から「スタッフとして集合写真に納まるように」とのお達しがあったので、取材日に出勤してきました。

どうせ雑誌に載せて貰うならとルイとノアルも同伴です
ルイちゃん良い笑顔で納まりましたノアル‥横向いてるぅ

8ページカラーで特集されるなんて、凄いですね


機材設備の紹介ページで‥たまたまICUの上段が空だったので。
ノアル投入されました


この雑誌は、獣医師以外の病院スタッフの為のものなので、看護師6名、トリマー4名、受付2名の活躍ぶりが紹介されています


好きな動物に携われる仕事‥って憧れて選択する若い方々もいらっしゃるでしょう。
でも‥動物病院の仕事は本当に厳しいものです。
それでも、自分のやりがいを見つけて日々奮闘する彼女達は、本当に素晴らしい


動物病院を身近に感じて、愛する動物達の為に、ご利用くださいませ



ノアル予防接種

2010年02月04日 19時57分04秒 | 動物病院にて
火曜日、ノアルの予防接種に行って来ました。
沢山の動物病院に出没させて頂いていますが、私は宝塚のF動物病院をノアルとルイの主治医さんと決めています。

院長先生とは、奈良県O動物病院で出会いました。
どんな時でもじっくり誠実でかつ丁寧に診て、色々な提案をして下さるのでとっても頼りにしています
初めて奥様に出会った時も素敵な方で、このご夫婦ならなんか安心って直感したのもあるかもしれません

ちょど診察中のワンちゃんが1匹。
誰もいないのをいいことに、自由に振る舞うルイ
『ここの受付から出入りするんだよねっ』

そこはスタッフだけの出入り口なのよっ
お母さんもお客の癖に勝手気ままに出入りしちゃうけどさっ

『鼻で押したら、反動で開くんだよ~ん』


待合室の今週のベスト・ショット掲示板には、ルイとノアルも掲示して下さっています
ケンケンキッズさんの『いぬのえ工房』のお葉書も張って下さってますよっ


診察中だったのは、グースだ~~
ワクチン頑張ったから、ご褒美だって

2年ぶり??相変わらずのハイ・テンション
わさわさ動き回るので、ノアル『あんた何よ』モード全開
ガルガル吠えまくるでも、全く無視のグース‥なんだこの2匹は

院長を挟んで、グースとノアルがバトル

ルイはただ嬉しいだけ

グースさいなら~
さっ。ノアル、あんたもワクチンだよっ
『えっ
さっきグースにあれだけガルガル言ってた癖に‥診察台に乗せたら「まな板の上の鯉」に


『お母たん‥帰りたいでしゅ』


『これからチックンされるんやでぇ~~~』ルイ他人事


先生まだかいね~~


まずは全身を診察して貰って~。

体重は2.25キロです。

膝蓋骨脱臼を持っているノアルなので‥お膝のチェックは念入りに。
レベルはグレードⅡですグレードⅢに進行する気配があれば手術しようと思っています。

ノアル、非常に診察には協力的

糞便検査中。
『ノアルのウンに何かある~?』ルイ徘徊し過ぎ


さて、いよいよお注射ですよ

奥様にしっかり抱っこしてもらって。

『うにゃぁ~~~~~
ノアル‥撃沈目剥いてますな。


『ノアルだけ抱っこズルイ』これこれルイちゃん


お次はルイちゃん。冬に何故か体重増加するルイ。前回25.5キロでしたが、今回は24.95キロに減っていました。もうすぐ春

これこれっ
診察台に乗ってまで、凹んでるノアルにちょっかい出さないのよ

ルイちゃん、皮膚はそんなに強くないので、冬に少し化膿湿疹が出る傾向にあります。

お腹に湿疹が出来てるので、先生にも確認して貰いました。

凹んだノアル‥復活

後ろから「そいつがチックンしたヤツやでぇ」と囁く私悪魔

さて。
帰ろ~~ルイちゃんバイバイ
『え私も帰るぅぅぅぅ』


奥様はトリマーさんですので。
たまにはプロの方にお願いして、部分カットをして貰っています。
「あんたは今からシャンプーよ」と言い放って夜まで放置しました

今回もお世話になりましたまた邪魔しに伺いま~す







飼主を襲った猫

2009年11月26日 21時14分40秒 | 動物病院にて
あれは5年前。
問題行動クリニックを始めたばかりの頃でした。
「猫を捕まえて欲しい」との依頼が動物病院に入りました。
聞けば、アメリカンショートヘアの猫ちゃんが、飼主さんを襲い、台所に篭城しているとか

他の病院スタッフは忙しく、結局私一人で捕獲に向かいました。
当時はデビル妊娠中怪我をしたら大変な身体なのに、一人で行かせるって院長ってば鬼よね

たどり着いたのは、大きな一軒家。
飼主さんは恐怖で自分の部屋に閉じこもっておられ、台所と言っても20畳以上あるこんな広い場所での捕獲は一人で無理
格闘しながら6畳間に追い詰めました。
が、完全な攻撃態勢で手出し出来ず‥

普通は‥恐怖などから攻撃態勢になるものですが、この猫ちゃんは最初から飛び掛ってくる姿勢を崩さない状態でした。威嚇‥なんてものではなく、結局捕獲は断念。
精神安定剤を処方し、翌日に捕獲しました。

その後、数度のカウンセリングを行いましたが、攻撃のきっかけが全く掴めませんでした。
家でいつ猫に襲われるかという不安で、生活も儘ならない飼主さん‥。
カウンセリングなどを行いながら、生活環境を見直しましたが、結局半年の間に3度襲われる結果に
その為、一度動物病院で預かり、様子を探ることにしました。

問題猫のラブちゃん


結局、飼主さんの希望もあり2ヶ月間預かりましたが、その間スタッフに攻撃的な態度は示さず。(嫌なことをすると怒るタイプではありますが‥)

猫は、犬と違って単独生活する動物なので、上下関係など重んじる犬のようにトレーニングを活用することが難しいのが現状です。
勿論、ある程度の躾は出来るんですが。
最終的には、犬歯切除、爪抜去、安楽死などの提案をしましたが、飼主さんはどれも選びきれず‥「猫好きな方の家の前に置いてきたい」等と言い出す始末
「動物の遺棄は犯罪ですよ」と何度もお話しましたが、ラチがあかないので飼主の権利を放棄して頂いて‥結局O動物病院の猫となりました

あれから5年‥。
一度たりともスタッフを攻撃したことはありません


休憩時間には、スタッフルームで一緒に寝たり‥とゆったりと生活しています。
現在7歳。
でこっぱちラブちん




犬猫の気持ちが分かれば‥ラブちゃんの気持ちも理解してあげれるのにな。
物言わぬ動物の不思議は、果てしない。

以前も紹介しましたが、私達の理解出来ない何か‥飼主さんとの相性の悪さ。
そんなものが影響している事も、実はあるように思えた症例です。

ぶさかわ?

2009年11月23日 18時58分17秒 | 動物病院にて
か・怪獣


いえいえ。ブル・ドッグの『オーディー』君です
フラッシュ焚いたら、凄い写り方しちゃいました
ただ今、O動物病院に入院中。

こ~~んなお顔ですが、とっても性格はキュート
ただ、うふふと嬉しくなると、靴にじゃれ咬みしてくるので、危険危険
ブルドッグの顎の力は強烈ですもんね

『男前に写してよね』む・無理かもぉ



頑張ったね‥ごう君

2009年11月12日 20時05分10秒 | 動物病院にて
動物病院で勤務していると、悲しい出来事に遭遇することは珍しいことではありません。
先日来院されたのは、M.ダックスのごう君でした。

来院された理由は、後躯麻痺。
様々な病気の疑いがありますが、M.ダックスと言えば「椎間板ヘルニア」の多い犬種。
突出した椎間板によって、脊髄が圧迫され、圧迫された以降の神経が麻痺をする病態です。
単純なレントゲン写真では、詳細が分からない場合もある為、高度医療設備のある病院を紹介し、MRIを取ることになりました。

MRIの予約が取れたのは3日後。
その予約当日の朝‥ごう君が再度来院されました。

3日前には、麻痺は後肢だけでなんとか前肢を使って歩いていたのに‥すでに全く動けず、起き上がることも出来なくなっていました

麻痺が進行しています‥これは「脊髄軟化症」の疑いが強くなりました。
痛みもかなり強く、飼主さんの手を咬むなどの普段見られない行動も‥。

「脊髄軟化症」の場合は、治す手立てはありません‥。
通常、2・3日で死に至ると言われています。
すでに痛みと戦っているごう君にとって、遠方の病院への移動と麻酔の負担をさらにかけるか‥ということが飼主様と話し合われました。
それでも、飼主様は、手術適応となる「椎間板ヘルニア」であることを信じて、病院へ向かわれることになりました。

飼主様が準備をしに一旦帰宅をされ、病院でお預かりした時の写真です。

痛みと戦いながら、何かを訴える目で、私を見つめてくれました。
何もしてあげれることはありません‥。
ただ、痛みが少しでも楽になりますように願いながら‥頬だけを、撫でさせて貰いました。
ごう君は静かに、その行為を受けて入れてくれました。有難う。

精密検査の結果。
「脊髄軟化症」の疑い。手術適応不可。48時間以内に死亡する可能性大。

ごう君はその3日後に、家族に見守られ息を引き取ったそうです。
まだ5歳でした。



いずれ来る愛犬との別れ。
その日まで。
大切に、大切に‥時を刻みたいものです。

同伴出勤

2009年10月29日 20時17分29秒 | 動物病院にて
あちこちにお仕事に行かせて頂いている私ですが、いつもいつも犬連れという訳ではありません。
先週のM動物病院の出勤は、ノアルだけ連れて行きました。

お昼休みのお仕事中‥ちゃぁんとお椅子で傍に居てくれます。


診察中はケージの中‥お利口で待っていますが、やっぱり傍がいいんだよね


M動物病院のウサギ、ルビちゃんに興味深々のノアルん

普通、ウサギは臆病な動物なので、犬を見ただけでショックを受けることもあるんですが‥。
来客の度に大騒ぎする同居犬ルナちゃんに教育?されて、どんな犬を見ても、まぁったく動じないルビちゃんなのです

ちょっと看板犬らしい振る舞いをして頂戴ルナちゃん