労務理論学会(第30回)全国大会は、2020年12月6日(日)にオンライン開催。
労務理論学会第30回全国大会・報告(論題)
・第1報告
論題:「外国人労働者の早期離職の原因-TEA分析方法を用いて-」
報告:閻 亜光(立命館大学大学院)
・第2報告
論題:「アメリカにおける”Union Free(労働組合なし)”哲学の実践」
報告:平川 宏(JFEライフ株式会社)
・第3報告
論題:「スウェーデンの賃金交渉における数値なし協約の広まりとその意味」
報告:岸田未来(立命館大学)
・第4報告
論題:「がん治療と就労の両立支援に関する調査研究-『がんアライアワード』受賞企業の分析を中心として-」
報告:守屋貴司(立命館大学)、岩田佑介(立命館大学客員教授、社会保険労務士資格保有)
労務理論学会全国大会の4報告予稿は労務理論学会会員であれば読むことができるので、第1報告「外国人労働者の早期離職の原因-TEA分析方法を用いて-」(閻亜光・立命館大学大学院)と第4報告「がん治療と就労の両立支援に関する調査研究-『がんアライアワード』受賞企業の分析を中心として-」守屋貴司・立命館大学、岩田佑介・立命館大学客員教授・社会保険労務士資格保有)を読ませていただいた。
コロナ禍の中で状況は大きく一変したが、第1・第4報告とも予稿では特にふれられていなかった。この点については、大会当日の報告においてフォローしていただけるものと思う。
なお、第1報告の論題(副題)は「TEA分析方法を用いて」とあるが、加藤雄士氏の研究ノートによると「TEA (複線径路等至性アプローチ:Trajectory Equifinality Approach) は, 個人の人生径路を可視化する研究法や人間の態様をオープンシステムに基づき記述するための分析ツール」とされている。
アクティブ・ラーニングに関する一考察 (1)人材開発論の講義における TEA の活用事例(PDF)
また、第4報告の論題(副題)は「『がんアライアワード』受賞企業の分析を中心として」とあるが、「がんアライアワード」は「がんを治療しながら働く人を応援する団体を表彰するもの」。目的は「企業にがん罹患者が働きやすい職場の要件を認識していただき、社内施策の推進にご活用いただくこと」、「企業の取り組みを表彰することで、がん罹患者が働きやすい職場づくりを応援すること」、「募集した取り組み事例の中から、グッドプラクティスを可能な範囲で公開して、広く社会に認識していただくこと」と「がんアライアワードホームページ」には記載されている。
がんアライアワード・ホームページ
労務理論学会とは
労務理論学会は「批判的精神に立脚しながら、人間らしい経営労務を求めて、理論と実際を研究する学会」(労務理論学会ホームページより抜粋)であり、日本学術会議の協力団体。
労務理論学会理事会は「全会一致で内閣総理大臣による第25期日本学術会議会員候補の任命拒否に対して抗議の意を表明」(労務理論学会ホームページより抜粋)し、「日本学術会議会員候補の任命拒否に対する声明」(2020年10月5日 )を労務理論学会ホームページ上で公開している。
労務理論学会(旧サイト)
労務理論学会(新サイト)
*労務理論学会は労務理論学会全国大会後新しいウェブサイトの運用を開始。(追記、2020年12月11日)
機関詳細 - 労務理論学会(学会名鑑)
日本学術会議会員候補の任命拒否に対する声明
労務理論学会理事会は全会一致で、内閣総理大臣による第25期日本学術会議会員候補の任命拒否に対して抗議の意を表明します。
日本学術会議法では、(1)日本学術会議は、優れた研究又は業績がある科学者のうちから会員の候補者を内閣総理大臣に推薦し、これに基づき内閣総理大臣が任命すること、(2)その職務は、独立して、科学に関する重要事項を審議しその実現を図ること、及び科学に関する研究の連絡を図りその能率を向上させることであると、定められています。
今回行われた6名の会員候補の任命拒否は同法の規定を逸脱するものであり、学問の自由を脅かすものと危惧します。
労務理論学会理事会は、日本学術会議の協力団体として、6名の会員候補を速やかに任命するよう内閣総理大臣に求めます。(労務理論学会ホームページより抜粋)
労務理論学会第30回全国大会・報告(論題)
・第1報告
論題:「外国人労働者の早期離職の原因-TEA分析方法を用いて-」
報告:閻 亜光(立命館大学大学院)
・第2報告
論題:「アメリカにおける”Union Free(労働組合なし)”哲学の実践」
報告:平川 宏(JFEライフ株式会社)
・第3報告
論題:「スウェーデンの賃金交渉における数値なし協約の広まりとその意味」
報告:岸田未来(立命館大学)
・第4報告
論題:「がん治療と就労の両立支援に関する調査研究-『がんアライアワード』受賞企業の分析を中心として-」
報告:守屋貴司(立命館大学)、岩田佑介(立命館大学客員教授、社会保険労務士資格保有)
労務理論学会全国大会の4報告予稿は労務理論学会会員であれば読むことができるので、第1報告「外国人労働者の早期離職の原因-TEA分析方法を用いて-」(閻亜光・立命館大学大学院)と第4報告「がん治療と就労の両立支援に関する調査研究-『がんアライアワード』受賞企業の分析を中心として-」守屋貴司・立命館大学、岩田佑介・立命館大学客員教授・社会保険労務士資格保有)を読ませていただいた。
コロナ禍の中で状況は大きく一変したが、第1・第4報告とも予稿では特にふれられていなかった。この点については、大会当日の報告においてフォローしていただけるものと思う。
なお、第1報告の論題(副題)は「TEA分析方法を用いて」とあるが、加藤雄士氏の研究ノートによると「TEA (複線径路等至性アプローチ:Trajectory Equifinality Approach) は, 個人の人生径路を可視化する研究法や人間の態様をオープンシステムに基づき記述するための分析ツール」とされている。
アクティブ・ラーニングに関する一考察 (1)人材開発論の講義における TEA の活用事例(PDF)
また、第4報告の論題(副題)は「『がんアライアワード』受賞企業の分析を中心として」とあるが、「がんアライアワード」は「がんを治療しながら働く人を応援する団体を表彰するもの」。目的は「企業にがん罹患者が働きやすい職場の要件を認識していただき、社内施策の推進にご活用いただくこと」、「企業の取り組みを表彰することで、がん罹患者が働きやすい職場づくりを応援すること」、「募集した取り組み事例の中から、グッドプラクティスを可能な範囲で公開して、広く社会に認識していただくこと」と「がんアライアワードホームページ」には記載されている。
がんアライアワード・ホームページ
労務理論学会とは
労務理論学会は「批判的精神に立脚しながら、人間らしい経営労務を求めて、理論と実際を研究する学会」(労務理論学会ホームページより抜粋)であり、日本学術会議の協力団体。
労務理論学会理事会は「全会一致で内閣総理大臣による第25期日本学術会議会員候補の任命拒否に対して抗議の意を表明」(労務理論学会ホームページより抜粋)し、「日本学術会議会員候補の任命拒否に対する声明」(2020年10月5日 )を労務理論学会ホームページ上で公開している。
労務理論学会(旧サイト)
労務理論学会(新サイト)
*労務理論学会は労務理論学会全国大会後新しいウェブサイトの運用を開始。(追記、2020年12月11日)
機関詳細 - 労務理論学会(学会名鑑)
日本学術会議会員候補の任命拒否に対する声明
労務理論学会理事会は全会一致で、内閣総理大臣による第25期日本学術会議会員候補の任命拒否に対して抗議の意を表明します。
日本学術会議法では、(1)日本学術会議は、優れた研究又は業績がある科学者のうちから会員の候補者を内閣総理大臣に推薦し、これに基づき内閣総理大臣が任命すること、(2)その職務は、独立して、科学に関する重要事項を審議しその実現を図ること、及び科学に関する研究の連絡を図りその能率を向上させることであると、定められています。
今回行われた6名の会員候補の任命拒否は同法の規定を逸脱するものであり、学問の自由を脅かすものと危惧します。
労務理論学会理事会は、日本学術会議の協力団体として、6名の会員候補を速やかに任命するよう内閣総理大臣に求めます。(労務理論学会ホームページより抜粋)